インサイド

6月15日 フェンディ三浦翔平——華やかさを秘めたモダニティ　三浦翔平さんが佇むのは、トスカーナ州の「フェンディ ファクトリー」の屋上に広がるルーフガーデン。自然豊かな土地に立つファクトリーでは、「フェンディ（FENDI）」のバッグをはじめレザーグッズが製造されています。周りには7ヘクタールに及ぶ緑地が広がり、700本ものオリーブの木が植えられているそう。三浦さんは会場内で韓国の人気グループ、ザ・ボーイズ（THE BOYS）のジュヨン（JuYeon）さんとツーショットを撮影。実際に製品を作っている工場の中で、各国のセレブリティとのグリーティングを楽しんでいました。　ショーでは、フィナーレでアーティスティック ディレクターのシルヴィア・フェンディ（Silvia Venturni Fendi）がファクトリーのスタッフと一緒にランウェイを歩く姿に感動したそう。三浦さんがこの日着用していたのは、2023年秋冬コレクションのスーツ。ラペルに装飾が施されたジャケットを華やかに着こなし、ソフトトランク バゲットをアクセントに。「FF」ロゴをあしらったデザインがモダンなムードを引き立てます。6月16日 プラダ坂口健太郎——個性が滲むミニマリズム　「プラダ（PRADA）」のブランドアンバサダーである坂口健太郎さんがショーに出席するのは、先シーズンに続き2回目。会場であるプラダ財団に到着すると、周囲から歓声が上がりました。フロントロウでは、イギリスの人気俳優 ルイス・パートリッジ（Louis Partridge）と隣同士の席で挨拶を交わす姿も。ショーでは天井から液体が垂れて透明な壁を作るという演出を体験し「前回とは全然違う雰囲気で、毎回アップデートされていく印象を受けました」と語りました。　この日は、2023年秋冬コレクションからセレクトしたベージュの襟付きカーディガンを着用。前回のショーを見た時から気に入っていたアイテムだそう。エナメルメタルのトライアングルロゴをあしらった白いインナーもアクセントになっています。6月18日 トッズ町田啓太——無駄を削ぎ落としたエレガンス　念願のイタリアに初めて訪れたという「トッズ（TOD’S）」フレンズの町田啓太さん。その姿は、ミラノ市内のヴィラ・ネッキ・カンピリオにありました。「イタリア最高ですね。初めてがミラノで行われるトッズのプレゼンテーションということに幸せを感じています」。伝統的なイタリアの庭園をイメージした会場で発表された新作の中で町田さんの目に止まったのは、細身のパンツとシューズ全般。エッセンシャルなタッチで再解釈されたクラシックアイテムは、よりリラックスした雰囲気を醸し出しています。ブランド・ジェネラル・マネージャーのカルロ・アルベルト・ベレッタ（Carlo Alberto Beretta）との記念撮影では笑顔で会話を交わしていました。　この日は2024年春夏コレクションをいち早く着用。余分なものを省き、デザイン性を際立たせたウェアは端正な町田さんのイメージにぴったり。ローファーにもベルトにもトッズの「T」のモチーフがあしらわれ、シンプルなスタイリングのアクセントになっていました。イタリアのクラフツマンシップが注がれたシンプルで上質なスタイルが、着る人の品性を映し出します。 6月19日 ジョルジオ アルマーニ生田斗真——艶やかなネイビーを主役に　ミラノファッションの中心地、モンテナポレオーネ通りの近くに建つ「アルマーニ ホテル ミラノ」に姿を見せ、近隣に位置するアルマーニのアトリエ兼シアターに向かう生田斗真さん。映画祭などで訪れたことがあるヨーロッパの中でも、ミラノは初。ショーへの出席も初めてとなりました。「ジョルジオ アルマーニ（GIORGIO ARMANI）」は舞台挨拶といったステージ上で着用する機会が多いそう。2024年春夏コレクションのショー会場では、オスカー俳優のブレンダン・フレイザー（Brendan Fraser）との会話を楽しむ場面も。ショーの後はアルマーニ氏と挨拶や握手を交わしていました。新作コレクションについては「上質で爽やかなムードが素晴らしかったです。次の夏が楽しみになりましたね」と語ってくれました。　この日着用したのは、2023年春夏シーズンのアルマーニを象徴するネイビーカラーのセットアップ。光沢感のあるジャカードの細やかなプリントが、ミラノの石畳に映えます。ジャケットの袖をロールアップしたり、ネクタイの代わりにスカーフを結んで、ドレッシーかつリラクシングなスタイル。会場周辺では待ち構えていたフォトグラファーらの撮影に応えていました。6月19日 ゼニア磯村勇斗——奔放かつエフォートレスな美しさ　磯村勇斗さんは今回、ミラノにある「ゼニア（ZEGNA）」のフラッグシップストア本店、そしてアーティスティック ディレクター アレッサンドロ・サルトリ（Alessandro Sartori）が生まれ育った場所であり、ブランドの本拠地でもある「オアジ・ゼニア」を訪れたそう。2024年春夏コレクションは、ミラノの中心部にある歴史的なサン・フェデーレ広場で開催。イタリア語で「リネンのオアシス」を意味する「L’OASHI DI LINO」をテーマに、自然を愛する創業者の足跡を辿る内容に。　この日は、2023年春夏コレクションからセレクトしたダストピンクのオーバーシャツを素肌にまとったスタイル。素材の上質さと無駄のないフォルムはゼニアならでは。ミラノのシンボルとも言えるショッピングアーケード「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」に佇む姿からは、エフォートレスな美しさと奔放な魅力が感じられます。　同じ時にミラノに訪れていた生田斗真さんと磯村勇斗さん。映画「渇水」で共演した2人はガレリアで落ち合い、一緒にジェラートを食べながらミラノの街を満喫したようです。

Fashion

日本から俳優5人がイタリアへ　ミラノ&トスカーナでスナップ

ネロリ・ポルトフィーノ地中海の爽やかな空気と甘さが引き出す大人の余裕　正統派のセットアップスタイルはマットなきらめきのシャンパンゴールドでエッジを効かせて。パーソナリティを引き立てるオン・スタイルには、照り輝く陽の光と空気が心地いい季節に、フレッシュな香りがマッチする「ネロリ・ポルトフィーノ」をスタイリング。軽やかな気持ちで街に繰り出して。　コレクションの中で最も人気のあるフレグランスのひとつ「ネロリ・ポルトフィーノ」。イタリア・リビエラ地方、コバルトブルーの地中海を思い描き、クールなそよ風、弾けるような水しぶき、青々と茂るフレッシュな木々の緑を閉じ込めた。チュニジアン ネロリやシシリアン レモン、ウィンター イエロー マンダリンなどが弾けるように香り立ち、時間が経つほどにラベンダーやオレンジ フラワー、ローズ マリー、アンバーが優しく包み込む。爽やかなだけではない穏やかな甘さは、シックなオン・スタイルと調和し、余裕のある大人の表情を引き出す。　磯村さんは直感的にネロリ・ポルトフィーノは自分にフィットすると感じたそう。「まずはネロリやシトラスがジューシーなんですが、爽やかで甘さもあり、心が安らぐような穏やかなムードも感じる。ずっとつけていたくなるような心地よさですね。包み込んでくれるような柔らかさがあるので、まさにオンのシーン、少し緊張感のある仕事の場面で軽くまとったら、自分を落ち着かせてくれるんじゃないかな」。　「実は香りフェチなんです」と語る磯村さん。「リビングは気分によっていろいろな香りを試しますし、寝室にはリラックスできるような香りを置きます。香りが加わるとグッとコーディネートが締まる感じがするんです。ふわっと香りのベールに包まれるように、心地よい程度につけるのが自分のスタイルですね」。Check to ネロリ・ポルトフィーノソレイユ ネージュ太陽の凛としたきらめきと温もりが際立つタイムレスな表情　タイムレスなモノトーンのスタイルは、目には見えない香りのベールによって、より印象深く記憶に刻み込まれる。「ソレイユ ネージュ」は肌の温もりとなめらかになじみ、その人が持つ魅力的な個性を引き立たせる。　洗練された凛とした甘さの「ソレイユ ネージュ」は、太陽の光が雪に反射するように、キラキラとした情景を描き出す。ベルガモットとキャロット シード、そしてジャスミン グランディフローラムのフレッシュグリーン ノートで幕を開け、ひんやりと冷たさを醸し出したと思えば、シスタス ラブダナムのウッドやはちみつ、クリーミーなバニラが奥深くスイートなムードを宿す。　「ソレイユ ネージュからは、白銀の雪が太陽に照らされて輝いて、ゆっくりと溶けていくような情景が想像できるんです。フレグランスで本当にシーンを表現できるんだと実感できた、僕にとって特別な香りですね」。ネロリ・ポルトフィーノとはニュアンスが異なる甘さを堪能した磯村さん。「すっきりとした甘さでとても上品なので、これからの季節にも合うと思います。香りが肌になじむ感覚があるんですよね。ジャケットを脱いで、ふわりとこの香りが広がったら素敵じゃないですか？」　普段の生活ではさまざまな香りを楽しむ磯村さん。ただ、役作りでは“自分で香りを作り出していく”そう。「演技をする時は、あえて何もつけません。役を演じながら、香りも含めてキャラクターが醸し出すムードを作り上げていくというか。見る人が、この役はどんな香りが漂っていそうか、想像してもらうのも作品を楽しむひとつのポイントになりますよね」。Check to ソレイユ ネージュWhat is “FRAGRANCE STYLING”？　異なる2つの香りを組み合わせてフレグランスを“スタイリング”する、トム フォード ビューティ独自のメソッド。ユニークな香り同士を重ね合わせることで、まだ見ぬ新しい自分の魅力との出会いのきっかけに。その日の気分やムードによって、コーディネートを考えるのと同じように、香りのスタイリングを楽しんで。　「ネロリ・ポルトフィーノ」と「ソレイユ ネージュ」が生み出すのは、より一層輝くフレッシュさ。爽やかで上品な甘さは、香りが重なることで深みが増し、ひとたび香ればとりこに。2つの香りのフレグランス スタイリングを体験した磯村さんも「異なる香りを重ねてつけるのは初めての経験でしたが、それぞれの特徴を残しながら香りの奥行きがぐっと増して、包み込んでくれるような感覚です。一言では表現できないような、多面的な魅力があって唯一無二の香りですね」と楽しみました。TOM FORD 's PRIVATE BLEND　圧倒的なファッションクリエイティブで人々を魅了してきたトム・フォード。その独特のセンスは香りのクリエイションに対しても、揺るがない。「プライベート ブレンド」は、そんなトム・フォードの美意識と理念を香りで表現する究極のフレグランス コレクションだ。「ネロリ・ポルトフィーノ」と「ソレイユ ネージュ」のほか、「ウード・ウッド」「ロスト チェリー」「ビター ピーチ」は、コレクションを象徴する香りとして、新たな自分に出会う香りの旅へと誘ってくれる。ウード・ウッド　古くから寺院での儀式に用いられ、心と体、魂までをも魅了してきたウード。貴重なウードが織りなすエキゾチックな魅力に、カルダモンやサンダル ウッド、ベチバーなどがスモーキーな深みを加え、トンカ ビーンやアンバーが温かさと官能性を添える。 ロスト チェリー　香り高いアンバー グルマン ノートの「ロスト チェリー」。一見キャンディのように陽気にきらめくかと思いきや、蜜を滴らせる甘い果実が艶っぽく、相反する二面性を描き出す。ブラック チェリーやグリオット チェリーが芳醇な甘さを演出し、ビター アーモンドやロースト トンカが深みを添え、視線を惹きつける。 ビター ピーチ　実りのピークを迎えた熟れた桃のネクターがあふれ出る瞬間を捉えたかのような、色気に満ち挑発的なフルーティ フローラル シプレー。官能的な甘さにカルダモン オイルによるゴージャスなスパイス感が加わり、センシュアルな香りの残像がいつまでも漂う。 ウード・ウッド オード パルファム スプレィ 50mL 3万7180円、30mL 2万3100円ロスト チェリー オード パルファム スプレィ 50mL 4万9500円 、30mL 3万250円ビター ピーチ オード パルファム スプレィ 50mL 4万9500円、30mL 3万250円Check to PRIVATE BLENDOther FRAGRANCE STYLINGs ウード・ウッド × ロスト チェリー　ロスト チェリーが持つ華やかでフルーティな甘さに、ウード・ウッドのスモーキーな香りが重なり洗練された印象に。ワイルドな一面に密かに甘さをめぐらせ、魅力的な危険なムードが際立つ。 ウード・ウッド × ビター ピーチ　ウード・ウッドの印象的な側面が、濃密な桃の豊かでジューシーな甘さと混ざり合い、大胆で独創的な香りへと変貌を遂げる。香ばしく官能に満ちた香りが広がる。

TOM FORD

Beauty

TOM FORD with 磯村勇斗　プライベート ブレンドの香りで新たな自分に出会う

　DIESEL GINZAは、昨年10月京都にオープンしたDIESEL京都と同様グレン・マーティンスがディレクションしたフラッグシップストア。銀座駅に近接する銀座マロニエゲート1にオープンした。　自然光を取り入れるガラス壁と店内を囲うように配置されたメタルラックが象徴的な1階部分では、ウィメンズアイテムを中心に展開。6月に東京で行われた2022年秋冬コレクションのランウェイで披露した「レッドルック」をはじめ、ブランドの新アイコンとしてユース世代から支持される「D」ロゴが特徴的な「ワンダーバッグ（1DR BAG）」や、年代ごとにムードやトレンドをグレン・マーティンスの解釈によって表現したデニムシリーズなどが並んでいる。「インパクト抜群の外装、モダンでインダストリアルなモジュール、鏡張りの階段、全てにこだわりが詰まっていて、新生ディーゼルの世界観に引き込まれました」-磯村勇斗-　地下1階では、ディーゼルの新アイコンであるヒーロースニーカー「THE PROTOTYPE」やコレクションピースなどメンズアイテムをラインナップ。赤の樹脂でコーティングされたファニチャーや、椅子からカーテンまで赤一色で構成されたフィッティングルームなど、随所にグレン・マーティンスのこだわりを感じさせる内装に仕上がっている。　「グレン・マーティンスの審美眼によって新章を迎えたディーゼルを体現するDIESEL GINZAに是非足を運んでみてください」-磯村勇斗-Photo：SUGURU TANAKAVideo：@GAKUYENStylist：TOM KASAIHair：MASAKI TAKADAMake-up：MARINO ASAHI(Y's C)

特集一覧タグ「磯村勇斗」の記事一覧

特集一覧タグ「磯村勇斗」の
記事一覧