インサイド

レザーバッグビューティフルピープル　「ビューティフルピープル（beautiful people）」のシグネチャーアイテムであるライダースジャケットをモチーフにしたショルダーバッグ。ジャケットに使用されるレザーと同様のものを使用し、ポケットやジップなどモチーフを忠実に再現するなど、細部にわたるこだわりが光るアイテム。スタイリングにアクセントをプラスしてくれる、程よく太めのストラップも◎。　前述のアイテム同様、ライダースジャケットをモチーフにしたバッグ。定番のブラックとはがらっと印象が異なるシルバーを採用したハンドバッグは、デイリー使いにぴったりなサイズ感とジャケットを再現したベルト部分のディテールが魅力的。柔らかな風合いのシープレザーにシルバーの箔加工した素材は、高級感のある表情と使うたびに手元に馴染んでいくしっとりとした質感が特徴です。ビエダ　ミニマルな佇まいが目を惹くショルダーバッグは「ビエダ（BIEDA）」から。ブランドのロゴすらも入らないシンプルなデザインと、傷が目立ちにくくタフに使えるしっかりとしたスプリットレザーの質感が魅力的なショルダーバッグは、コンパクトな見た目ながら高い収納力を備え、デイリー使いにぴったりです。　すっきりしたスマートなシルエットが特徴的なトートバッグ。他のブランドでは見られない究極に薄型のデザインを採用したトートバッグは、ノートパソコンを収納するのに最適なサイズ感で、毎日の出勤や通学の際に重宝すること間違いなし。取り外し可能なショルダー付きなので、スタイリングやシーンに合わせて持ち方を変えてみて。ケンブリッジ・サッチェル　イギリスで古くから愛されていたスクールバッグをモチーフにした「ケンブリッジ･サッチェル（CAMBRIDGE SATCHEL）」のミニバッグ。厚みのある上質なレザーを丁寧に仕上げ、クラシックかつ上品な雰囲気の漂うアイテムは、いつもの着こなしにプラスするだけで、気品を帯びた秋冬ムードへとアップデートしてくれます。定番のブラックもいいですが、今年はパーツごとに色味が異なるマルチカラーがおすすめ。イギリスらしさを感じさせるモダンな配色が魅力的なアイテムです。　ブランドのシグネチャーとして知られるポートレートバッグを、日常使いしやすいように一回り小さくしてアップデート。背負って持ち運ぶのはもちろん、手持ちのハンドバッグとしても重宝するサイズ感で、シーンやスタイル、性別問わず使いやすい仕上がりに。クラシカルやプレッピーなテイストの着こなしにマッチするアイテムです。ニットバッグラストフレーム　ブランド設立当初から人気を集める「ラストフレーム（LASTFRAME）」のマーケットバッグ。ニット特有の伸縮性を活かした見た目以上の収納力と、持ち運びが簡単なコンパクトなサイズ感が魅力的なアイテムです。F/STOREでは、アイコニックなシルバーと使い勝手の良いストライプの2色を販売中。　京都で帯や着尺を発祥とし、代表的な伝統文化として栄えてきた金銀糸をモチーフに、最先端技術によって開発されたラメ糸により作られた華やかなマイクロバッグ。スマートフォンやミニウォレットが入るコンパクトなサイズ感でアクセサリー感覚で取り入れられ、スタイリングに煌びやかなアクセントをプラスしてくれます。ジョセフ アンド ステイシー　韓国の伝統的な衣装や建築からインスピレーションを受けた「ジョセフ アンド ステイシー（JOSEPH AND STACEY）」のプリーツバッグは、ブランドのシグネチャーとして愛されている名品。折りたたんでコンパクトに持ち運びできるので、メインバッグとしてはもちろん、サブバッグとしても重宝すること間違いなし。好みやスタイルにマッチする、豊富なカラーバリエーションも魅力的。OUAT　「OUAT」定番のショルダーバッグをニット素材でアップデート。光沢のあるナイロンとは異なる、モコモコとした表情豊かな仕上がりが特徴のショルダーバッグは、国内に一台しか存在しないという貴重な編み機によって誕生した本格的なアイテム。愛嬌のある佇まいで、コーディネートを一気に秋冬仕様に仕上げてくれます。

beautiful people

OUAT

LASTFRAME

BIÉDE

THE CAMBRIDGE SATCHEL

JOSEPH AND STACEY

お買いモノ

季節先取りスタイリングを叶えてくれる、レザー・ニットバッグ10選

どんなシーンにもフィットする、「N.ハリウッド」のバックパック　ブランドの定番として発売当初から幅広い人気を誇る「N.ハリウッド（N.HOOLYWOOD）」のバックパック。究極までシンプルに構成されたデザインと徹底した機能美を兼ねそなえ、レジャーからタウンユースまで文字通り使うシーンを選ばない汎用性の高さが魅力です。カラーは、モダンなネイビーとブラックの2色展開。素材には軽量かつ丈夫なコーデュラを使用しているため、汚れも気にせずタフに使い回せます。定番たる所以が存分に詰まった名作を、この機会に試してみては。バッグで遊び心をプラス、「ビューティフルピープル」のバスケットバッグ　帆布のように強靭ながら、軽量でしなやかな質感を叶えた「KONBU」という独自素材を使用した「ビューティフルピープル（beautiful people）」のバスケットバッグ。柔らかくしっとりした手触りながら、自立する硬度があるので物の出し入れもしやすく、使い勝手にも優れています。ダークグリーンが紀伊国屋、ダークグレーは名古屋高島屋店のディスプレイカゴをイメージしているというユニークなデザインモチーフも◎。そのまま中に荷物を入れて使うのも良いですが、透け感を活かしてバッグインバッグで使うのもおすすめ。バスケットバッグというルーツから、ピクニックやアウトドアなどのレジャーシーンで映えるはず。大きさ違いの2種類展開なので、使用用途や使うシーンによって自分に合う方を選んでみて。ユニークなデザインに惹かれる、「ラストフレーム」のオビバッグ　国内の伝統技術に現代的な解釈を加えたデザインを投影し、他にはないユニークなプロダクトを展開している「ラストフレーム（LASTFRAME）」から、「結ぶ」をコンセプトに着物の帯からインスピレーションを得てデザインされたニットバッグをご紹介。結んだ帯の様な持ち手が特徴的で、ぽってり感のあるフォルムが目を惹きます。上質で地厚なリブニットは、沢山の荷物を入れられるよう横に広がる作りになっており、コンパクトな見た目ながら優れた収納力が魅力的。シンプルになりがちな春夏の着こなしのアクセントとして取り入れるのがおすすめです。オンオフ兼用できる、「52 BY ヒカルマツムラ」のワッフルバッグ　「52 バイ ヒカルマツムラ（52 BY HIKARUMATSUMURA）」の“ワッフルシリーズ”はクッション性に優れたダンボールニットに特殊加工を施した新素材を採用し、バッグの中身を優しく包み込むソフトタッチな仕上がりが特徴です。マチがたっぷりあり荷物が多くなりがちなシーンでもスタイリッシュな雰囲気を失わずに持ち歩くことが出来るトートバッグは、オンオフ兼用で使える万能選手。PCやA4サイズのファイルも難なく収納できる大きさと、オンのシーンにも対応しうるミニマルなデザインが魅力的。素材の柔らかさを実感することができる小ぶりなサイズ感のバケットバッグは、デイオフスタイルのお供として。 スタイルに捉われない合わせやすさと存在感を兼ね備えたバッグを、日々のスタイリングに取り入れてみて。＞＞「52 BY HIKARUMATSUMURA」の他のアイテムはこちらからアウトドアシーンで大活躍、「N.ハリウッド」と「アウトドア プロダクツ」のコラボバッグ　“アウトドア好きを満足させる、普段使いできる商品”をコンセプトに数々の名品を生み出す「アウトドアプロダクツ（OUTDOOR PRODUCTS）」と「N.ハリウッド」の協業によって誕生したバッグ。底マチを正方形に設計することで幅を抑えつつ110Lの大容量を実現したメインコンパートメントや内側の便利な吊りポケット、軽量で柔らかい素材など機能性抜群の仕上がりで、旅行やアウトドアシーンで重宝します。持ち手はアジャスター付きなので長さを調節して肩がけにしても使えるのが◎。春夏の着こなしに映えるイエローやミリタリーライクなチャコールなど、多彩なカラーラインナップも要チェック。サブとしてもメインとしても、「ビューティフルピープル」のショルダーバッグ　コロンとした愛嬌ある丸い形が特徴的な「ビューティフルピープル」のショルダーバッグは、吉田カバンの新しいレーベルである「POTR」との協業によって誕生したアイテム。吉田カバンのシグネチャーであるショルダーバッグをモチーフに、“四角いものを丸くすることで角のない多様性”を表現したという、両ブランドらしいテーマ性も惹かれるポイント。コンパクトながら財布やスマートフォンなどの必需品は収納できるサイズ感で使い勝手抜群で、近場へお出かけの際にはメインバッグとして、旅行の際には貴重品を収納するサブバッグとして活躍します。撥水加工が施された光沢のあるナイロンツイルを使用しているので、多少の雨なら気にせず使うことができ、外出時の相棒になること間違いなしのアイテムです。造形美を着こなしにプラス、「ラストフレーム」のツボバッグ　壺のシルエットをモチーフにした「ラストフレーム」のバッグは、リブ編みの特性を活かしたシュッとしたデザインが特徴のアイテム。ストラップを結んだままハンドバッグとして使用しても良し、解いてショルダーバッグとして使っても良しと、2通りの使い方で使用できる機能面もポイント。愛らしくも、現代アート作品のような洗練された佇まいで、着こなしに抜け感をプラスしたいときに活躍します。スタイリングに取り入れやすいシックなブラックやグレーの色味も必見です。＞＞「LASTFRAME」の他のアイテムはこちらから

N.HOOLYWOOD

52 by HIKARUMATSUMURA

春の行楽シーズンに手に入れたい、レジャーからタウンユースまでマルチに活躍するバッグ7選

見た目だけでなく気立の良さも魅力的な、ラストフレームのニットバッグ　「美人はカバンが小さい」なんてよく言いますが、要は綺麗な人はお直しするところが少なく、持ち運ぶ化粧品が少ないのでバッグが小さくなる、ということらしいです。しかし同性の私から見ても綺麗だなと思う友人は、お直しに必要なミストやパウダー、スポンジなど細やかなアイテムまで揃っていた上に、絆創膏（しかもキャラクターの可愛いやつ）や染み抜きなど何もかも完璧に揃えて持ち歩いていました。小さめのショルダーバッグに、仕分けを使いきっちりと収納していて「さすが・・！」と感心。見た目だけではなく、そういったきめ細やかな内面も彼女の美しさなんだと改めて思いました。　普段財布とメイクポーチしか持ち歩かない私ですが、“何事も形”からということで、見た目は小さいのに荷物がたくさん入るバッグを物色。「小さいけど、たくさん入る」という、自分でも矛盾してるなと思う条件で探している時に見つけたのが、「ラストフレーム（LASTFRAME）」のニットバッグです。全体的なサイズ感はコンパクトながらも、ニット特有の伸縮性のおかげで見た目以上に収納力があり、財布やスマホ、メイクポーチ、小さめのペットボトルまで入れることができます。もちろん、荷物が少ない時は縮んでくれるのも嬉しいポイント。また収納力だけでなく、表裏を配色にしたカラーパレットにも心を掴まれました。どれも春らしい爽やかなカラーとシックで落ち着いたカラーの組み合わせで、どんなスタイリングにも取り入れやすそう。これを機にまずはバッグから美人になれるように頑張ります（笑）！LASTFRAMEの他のアイテムもチェック

【今週のウィッシュリスト】見た目だけでなく気立の良さも魅力的な、ラストフレームのニットバッグ

Longchamp×D'heygere 　ラグジュアリーレザーブランド「ロンシャン（Longchamp）」と、ジュエリーブランドである「ディヘラ（D'heygere）」がコラボレートしたバックパックです。ホワイトのボディに、レザーフラップの付いた洗練されたデザイン。さらにクロスボディバッグにも変化する便利な2way仕様も嬉しいポイント。Farfetch で購入するMACKINTOSH　「マッキントッシュ（MACKINTOSH）」のこちらは、ブラックのボディにブランドロゴが刺繍された、ミニマルなデザイン。バックパックとしてだけでなく、ハンドバッグとしても楽しめます。シンプルなのでスタイルを選ばず汎用性の高い一品。Farfetch で購入するKENZO　トレンドに浮上しているY2Kムード漂うミニバックパックは「ケンゾー（KENZO）」から。淡いピンクにタイガー刺繍がハードになりすぎずスイートな印象。Farfetch で購入するRAINS　デンマーク発のレインウェアブランド「レインズ（RAINS）」のバックパック。定番のものよりやや横幅が広く、マチもしっかりあるため仕事バッグとしても活躍してくれます。バックル留めなので荷物の出し入れもしやすく機能面も申し分なし。Farfetch で購入するMaison Kitsuné×EASTPACK　パリ発の人気ブランド「メゾン・キツネ（Maison Kitsuné）」と「イーストパック（EASTPACK）」がタッグを組んだバックパック。ブラックのボディに、ジャカード織でカモフラージュ柄を施した小粋なデザインです。フロントの他、サイドにもポケットがあるので便利。Farfetch で購入するLASTFRAME　日本の伝統的なクラフトマンシップに基づき、石川県で作られている「ラストフレーム（LASTFRAME）」のバックパックです。ホワイトに映えるグリーンのボーダーがアクセント。遊び心のある他にはないデザインが楽しめます。Farfetch で購入するSTELLA MCCARTNEY　「ステラ マッカートニー（STELLA MCCARTNEY）」と、美術作家である奈良美智がコラボレーションしたバックパックです。フロントに施されたロゴパッチと、グラフィックプリントがキュート。背負うだけで視線が集中すること間違いなし。SSENSE で購入する

MACKINTOSH

ISSEY MIYAKE

MAISON KITSUNÉ

STELLA McCARTNEY

Mulberry

JUNYA WATANABE

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE

LONGCHAMP

RAINS

デイリースタイルに馴染む、スタイリッシュなバックパック9選

コンパクトなのに大容量、ラストフレームのニットバッグ　ようやく暖かくなってきて、冬眠していた趣味のサーフィン欲も復活してきた今日この頃。今年は元俳優で現在はコーヒー焙煎士として活躍されている坂口憲二さんに憧れて、コーヒーを自宅で淹れて海に持って行くのが目標です（笑）。基本サーフィンの道具以外の荷物といえば、スマホ、財布、家の鍵、日焼け止めなどの細々としたものくらい。今までは何かのノベルティとしてもらったエコバッグに入れて持ち歩いていたのですが、タンブラーも新しく買ったしどうせならバッグも…と形から入るタイプあるあるの物欲が湧いてきました。雑に扱えて汚れても洗えるというマスト条件に加えて、白Tと某アウトドアブランド定番のカラフルなショーツという夏のお決まりのスタイリングにハマりそうなバッグとして見つけたのが「ラストフレーム（LASTFRAME）」のイチマツマーケットバッグです。　ヴィヴィットなカラーを組み合わせた夏っぽい雰囲気と、ニット地ながらポリエステル素材なので洗えるという点が◎。そして最大の魅力は、伸縮性のある生地なので入れる荷物によって大きさが変わりますが、ベースのサイズ自体はコンパクトなところ。これだったらタンブラーを入れない時はいたずらに大きいバッグを持ち歩かなくて済むなという、（多分…）今のコーヒー熱が直に冷めるだろうという自分の性格を考えた時にぴったりなバッグです。（EC事業部 ディレクターYA）万能なマルチ仕様、オー スキンアンドヘアのバーム　私は髪質が硬くパサつきやすいのが悩み。パサつきを抑えつつもベタつかないバームを探していました。「オー スキンアンドヘア（O Skin ＆ Hair）」のバームは休日にふらっと立ち寄ったセレクトショップで見かけたことをきっかけに知ったのですが、何よりもまずキャッチーな見た目に一目惚れ。ドレッサーの中に収納するよりも、そのままテーブルの上に置いた方がテンションの上がるスタイリッシュなパッケージに惹かれました。その時は特にテスターも使用せず勢いで買ったのですが（笑）、自宅で使用してみるとしっとりしたテクスチャーで髪の毛をしっかりコーティングしてくれて、1日経ってもパサつきませんでした。爽やかな柑橘の香りも長い時間持続してくれて、デイリーで使いたくなります。しかもこのバームは全身に使えるので、手や唇に使っても良いんだとか。花粉症で乾燥しやすい顔周りにちょっと付け足しても良さそうです。1個持っておけば色々な箇所が保湿できる万能アイテムです！（EC事業部 スタッフEK）LASTFRAME／O Skin ＆ Hairの人気アイテム

【今週のウィッシュリスト】ラストフレームのニットバッグ＆オーのマルチバーム

「ラストフレーム」ってどんなブランド？　ラストフレームは、国内外数社のブランドでデザイナーとして活動してきた奥出貴ノ洋が、2018年秋冬シーズンに立ち上げたブランド。国・時代・シーズン・性別に囚われないデザインを提案しており、キャッチーな見た目からブランド設立時から展開しているスカーフやニットバッグを中心に支持されているブランドです。　デザインだけではなく、クオリティの高さも支持される理由。「簡単に消費されず、長く使える物を提供したい」というデザインポリシーのもと、日本の伝統的な技術を活かした物づくりをしています。日本で数台しかない特別な編み機を使用して作られるバッグは、通常の編み機では出来ない細かな柄表現を得意としており、ブランド独自の鮮やかでプレイフルなカラーリングを緻密に再現。表だけではなく裏面にも配色されているので、ニットの動きによって立体感のある表情が楽しめます。　そして使いやすさや優れた機能面も人気の秘密。上質で地厚なリブニットは、沢山の荷物を入れられるよう横に広がる作りになっていますが、その分形が崩れてしまわないよう縦に伸びにくくする工夫が施されています。また、バッグでは珍しく洗濯が出来るので、汚れを気にせずデイリーで使うことが可能です。今回は、そんなブランドならではのこだわりが詰まった「ラストフレーム」のニットバッグにフォーカス。編集部が厳選したおすすめアイテムを紹介していきます。MARKET BAGシリーズ  　ブランドスタート当初から人気のマーケットバッグ。持ち運びがしやすいコンパクトさや、取り外しが可能なレザーストラップが付いていることなど、使い勝手の良さから支持される逸品です。F/STOREでは2023年春夏シーズンの新作も含めて、計3種類を展開しています。ICHIMATSU MARKET BAG　マーケットバッグ定番の市松柄は、ヴィヴィットなイエロー×アイボリー、グリーン×ネオングリーン、レッド×ネオンピンク、サックスブルー×ネオンオレンジで展開。インパクトのある配色で、スタイリングをよりモードに仕上げてくれます。MINIのシリーズは紐を長めに設定しており、ショルダータイプとして肩から下げても使用可能。コンパクトなサイズ感ですがスマホやミニウォレットはしっかりと収納できるので、ちょっとしたお出かけはもちろんのこと、フェスイベントなどでも活躍してくれそう。SHEER ICHIMATSU MARKET BAG　今季から登場したシアー素材は春夏らしい清涼感のあるデザイン。透明な糸を使用することにより、同系色の濃淡で繊細に市松模様を表現しています。中が少し透ける仕様のため、お気に入りの小物を入れてチラ見せしても可愛いアイテムです。TWO TONE MARKET BAG SMALL　「TWO TONE MARKET BAG SMALL」は、動きや角度によって見える配色が変化するユニークなデザイン。裏面のカラーリングがチラ見えすることで立体感を演出してくれます。凹凸感ある厚手のリブ素材のためハリ感があり、耐久性はバッチリ。デイリーで活躍すること間違いなし。同じ形で、バイカラーのデザインがキャッチーな「BI-COLOR MARKET BAG SMALL」も要チェック。TWO TONE OBI BAG＆TWO TONE OBI WRAP BAG　「結ぶ」をコンセプトに、着物の帯からインスピレーションを得てデザインされたニットバッグ。結んだ帯の様な持ち手が特徴的で、ぽってり感のあるフォルムが目を惹きます。マチがあり、横に広がる分見た目以上の収納力を持つため、使いやすさも追求したい人におすすめのシリーズです。ハリ感があり厚手の素材ですが、軽量なのも嬉しいポイント。

バリエーション豊かなニットバッグブランドに注目、「ラストフレーム」で見つけた欲しいものリスト

クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）　大胆なカラーリングが目を引く、「クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）」のコットンキャンバストートバッグ。使い勝手の良いサイズ感のバッグは、旅行にもデイリーにもぴったりなアイテムです。レザーハンドルに打たれたゴールドスタッズが、きらりと光るパンクなアクセント。MATCHESFASHION で購入する
グッチ（GUCCI）　爽やかなブルー×ホワイトのストライプと、フェイクラフィアの素材感が夏の訪れを感じる「グッチ（GUCCI）」のGGマーモントショルダーバッグ。ゴールドのチェーンとロゴのハードウェアが、ラフに寄りすぎないグラマラスな表情に仕上げています。MATCHESFASHION で購入する
ラストフレーム（LASTFRAME）　和と洋の絶妙なバランスが織りなす、日本の伝統技術を世界に伝える注目のブランド「ラストフレーム（LASTFRAME）」。気分が上がるようなカラーを豊富に展開している市松模様のアイコンバッグは、コーディネートの主役として是非取り入れたいアイテムです。MATCHESFASHION で購入する
ジェルマニエール（GERMANIER）　「ジェルマニエール（GERMANIER）」のキュートなビーズバッグは、懐かしさの中にアーティスティックなポリシーを感じる無二のアイテム。緻密に計算されたアップサイクルビーズの連なりは、個性溢れる独創的なセンスを醸します。MATCHESFASHION で購入する
スタウド（STAUD）　「スタウド（STAUD）」からは、カラフルなフルーツモチーフがステンドグラスのような美しさを放つビーズバッグをチョイス。ビーチやレジャーにも似合う、ハッピーオーラ満載なカラーパレットが夏のスタイリングにぴったり。MATCHESFASHION で購入する
サンローラン（SAINT LAURENT）　カラフルなペイントを取り入れながら、エレガントな大人のムード漂う「サンローラン（SAINT LAURENT）」のクロスボディバッグ。華奢なチェーンが上品に輝き、フローラルが描かれたボディにはカードスロットも完備。ワンマイルからパーティシーンまで、気取らないおしゃれを完成させます。MATCHESFASHION で購入する
ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）　ヴィヴィッドなオレンジに目を見張る、「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のアルコトートバッグ。コンパクトながら必需品がすっぽりと収まるサイズ感とタフなラバーが頼もしい、変化球のファッションを楽しめるアイテムです。MATCHESFASHION で購入する
バレンシアガ（BALENCIAGA）　定番のラフィア素材ではなく、PVCチューブで編み込まれた「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のバスケットバッグ。ノンストレスなお出かけが叶いそうなバッグは、手にしやすいプライスも嬉しいポイント。モノトーンやポップなピンクなど、色違いも必見です。MATCHESFASHION で購入する
ロエベ（LOEWE）　眩しい太陽に答えるようなイエローに惹かれる、「ロエベ（LOEWE）」のラフィアバッグ。繊細に編まれた滑らかなボディには、ブランドのシグネチャー アナグラムがパッチ。夏の活気と遊び心溢れるパウラズイビザ コレクションは、今季もハッピーなアイテムが満載です。MATCHESFASHION で購入する
ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）　最後にご紹介するのは、「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」のポーチ付きトートバッグ。定番のロゴバッグに変化を加えアップデートした、ピンクのタイダイ柄に新しいチャレンジを感じるレディなアイテムです。MATCHESFASHION で購入する

kolor

GUCCI

BOTTEGA VENETA

LOEWE

BALENCIAGA

SAINT LAURENT

Christian Louboutin

この夏持ちたい、ハッピーなカラフルバッグまとめ

　ピンクとオレンジの鮮やかな配色のトートバッグ。柔らかなポリエステル素材をアンティークの編み機で編んだボディに、2本のトップハンドルが配され、ラバーのロゴパッチ付き。書類などがすっぽりと収まる、デイリー使いにぴったりなバッグです。MATCHESFASHION で購入する　収納物に合わせて柔軟に形を変える3Dニット製法を用いて製作された、赤と白の市松模様が美しいショッパーフォルムのバッグ。付属のショルダーストラップをつければ、アクティブに斜めがけもできます。MATCHESFASHION で購入する　柔らかなテクニカル糸を希少な織り機を使って編みあげたショッパーバッグシェイプ。ブラックとオフホワイトの太いストライプ模様のボディに、クリアのラバーロゴパッチでアクセントを添えた、シックな印象のバッグです。MATCHESFASHION で購入する　ピンクとグリーンのインパクトある配色が目を引くクロスボディバッグは、スマホやミニウォレットなど必要最低限の荷物が入る小ぶりなサイズ感。テクニカルニット技術が採り入れられた、遊び心を感じさせるキッチュなムード漂うアイテムです。MATCHESFASHION で購入する　バーガンディとブルーの配色にブラックのボーダーを乗せ、クリアのラバーロゴパッチでアクセントをプラスした、装いに爽やかさを添えるトートバッグ。こちらもショルダーストラップがついているので、様々なスタイリングやシーンにマッチします。MATCHESFASHION で購入する　収納するものによって伸びたり平らになる伸縮性のあるリブニット構造に仕上げられた、クラシックなショッパーシルエット。淡いピンクカラーに引き締め効果のあるブラックカラーが覗く、クリーンな印象のバッグです。MATCHESFASHION で購入する　深みのあるグリーン×ヴィヴィッドピンクのコントラストが効いたトートバッグ。伝統的な日本のリブニットを駆使し、立体感のあるデザインに。いつもの着こなしにモードなエッセンスを加えてくれる一品です。MATCHESFASHION で購入する

日本の伝統技術や柄を取り入れた「ラストフレーム」のモダンなバッグはいかが？

　目を引くフレッシュな黄緑色のミニバッグは「バイ ファー（BY FAR）」のもの。バイ ファーは洗練された魅力的な色使いで、90年代のクラシックなスタイルを新しい感覚でリメイクするデザインが特徴。上品なイメージの高いミニバッグも、ポップな色使いでどんなコーデにもフィットします。SSENSE で購入する　2021年は何かと見かけることの多かった深みのあるグリーンカラーが特徴の「スタンド スタジオ（STAND STUDIO）」のミニバッグ。1点投入に最適な深みのあるグリーンカラーは、引き続き2022年も注目。キルティング加工がトレンドを押さえ、フェイクレザーが高級感を高めます。SSENSE で購入する　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」らしい、他ブランドでは見かけることのない独特な形のミニバッグ。ハードウェアなメタリックデザインがコーデを引き締めるアイテムとして活躍すること間違いなし。腕にかけやすい、広めの持ち手部分もワンポイントです。SSENSE で購入する　ショッキングピンクが女性らしさを引き立てるミニバッグは「アミナモアディ（Amina Muaddi）」のもの。高さ9cm、幅12cmとかなりのミニサイズなのでパーティー使いなどにおすすめ。裏地はレザー100%、表地はクリスタル・サテン100%と高級感漂うデザイン。Farfetch で購入する　「バイ ファー（BY FAR）」のショルダータイプミニバッグ。表地はラムスキン100%使用の真っ赤なデザインが一押しポイント。シルバートーンのチェーンがプラスされ、一気に洗練された印象を与えます。Farfetch で購入する　「ジャックムス（JACQUEMUS）」のミニバッグは、パープルとゴールドの組み合わせが魅惑的な女性の印象を強めます。ありそうでなさそうな鮮やかなパープルカラーは、他の人と被ることはあまりないでしょう。フロントに大胆に配されたクロージャーと「J」のロゴがワンポイントです。Farfetch で購入する　「スタンド スタジオ（STAND STUDIO）」のミニバッグ。柔らかいイエローカラーが女性らしさを引き出し、プラスされたゴールドトーンのチェーンがクールな印象も与えます。そのほか果実のように鮮やかなオレンジカラーと、使い回しやすさ抜群の安定ブラックカラーもラインナップします。Farfetch で購入する　グリーン×ホワイトの市松模様がアクセントとして活躍してくれるミニバッグは「ラストフレーム（LASTFRAME）」のもの。特殊な編み機を用いているため、フレキシブルでしなやかなフォルムが実現。手ぶら派の方におすすめの、ショルダー型ミニバッグです。MATCHESFASHION で購入する　レザーディスクを精緻に配し、マーメイドの鱗のような独特なデザインを叶えたミニバッグは「パコ・ラバンヌ（PACO RABANNE）」のもの。モノトーンコーデに映えるだけでなく、他の色使いを邪魔しない彩度低めのパウダーブルーカラーがおすすめポイント。高いデザイン性なので、ミニバッグながらも存在感を放ちます。MATCHESFASHION で購入する

JACQUEMUS

Paco Rabanne

2022年はカラーミニバッグで新スタイルを楽しもう！

ISABEL MARAN　グラフィックのみならずシャカシャカ素材までもが80'sムード大爆発な遊び心溢れるトートはなんと「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のもの。こんなにポップなデザインなのに実はあのブランド…。という驚きががとってもクール。Farfetchで購入するMM6 Maison Margiela　「ベルリン」と名付けられた「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」の鮮やかなブルーのトートバッグ。ショルダーストラップに加え、トップハンドルもついているので様々なシルエットを楽しむことができます。リバースプリントのフロントロゴがさらっと小粋なプロダクト。Farfetchで購入するA.P.C.　昔からファンの多い「アー・ペー・セー（A.P.C.）」のトートバッグですが、今年の狙い目はレオパード。派手目な印象の強いレオパードですが、アー・ペー・セーの手にかかれば一気にスマートに。オレンジのブランドロゴとの組み合わせも絶妙。MATCHESFASHIONで購入するJIL SANDER　デイリールックに欠かせないエフォートレスなデザインを探しているのであれば「ジル サンダー（JIL SANDER）」のフラット ショッパーがオススメ。キャンバス地で仕立てられたバッグの持ち手はブラックレザー。シンプルながら上等さを兼ね揃えるトートバッグはジル・サンダーならでは。MATCHESFASHIONで購入するLASTFRAM　伝統技術に焦点を当てたものづくりを試みる奥出貴ノ洋氏によるブランド「ラストフレーム(LASTFRAME)」。新作には春夏気分を盛り上げるポップなカラーも目白押し。伸縮性のある素材で作られたバッグのサイズは変幻自在。Farfetchで購入するBIRKENSTOCK × toogood　「ビルケンシュトック（BIRKENSTOCK）」と「トゥーグッド（toogood）」のコラボレーションから生まれたザ マッドラーク キャンバストートバッグ。耐久性のあるキャンバス地で作られているので気兼ねなくガシガシ使いたい、そんなバッグをお求めならこちらはいかが？MATCHESFASHIONで購入するBOTTEGA VENETA　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」らしいイントレチャートのカジュアルなトートは目新しい。本ブランドらしさを前面に提示しつつ、ガンガンに使いまわせるアイテムはお洒落な人ほどマストハブ。Farfetchで購入する

JIL SANDER

ISABEL MARANT

A.P.C.

BIRKENSTOCK

MM6 Maison Margiela

憧れのあのブランドも、マルチに使えるトートバッグが欲しい！

簡単に消費されないものづくりを――世界を巡って知った日本の強さ―奥出さんは世界中あらゆるところを巡ったとお伺いしています。「ラストフレーム」を立ち上げる前は、どのようなことをされていたんですか？　服飾専門学校を卒業した後、数社で経験を積みました。独立前の職場ではグローバルに展開するブランドの立ち上げから参加して、LAやヨーロッパ、アジア諸国など色々な国を巡ったんです。海外の人と触れ合えたことが、今にすごく活かされていると実感しています。―どんなことが今に活かされているんですか？　海外の人とのコミュニケーションの中で、自分が思っていた以上に日本の事を好きな人が多いと感じました。ファッションはもちろんカルチャーも、とてもリスペクトしてくれている。それで日本人という自分のアイデンティティを、これまで以上に武器として考えてオリジナリティを発揮できれば、世界で戦う力がより強くなるのではと考え「ラストフレーム」をスタートしたんです。また前社でグローバルにビジネスを展開する重要性を経験したことで、「ラストフレーム」をスタートする段階から世界を視野に入れられたのは、ブランドにとって非常に大きかったなと思います。―「ラストフレーム」が目指す理想のブランド像は？　ファッション業界に身を置く中で、作っては消費されていくという繰り返しに疑問を抱くようになり、とにかく長く使える物を提供できるブランドにしたいと思いました。ただファッションにはトレンドがあるため、長く販売する事が難しい側面もあります。かっこいい物、それだけで高揚できるような物こそが、ファッションにおいて大切だと思っているのですが、最近はその"かっこよさ"の中には、環境に優しいことや長く使えるといった意識も内包されていると考えるようになったんです。なので、長く愛され、気持ちの高揚も持続するようなものづくりを心掛けています。そういった価値観から、日本の伝統技術で作られた素材を用いて、スカーフやバッグなど、シーズンを問わず使えるアイテムをメインに展開するというコンセプトに自然に行き着きました。―ブランドを立ち上げるまでの経緯を教えて下さい。　自分のブランドをスタートするために、日本の文化や技術をもっと深く学ぼうと思い、海外での活動が多かった前のブランドから独立したんです。それから日本の文化や技術を学びながら、フリーのデザイナーとして「ナナナナ」のデザインに携わるなど様々な経験を積みました。―奥出さんが学んだ日本の文化や技術というのは、具体的にどのようなことでしょうか？　まず日本のものづくりの原点を知りたくて、故郷である石川県の美術館を巡りました。金沢21世紀美術館はもちろん、県立の美術館や九谷焼の美術館など、とにかく行けるところは全部行きましたね。石川県は紡績の産地なので、美術館を一通り巡ったあとは、複数の繊維会社にも足を運びました。その中で物のクオリティの高さに驚くとともに、作り手の人たちがものづくりに対して持っている自信や、その物を発信したいという強い意欲を直に感じられたことが一番大きな学びだったなと思います。そして改めて日本の技術力を武器にすれば世界に通ずるものづくりが出来ると確信しました。―「ラストフレーム」として最初に作ったアイテムはシルクのスカーフですよね。この素材はどこのものなんですか？　石川県の工場を回り、最後に見学したのが小倉織物というシルクの紋織物を織る機屋さんでした。石川県は日本で最も降水日数が多く、世界的に見てもシルクや合繊の生産にとても適した地域なんです。小倉織物さんは120年以上の歴史を持っていて、シルクによる洋裁の紋織物を織れる機屋さんはもうここだけしかないと伺いました。そして高い職人技術で作られた多くの生地を資料室で拝見し、このテキスタイルを使って自分でデザインした何かを残したい、残さないといけないという強い衝動に駆られたんです。また後継者不足によりいつまで続けられるかわからないという状況も聞き、すぐに制作に取り掛かりました。―ニットバッグもブランドのアイコンアイテムとして人気ですが、ニット工場もご自身の足で見つけたんですか？　複雑な編み地のニットアイテムを作りたいなと思い、再現できる工場を色々と探していました。それがかなり技術的に難しい編み地だった様で、作れるところが全く見つからず、友達にたまたまその事を話したら、日本ではそこにしかないという編み機を持った工場のニッターさんを奇跡的に紹介してもらえたんです。　その工場の資料を見たり、工場の方と話したりしているうちに、当初考えていたアイテムではなくニットのバッグが作れるんじゃないかと思いついて。独自に撚糸をした糸を使用し、リブ編みのため横には伸縮性がしっかりあり、縦には全く伸びず、そして軽量というバッグには最適な編み地の開発ができました。このバッグはブランドの中でも特に人気のあるアイテムで、インスタグラムを通じて連日海外からも問い合わせが来るようになりました。―素材探しをするときに大切にしているポイントは？　先程もお伝えしたように、流行って作って真似されて消費されてを繰り返すようなファッションとは違う、"長く使える、長く愛される"ものづくりをしたいと考えています。作った物は簡単に真似されるようなものにしたくはないので、そのためここでしか作れない物や、素晴らしい伝統技術を取り入れた素材にはとても惹かれますし、それを守っていきたいと思っています。もちろん、良いものと出会ったときの「これで何か作りたいな」といった自分の直感も大切にしています。「ラストフレーム」のアイテムは、写真で見るより実物の方が良いと言っていただける事が多く、それはやはり日本の技術力の賜物だと思います。長く愛される上で大切なのは、実物を見て触れてどう感じるか。SNS全盛の時代において、写真で魅せるという事は勿論大切なのですが、それより大切なのは実際に見て触った時にどう感じるかなんじゃないでしょうか。それこそが日本の職人技術、伝統技術をブランドコンセプトに取り入れた一番の理由です。―ここまで何回か「簡単に消費されず長く使える物」という言葉が出てきていますが、これはサステナブルを意識してのことでしょうか？　サステナブルの定義も難しいですよね…。僕はアイテムを作る時に「サステナブルであること」をすごく意識しているわけではありません。ただ長く使える物を作ることや、腕のある職人さんの技術を守っていくことが、回り回って環境に負荷をかけない生産活動や経済活動に繋がるのではないかと考えているところはあります。　アパレルはシーズン毎に作る物が変わるので、どうしてもセールをするサイクルになってしまっています。ただオールシーズンを通して使用できるアイテムであれば、セールをしなくても販売し続ける事ができるのではないかと考えました。同じアイテムをいかに長く販売し続ける事ができるか、それはアパレル業界において一番難しい課題ですが、実現できれば無駄に多くの物を作ることを防ぐことにも繋がります。なので自分が出来るサステナブルな取り組みは、その実現を目指すことかなと。作っては廃棄を繰り返すという社会の構造をまず変えないことには、地球環境は戻らないのではないかと考えています。―デザイン面で重視していることは何でしょうか？　素材探しの時と通じる部分がありますが、一番は自分がいいと思うかどうか。絶えず僕自身が自分のブランドやアイテムに対する一番のファンでありたいんです。客観的に自分がそのアイテムを見つけた時にテンションが上がるかどうか、これが僕のデザインの基本になっています。次に心がけているのは、オリジナリティです。物が溢れる時代に、どこかで見たことのあるような物を作っても意味がないと思うので、自分以外は誰も作らないようなものを日々考えています。ビジネスとして継続していくためには、オリジナリティがある上で多くの人に求められる必要もあります。これらの要素を一つのアイテムに落とし込むのはかなり難しいですが、だからこそ、やりがいも感じていますね。―デザインのインスピレーション源は？　ヴィンテージアイテムが好きなので、ヴィンテージショップを巡ることが多いですね。最近はファッションだけでなく、プロダクトデザインやインテリアデザインにも興味があって、ファッション以外のデザインから影響を受けることも多いです。出会いから広がるブランドの可能性―「ラストフレーム」は現在バッグやスカーフなど小物の展開のみとなっていますが、アパレルを展開する予定は？　最初はアパレルも考えていましたが、自分が欲しいと思う服はすでに世の中の他のブランドが作っていると気づいたんです。ヴィンテージも含めて考えると膨大なアイテム数の中で、先ほどお話ししたように、どこかで見たことのある物を作っても意味がないと考えると、アパレルのデザインが非常に難しいと思いました。ただいつか自分が良いなと思えるアイテムを思いついたら、アパレルも作り始めるかもしれないですね。―現在卸や自社ECが販路となっていますが、直営店舗を出す予定は？　ありがたいことに現在は日本の沢山のお店に置いていただいいて、海外も中国の「SKP」やロンドンの「ブラウンズ（Browns）」「マッチズファッション（MATCHESFASHION）」などでの展開がスタートし、取り扱い店舗も増えており、現在も国内外の素晴らしいお店からのオファーが届いています。直営店舗に関してはブランド設立当初から、地元である石川県金沢に店舗を持ちたいなと考えています。ただ「ラストフレーム」の直営店としてだけではなく、伝統工芸品やアートなど、自分が良いなと思った物を詰め込んで、自分の想いが全部伝わるようなお店にしたいです。そのために、ロケーションは金沢が最適だと思っています。―今の日本のファッション業界はどう見えていますか？　クリエイション力も上がっていて、率直にとても面白いと思っています。それこそもっと世界で認められていいブランドがたくさんありますから。ブランドだけでなく、セレクトショップや古着屋さんもどんどん魅力的になっていると思いますね。特に地方や郊外に良いお店が増えている気がします。―今後の目標は？　「ラストフレーム」の名前には、最後（ラスト）の伝統技術をフレームに収めてアイテムに昇華するという意味と、そういったものづくりの形と、素晴らしい日本の伝統技術、ブランド自体を継続していく（ラスト）という意味を込めています。日本にはまだまだ僕の知らない技術がたくさんあると思うので、ファッションに限らず多くの物に触れて感じていきたいです。その中で自分のデザインとマッチする物があれば積極的にブランドに取り入れていければと考えています。そしてこれからも日本だけでなく世界に向けて「ラストフレーム」というブランドを、同時に日本の素晴らしい技術を発信していきたいです。

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日本の伝統技術を継承　「ラストフレーム」が目指すものづくり

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