インサイド

　ディオールの最初のコレクションで発表された「ニュールック」をコンセプトに掲げる新店舗は、メゾンの伝説的な場所、パリ モンテーニュ通り30番地に息づく真髄に共鳴した、ラグジュアリーで洗練されたブティック デザインを採用。大理石の高貴さと洗練されたファブリックの繊細さの融合、さらには漆喰とゴールドの輝きが交差する空間は、フレグランスとビューティの世界を際立たせ、ディオールのクチュールエッセンスを映し出している。シーズンごとの最新ルックを紹介するメイクアップエリア　ディオール メイクアップ クリエイティブ＆イメージ ディレクターのピーター・フィリップスの色彩に対する専門性とメゾンの革新的な精神を映し出した最新ルックが揃うメイクアップエリア。大きなカウンターや、ディオールの最新ランウェイ ショーを映し出すスクリーンはメゾンの世界観をより視覚的に演出する。ランウェイショーや季節をテーマにしたメイクを施した、グローバル アンバサダーのアニャ・テイラー＝ジョイやBLACKPINKのジスなどのヴィジュアルと共に、各ルックを忠実に再現できるリップやアイシャドウ、チーク、マスカラなどを並べたコーナーも。ラグジュアリーなファブリックのチェアを置いたタッチアップスペースや、人気アイテムからシーズンコレクション、限定アイテムなどが一堂に揃うカウンターも必見。　最新のニュールックが施されたヴィジュアルが並んでいて、それがどのアイテムを使ったものかが一目で分かるのは嬉しい提案。さっそくマネしたいですね。新しく発売されたアイシャドウはシックなカラー展開が多くて素敵です。ダーディーなパープルに、明るめのピンクをポイントにして秋らしいけど暗くなりすぎないメイクに挑戦してみたい。偏光パールの入ったキラっとしたネイルも美しいですね。自分だけの香りが見つけられるオート パフューマリー エリア　ディオール パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャンが、クチュリエ パフューマーでもあったムッシュ ディオールのアトリエに着想して手がけたオート パフューマリー エリア。フローラルからアンバーまで、22種類の香りからキャンドルまで揃うフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール」。また初代「ミス ディオール」を収めたアンフォラ型のボトルを復刻したフレグランス コレクション「アンフォラ」をはじめ、陶磁器ケース入りのリップスティック「ディオール ルージュ プレミエ」が光を放つ。20種類以上をラインナップするフレグランス　さらにディオールのアイコニックな「ミス ディオール」、「ジャドール」、「ソヴァージュ」シリーズのフレグランスからボディケアアイテムまでバリエーション豊かなフレグランスが登場。20種類以上のラインナップから、フレグランス スペシャリストによるカウンセリングで自分だけの香りを見つけることも可能だ。より濃厚に、再解釈された5つの“エスプリ”  　9月6日に発売されるフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール エスプリ ドゥ パルファン」（全5種、5万7420円）。フランシス・クルジャンが、メゾン クリスチャン ディオールの5つの香りをミニマリスト的かつ根本的に再解釈し、ぜいたくな濃度で強調しながら新たな印象を与えるパルファンを調香。5つの香りは、フローラル アコードを高め、センシュアルなバイオレットとリッチなブルガリアン ローズが際立つ「グリ ディオール」、スズランを強調したフローラルのファセットにウッディ レザー アコードが引き締める「ラッキー」、柔らかくはつらつとしたフルーティなファセットから甘いスイーツへと一変する「ルージュ トラファルガー」、ムスクがスパイスを引き立たせシナモンとカルダモンを組み合わせた柔らかなアンバー アコードの「アンブル ニュイ」、ウッディでスパイシーを特徴に蜂蜜のノートを帯びたローズがウードと調和する「ウード イスパハン」。ハウス オブ ディオール ビューティー 銀座、伊勢丹新宿店、ジェイアール京都伊勢丹、公式オンラインブティックでは先行で販売中。ラグジュアリー空間で先端テクノロジー搭載のスキンケアエリア　プレミアム スキンケア シリーズ「プレステージ」や、「ディオール カプチュール トータル」、「ディオール スノー」などジェンダーレスにも提案可能な幅広いアイテムを揃えるスキンケアエリア。広々としたラグジュアリーな空間で、先進テクノロジーを活用したカウンセリングを提供し、一人ひとりに合わせたスキンケア ルーティンを届ける。衣装：DIOR◾️ディオール ビューティー ジェイアール京都伊勢丹店営業時間：10:00〜20:00所在地：京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 2階電話番号：075-352-1111（大代表）ディオール公式サイト

DIOR

Beauty

新木優子が進化したディオール ビューティー ジェイアール京都伊勢丹店に来店　ブランドの真髄「ニュールック」を堪能

Editor's comment✍️今年春のビッグニュースとなった「タンバリンズ」の日本上陸。まだ試せていなかった新しいコレクションの香りをチェックしに訪問！エッグパフュームのたまご形のフォルムに一目惚れ。手のひらサイズで、表面が恐竜のたまごみたいにざらざらとしている（もちろん見たことも触ったこともありませんが）のも芸が細かい...。「HOLY METAL」はそんなころんとかわいい見た目と裏腹に無骨な香りで“ギャップ萌え買い”してしまいました。セージやインセンスなどがひんやりとした冷たさと静けさを、ホワイトムスクが穏やかに包み込むような優しさを描きます。説明文にある「偶然足を踏み入れた神聖な遺跡の寺院」って「どゆこと〜？」と思いながらも、その不可思議さもタンバリンズらしさ。意外とさっぱりした香りなのでこれからの時期にもぴったりです。（ビューティエディター M・H）

TAMBURINS

【日々是コスメ】かわいいビジュと“メタリックな香り”のギャップに萌える、「タンバリンズ」の香水

バッグにぬいぐるみ！なぜ人気？　現地のZ世代に話を聞くと、ぬいぐるみトレンドの発端は「ブラックピンク（BLACKPINK）」のジェニー（JENNIE）。セレクトショップ兼複合文化空間の「コンフォートソウル（COMFORT SEOUL）」が発売した猫のぬいぐるみ「PIYONG」をバッグにつけてInstagramに投稿したことで注目を集めました。その後、「エスパ（aespa）」のニンニン（NINGNING）が韓国のバッグブランド「マージシャーウッド（MARGE SHERWOOD）」のオリジナルぬいぐるみ「ウッド（WOOD）」を、少女時代のテヨン（TAEYEON）がギフトショップ「ネオンムーン（The NEONMOON）」のオリジナルキャラクター「ダスティ（Dusty）」のぬいぐるみをSNSに投稿したことで人気が加速。最初は特定のキャラクターが人気だったとのことですが、転じてぬいぐるみをバッグにつけること自体がトレンドになっているようです。 　ぬいぐるみをバッグに付けた韓国在住の女性に話を聞くと、「首元のパールが可愛い」からという理由でマージシャーウッドの「ウッド」をチョイスしたとのこと。「直営店では完売してしまって買うことができなかったので、ブランドのSNSで情報をキャッチして『ウッド』のぬいぐるみにフォーカスしたポップアップで購入した」といいます。　ファッションへの組み込み方では、「リュックやサコッシュなど、付け方は自由」としながらも、特に小さめのバッグに大きめのぬいぐるみをつけるのがポイントとのこと。また、日本で言う「ぶさかわ」が今の気分のようで、「顔が整っていなかったり、足が短かったりするぬいぐるみが可愛い」と話してくれました。韓国では日本のアニメが大人気で、「ポケットモンスター」や「クレヨンしんちゃん」などのキャラのぬいぐるみをバッグにつけている人も多いそうです。余談ですが、韓国では「トーガ（TOGA）」や「ニードルズ（NEEDLES）」といった日本のブランドが人気なのだとか。人気のぬいぐるみを求めて、ソウル市内をリサーチ　完売必至だというマージシャーウッドの「ウッド」ですが、折角韓国に来たので直営店に足を運んでみることにしました。最寄駅はソンスにあるトゥクソム駅。建物の2階に入居しており、1階では日本語の「遅い」から名付けられた韓国のバッグブランド「オソイ（OSOI）」が営業しています。　店内は白を基調としており、韓国ブランドらしいポップな配色のバッグが並びます。　1点だけ「ウッド」が売られていました！品切れになることが多いとのことですが、ちょうどタイミングが良かったようです。価格は5万9000ウォン（約6511円）。■MARGE SHERWOOD ソンス直営店住所：2F 8 Wangsimni-ro 14-gil, Seongdong-gu, Seoul営業時間：12:00〜20:00（土日は12:00〜19:30）定休日：月曜日公式サイト　少女時代 テヨンが身につけていたぬいぐるみ「ダスティ」を取り扱うショップ「ネオンムーン」はソンス駅から徒歩で15分ほど。店入り口のポップなネオンサインが可愛らしいです。ギフトショップ兼スナックバーとして営業しており、店内では飲食を楽しめるスペースが用意されています。　「ダスティ」も販売されていました。長い毛をリボンで縛ったりトリミングしたりして自分好みにアレンジできるとのことです。価格は「ウッド」に比べると手頃な2万7900ウォン（約3079円）。■The NEONMOON住所：4−1 Gwangnaru-ro 4-gil, Seongdong-gu, Seoul営業時間：13:00〜19:30定休日：火・水曜日公式サイト　「PIYONG」を取り扱う「コンフォートソウル」にも行きたかったのですが、少し距離があったためフライトの都合で今回は断念。。10月16日現在公式オンラインストアでは「PIYONG」のほか様々なぬいぐるみを販売しており、日本への配送にも対応しています。価格は6万2000ウォン（約6842円）。■COMFORT SEOUL住所：358-144 Huam-dong, Yongsan-gu, Seoul営業時間：11:00〜21:00定休日：月曜日公式サイト　韓流アイドルの活躍などもあり、ますます注目が高まる韓国のリアルトレンド。自分のお気に入りのキャラクターをつけても良し、街を歩いていて気になったものをつけても良し。日頃のファッションにスパイスを加えたいと考えている人は、ぬいぐるみを身につけて韓国気分を味わってみるのはいかが？

Fashion

バッグにぬいぐるみがトレンドに？韓国ソウルでリアルなトレンドを調査

シャネルが衣装を手掛けた名作映画　アーティスティックディレクターのヴィルジニー・ヴィアール（Virginie Viard）のインスピレーション源となったのは、1961年に公開された映画「去年マリエンバートで」。主演女優のデルフィーヌ・セイリグ（Delphine Seyrig）が劇中で着用したブラックドレスは、ガブリエル・シャネル（Gabrielle Chanel）によるもの。「ドレス・ア・ラ・マリエンバート（マリエンバートのドレス）」と呼ばれ、一世を風靡したという。　今回のショー会場は、パリ7区のグラン・パレ・エフェメール。楕円形にぐるりと一周するランウェイの内側のスペースに客席が設けられ、外側を囲う壁が巨大なスクリーンとなった。　ショーのオープニングでは、クリステン・スチュワート（Kristen Stewart）主演の短編映画を投影。シャネルが本店を構えるパリのカンボン通りなどで撮影されたモノクロ映画で、「去年マリエンバートで」をはじめとするヌーヴェルヴァーグ（1950年代末に始まったフランスにおける映画運動）の世界観を彷彿とさせる。　「私の周りにいる人の中で、クリステン・スチュワートこそがもっともガブリエル・シャネルに、少なくとも私のイメージに近い存在。今回のコレクションは、彼女そのものでもあります」とヴィルジニーは語る。モノトーンで魅せるシャネルの美学　映画の名シーンがスクリーンに映し出される中で登場したファーストルックは、モノクロ映画のスチルをコラージュしたプリントトップス。まるでスクリーンから飛び出てきたかのように、モデルたちは白と黒を基調としたルックで次々と現れた。全身を飾るスパンコールや水玉模様がモダンな雰囲気を醸し出す。ドレスも手袋も靴も、リボンで飾る　キーモチーフの一つとなったのはリボン。大ぶりなリボンがドレスの胸元やレザーのロンググローブなどにあしらわれ、フェミニンな味付けをプラス。また、フィッシュネットのソックスと組み合わせたリボン付きパンプスも目を引いた。 パステルやフェザーで華やかに　また、パステルカラーのツイードやフェザーをあしらったドレスなど、春夏シーズンらしいスタイルも登場。モデルの動きに合わせ、フェザーがふわりと揺れ、華やかさをアピールした。混ざり合ったスタイリング　装いにアクセントを加えていたのは、キュートなマイクロバッグの存在。そしてベルトやネックレスの重ね付けなど、デコラティブかつエレガントなアクセサリー使いも今シーズンの特徴だ。　「マリエンバート、ヌーヴェルヴァーグ、ガブリエル・シャネルが考える魅力、カール、夜、フェザー、スパンコール、ヒール。私は物事が混ざり合っているのが好きなのです」とヴィルジニーはその意図を説明する。　会場には、今回の主役であるクリステン・スチュワートのほか、ブランドのアンバサダーである女優の小松菜奈、ブラックピンク（BLACKPINK）のジェニー（JENNIE）、モナコ公国のシャルロット・カシラギ（Charlotte Casiraghi）など、豪華なゲストが来場。モダニティと軽やかさが融合したシャネルの新作を堪能した。

CHANEL

「シャネル」映画の世界から飛び出してきたかのような2023年春夏コレクション

伝説的ダンサーの衣装がモチーフに　クリエイティブ・ディレクター アンソニー・ヴァカレロ（Anthony Vaccarello）のインスピレーション源となったのは、「20世紀を代表するダンサー」とも評されたアメリカの舞踏家マーサ・グレアム（Martha Graham）。彼女が1930年に発表した作品「Lamentation（哀歌）」で着用した、頭から爪先まで包むチューブ状のドレスは、ムッシュ イヴ・サンローランの数々のコレクションにも影響を与えたという。　中でも1980年代半ばに発表されたムッシュのフード付きドレス「カプッチョ（capuche）」は、メゾンを象徴するキーモチーフとなっている。今回ヴァカレロは、カプッチョを細長いシルエットでアレンジ。薄くてしなやかなシルクジャージーニットを用いて、ミニマルで洗練されたドレスを作り上げた。パワーショルダーのワントーンルック　フロアレングスのドレスと合わせたのは、マスキュリンなアウターウェア。パワーショルダーのロングコートやレザーのボンバージャケット、トレンチコートなどが登場し、力強い女性像を演出した。バーガンディーやネイビーといった落ちついたカラーパレットをワントーンでまとめたスタイルが多く、またレオパード柄のドレスや水玉のボウブラウスなどメゾンの代名詞的なアイテムも目を引いた。バッグを持たず、ジュエリーで魅せる　アクセサリーで目を引いたのは、スカルプチュアルなウッドやゴールドのジュエリー。夜のロケーションで、大ぶりのバングルがキラリと煌めく。あえてバッグを排除したスタイリングが、センシュアルなボディラインをより強調していた。フラッシュと歓声を浴びるBLACKPINK ロゼ　会場にはブラックピンク（BLACKPINK）のロゼ（ROSÉ）やケイト・モス（Kate Moss）、ヘイリー・ビーバー（Hailey Bieber）など、豪華ゲストが来場。屋外かつオープンな設計で開催されたショーは周辺に多くの一般客が集まり、ゲストが到着するたびに歓声が上がった。

SAINT LAURENT

伝説的ダンサーの衣装を再考した「サンローラン」23年サマーコレクション

　オープンに先駆け、ブラックピンク（BLACKPINK）のジス（JISOO）がパンテールのグローバルアンバサダーとして初めて来日し、いち早くポップアップを訪れて話題を集めた。また、カルティエの"フレンズ オブ メゾン"である俳優の鈴木保奈美とKis-My-Ft2の玉森裕太も来場し、華やかにオープニングを祝った。パンテール ドゥ カルティエとは？　パンテールとは、フランス語で豹を意味する言葉。カルティエの象徴であるパンテールは1914年に登場し、ジュエリー、ウォッチ、フレグランス、アクセサリーに姿を変えてきた。ワイルドで奔放、誰にも屈しないパワーを宿し、身に着ける人の強い個性を引き出すパンテールは、抽象的、写実的、あるいはグラフィカルな表現で様々な表情を見せる。魅惑的なパンテールの世界へ　ポップアップは表参道交差点の角地に位置し、パンテールの優美な姿とペラージュ（豹柄）が描かれた外観が目印。屋外のモニュメントにも、光の演出でペラージュが映し出されている。　エントランスをくぐると、そこは魅惑的なパンテールの世界。5つのゾーンを巡れば、デザイン、歴史、職人技、そして精神性にいたるまで、パンテールの全てを感じとることができる。　「JEANNE TOUSSANT」のゾーンでは、1933年にカルティエ初の女性クリエイティブディレクターに着任し、「ラ・パンテール」の愛称で呼ばれていたジャンヌ・トゥーサンのオフィスに足を踏み入れた感覚で、特別な映像を楽しむことができる。　2つ目のゾーンのテーマは「SAVOIR FAIRE」。デザイナー、彫刻職人、宝石細工職人、研磨職人、石留め職人といったパンテールのサヴォアフェール（匠の技）にフォーカスし、スケッチや職人たちの道具など制作の裏側を公開する。　「DESIGN WALL」では、パンテールを形成する「ABSTRUCT（抽象的）」「NATURALIST（写実的）」「GRAPHIC（幾何学的）」の3つのスタイルと、それぞれを象徴する作品を展示。パンテールの芸術的な柄や毛並み、そしてグラフィカルな造形美といった、魅力と輝きを放つハイジュエリーが並ぶ。パンテール診断とフォトブースを体験　会場内では、QRコードを読み取ってカルティエLINE公式アカウントにアクセスし「パンテール診断」を行うスペシャルコンテンツを用意。質問に答えていくと、パンテールの精神性を表す6つのキーワードから「あなたの中のパンテール」が導き出されるという仕組みだ。パンテール診断 6つのキーワード　BOLD&FEARLESS（大胆さ）　UNTAMED（自分らしさ）　CONFIDENT（自信）　MAGNETIC（魅きつける力）　GRACEFUL（優美）　SEDUCTIVE（しなやかさ）　診断結果をもとに、フォトブースで特別な撮影を楽しむことができる。また会期中の土日祝日には、診断結果に沿ったオリジナルドリンクの提供が予定されている。ジス、鈴木保奈美、玉森裕太...豪華ヴィジュアル　最後を飾る「コミュニティ ルーム」ゾーンでは、ジスをはじめグローバルアンバサダーのポートレートが華やかに壁を埋め尽くす。日本からは鈴木保奈美、小栗旬、広末涼子、玉森裕太の4人が"フレンズ オブ メゾン"としてパンテールをまとい、今回のために撮り下ろしたヴィジュアルが公開されている。　ポップアップ「パンテール ドゥ カルティエ」は入場無料。9月2日から19日までの期間限定で誰でも楽しめる。また、カルティエLINE公式アカウントではフレンズ オブ メゾンらの特別インタビューやメイキングムービーなどのスペシャルコンテンツを見ることができる。

BLACKPINK ジス、鈴木保奈美、玉森裕太がカルティエ「パンテール」ポップアップへ　表参道交差点で開催

対比で見せる、セリーヌの「今」　ショーが撮影されたのは、コンコルド広場に位置するHOTEL DE LA MARINE（オテル ドゥ ラ マリーヌ）と、パリの7区左岸にあるLES INVALIDES（アンヴァリッド）。風格ある歴史的建造物と現代的なパビリオンが、印象的なコントラストを生み出す。2つの異なる世界観が、メゾンのヘリテージとコンテンポラリーな時代感覚を効果的に描き出していた。 無造作なのに漂うエレガンス　計63ルックからなるコレクションは、「パリジャン・グラン・クラシックへの回帰」がキーワード。上質な素材使いのアウターをオーバーサイズジーンズと組み合わせ、セリーヌが得意とするノンシャラン（無造作）な装いに。ブラックのカシミアタートルネックも多用され、シンプルシックな「パリジャン」のエスプリを感じさせた。さりげないロックテイストが光る　もちろん、エディならではのロックイズムも健在。ゴールドのショートネックレスや黒のサングラス、シャープなヒールが特徴の新作ブーツ「セリーヌ・ヴェルヌイユ（CELINE VERNEUIL）」など、辛口でセクシーな小物使いも印象的だ。ラグジュアリーなレザーピースの数々も、グラムな魅力を放っていた。ブロンドモデルの正体はBLACKPINKのリサ　今回の映像でフィーチャーされたのは、ヘネシー（Hennessey）の楽曲“バイロン・イズ・デッド（Byron Is Dead）”。ヘネシーとは、ニューヨーク出身のリア・ヘネシー（Leah Hennessey）によるミュージックプロジェクト。リアはアーティスト、ライター、ロックスターとして活躍する若きアイコンだ。　また、ランウェイには、トップモデルのカイア・ガーバー（Kaia Gerber）や、ブランドアンバサダーであるブラックピンク（BLACKPINK）のリサ（LISA）も登場。ランウェイでは全員サングラスをかけていたが、リサのイノセントな素顔を捉えた場面も映し出された。　エディ自身が監督し、キャスティング、スタイリング、セットデザインまでも手がけた13分間のムービーは、オンラインでの発表ながらメゾンの世界観を強くアピールした。

Le Denim

CELINE

「パリジャン」のエスプリを効かせて　セリーヌ 22年ウィンターコレクション

ツイード発祥の地へのトリビュート　会場となったグラン・パレ・エフェメール（Grand Palais Ephémère）は、現在リニューアル工事中のグラン・パレ（Grand Palais）に代わる臨時の施設。シャネルのグローバル・アンバサダーを務めるブラックピンク（BLACKPINK）のジェニーも、黒のクロップトップを着用して出席した。　会場に設置されたのは、大きなツイード柄のパネルと、湾曲したブルーのランウェイ。それは、イングランドとスコットランドの境界線からスコティッシュ・ボーダーズを流れるツイード川（The River Tweed）と、その周辺で作られていたツイード素材へのオマージュだ。イネス＆ヴィノード（Inez & Vinoodh）が撮影したティザー映像でも、この地がフィーチャーされた。フレッシュな色彩はじけるラインナップ　今回ヴィルジニーは、ツイード川に沿ってマドモアゼル・シャネルことガブリエル・シャネル（Gabrielle Chanel）の足跡をたどった。ピンクやパープル、バーガンディといった色彩は、スコットランドの田園地帯からインスピレーションを得たもの。「ガブリエルも、自分が求めるカラーパレットを地元の職人たちに伝えるために、シダを摘んだり、花束を作ったことだろう」とヴィルジニーは語る。恋人のジャケットを借用するというアイデア　そして、マドモアゼルが10年ほど交際していたことで知られるイギリスの第2代ウェストミンスター公爵ヒュー・グローブナー（Hugh Grosvenor）の存在も、今回のコレクションの鍵に。彼女は公爵のためにジャケットを作り、それを自分でも着こなしていたという。「愛する人の服を身につけるのは何よりもセクシーなこと」とヴィルジニーは言う。少しオーバーサイズのマスキュリンなジャケットは、この「愛する人の服」をイメージしたものだ。ソックスやラバーブーツであえてカジュアルに　モデルたちの前髪を留めるヘアクリップやカチューシャ、マイクロバッグなど、キュートなアクセサリーも華を添える。ツイードのカメリアブローチをたくさん胸元にあしらったルックも、遊び心あふれる仕上がり。また、ロングソックスにスティレットヒール、厚手のカラータイツにラバーブーツといった、カジュアルなスタイリングも新鮮。スコットランドの田園地帯をどこまでも歩いていけそうな快活さが印象に残った。

特集一覧タグ「ブラックピンク」の記事一覧

特集一覧タグ「ブラックピンク」の
記事一覧