インサイド

大人と幼少期の間を行き来する様々な瞬間　ブラウンやレッド、ネイビーなどのロングコートから覗くのは片襟だけ飛び出たシャツや、母親のワードローブから借りて無造作につけたようなパールのネックレス。胸ぐりが大きく空いたワンピースやペンシルスカート、ミニ丈のニットコートにはカラータイツが合わせられている。　個々のアイテムや着こなしのバランスは懐かしさやドリーミーなムードが漂い、子ども時代の記憶を呼び起こす。ぶかぶかの手袋、ハンドバッグ、かっちりとした仕立てのアウター、大きめのタートルネックのセーターなど、大人もしくは大人への憧れを秘めたアイテムを組み合わせているのも印象的。それはまさに、家族から「ミュウミュウ」の愛称で呼ばれていたミウッチャの幼少期を追憶しているかのよう。大人と子どもの間を行き来するようなルックの数々だが、決して古めかしさやノスタルジーに浸るのではなく、（引き続きロッタ・ヴォルコヴァによる）スタイリングや丈感、ボリュームの配分やカラーリングといった要素で新鮮さを伴っている。"ミウッチャらしさ"が満載　パジャマルックにアウター、スウェットのようなスポーティーなトップにボリュームのあるバルーンスカート、ユニフォームのようなシャツドレスにシアリングジャケットといった相反する要素の掛け合わせ、袖や裾から覗くシャツの絶妙な重なり具合（一部は2枚の異なる素材を貼り付けた1枚の生地）、グレーやネイビー、ブルーといった落ち着いたカラーパレットに差し込まれる意外性のある色の組み合わせや柄。ラフ・シモンズ（Raf Simons）とともに手掛ける「プラダ（PRADA）」や、ミュウミュウで毎シーズンコレクションを発表する中で、"ミウッチャらしい"と認識されつつも既視感を感じさせずにファッションを更新し、前進し続けていることが、彼女が長年第一線で活躍し、賞賛を浴び続ける所以なのだろう。　折しもファッションウィーク期間中、書店の店頭にはミウッチャが表紙を飾った「VOGUE」US版の3月号が並んでいた。作家のウェンデル・スティーブンソン（Wendell Steavenson）が書き起こした1万5000字からなるインタビュー記事からは、政治学の博士号を持ち、社会運動にも身を投じた若かりしミウッチャが、矛盾を抱きつつも家業であるファッションの道に進んだのは「美しいものへの愛が勝ったから」だと綴られている。その衝動的でありながら絶対的な信念が、彼女の生み出すクリエイティブの根底に流れていることを覚えておきたい。「女の子らしさ」の再定義　コレクションは文字通りの「女の子らしさ（Girlishness）」を表しているようなルックが登場する一方、言葉の再定義も試みている。「（「女の子らしさ」という言葉が）以前は、特定の年齢の、特定の性別に用いられる名詞だったかもしれませんが、今は反抗心という強さ、自由な精神、そしてその人ならではの個性を表す万国共通の慣用句として用いられています。 一つの特徴としてではなく、広範な意味で、気質の根本的要素として捉えるべきでしょう」とコレクションノートに記された文章は、モデルのセレクションにも反映されていた。英国人女優のクリスティン・スコット・トーマス（Dame Kristin Scott Thomas）をはじめ、シンガーのエセル・ ケイン（Ethel Cain）、バレエダンサーのギヨーム・ディオップ（Guillaume Diop）、Netflixドラマ「ザ・クラウン」でハリー王子役を演じた俳優のルーサー・フォード（Luther Ford）、ラッパーでシンガーソングライターのリトル・シムズ（Little Simz）、スペイン人女優アンヘラ・モリーナ（Angela Molina）といった様々な年齢、人種、性別のバッググラウンドを持つモデルがランウェイに登場し、観客の目を引いた。70歳のMIU MIUラバーがモデルに　そして今回のショーでもう一人話題に上がった人物がいる。中国・上海で医師として従事してきた70歳のQin Huilanは、息子のサポートの下、愛用するプラダやミュウミュウに身を包んだスタイリッシュなスナップをインスタグラムに投稿するブランドの1ファンだった。ショーの数日前にブランドからのダイレクトメールでショーモデルのオファーが届き、見事にランウェイデビューを果たしたという。　前述したようなミウッチャの幼少時代を追憶するようなルックが登場する一方で、実年齢が近く自身を投影するようなモデルを起用することで（ミウッチャは現在74歳）、年齢に関係なく「反抗心、自由な精神、個性」（＝本コレクションでいうところの「女の子らしさ（Girlishness）」）を持ち続けることができると証明して見せた。フロントローを飾る最旬の顔ぶれ　ショーにはミューズとしてブランドの顔を務める女優のエマ・コリン（Emma Colin）をはじめ、シドニー・スウィーニー（Sydney Sweeney）、日本アンバサダーのTWICEのモモ、IVEのチャン・ウォニョン、(G)I-DLEのミンニのほか、エヴァー・アンダーソン（Ever Anderson）、ジョーイ・キング（Joey King）といったフレッシュな"MIU MIUガールズ"たちがフロントローを彩った。

Fashion

大人と幼少期を行き来する「ミュウミュウ」2024-25年秋冬

オールドハリウッドのイメージ　会場には、古い映画館を思わせる緞帳が設置されていた。ショーが始まると、そのベルベットのテクスチャーや映画館のインテリアを引用し、伝統的なアメリカン・タキシードを再構築したルックが次々と登場。ダブルブレストのフォルムは長細く、ブレザーはクロップド丈にアレンジ。ハイウエストのパンツはワイドに広がり、全体的にルーズで古着のようなフィット感を演出している。　ハリウッドのイメージは、ジャカードタペストリーに織り込まれたLAの地図にも反映。グラデーションスパンコールを手作業で施したクロップド丈のレザーブルゾンには、スポットライトに照らされた街のイメージが描かれている。きらめくビジューの装飾が随所に　ほかにも、ブローチ、ピン、ペンダントなどがハリウッドのきらびやかさを表現。ポケットチーフの代わりに胸ポケットにあしらわれたビジューのフリンジや、スーツやビーニーを彩る装飾も華やかで、まさに映画のプレミアや授賞式のレッドカーペットにふさわしいルックとなっている。　カラーはシャンパン、ティール（青緑）、ダスティブルー、タン、バーガンディ、ブラッシュなど、豊かでロマンチックなパレットで展開。パジャマシルエットやローブは、バックステージのルームウェアを思わせるリラクシングな装いに仕上がっていた。 ロゴやモノグラムを添えて現代的に　ブランドのシグネチャーであるMAロゴや、幾何学的なハウス・モノグラムなども随所に登場し、現代的な洗練性を加えた。メゾンの代名詞であるスリースター・モチーフが特徴的な新作のスニーカー「Sunset Skate」なども発表され、クラシックとカジュアル、スクリーンとストリートのシームレスなミックスを提案。オールドハリウッドのロマンティシズムと90年代の反骨精神が合わさった、アメリカらしいスタイルが完成した。

AMIRI

きらびやかなオールドハリウッドの魅力を讃える「アミリ」2024年秋冬メンズ

ーブランド名は「水流舎（つるしゃ）」。自身の名前を掲げなかったのは何故ですか？　なんやろ。やっぱり、あんまり目立ちたくないっていうのが大きいんですかね。ー以前のインタビューでは「なんとなくファッションだけは趣味にしたいんで、自分の仕事と関わりのないところで遊んどきたい」とおっしゃっていました。　正直、あまり変わっていないんですよ。今回も「ブランドを立ち上げたい」ではなく「パジャマを作ってみたい」が先やったし、ファッションデザイナーの友人たちから話を聞いているから、大変さも知っている。シーズンごとに作ろうという発想はまったくないです。自分が着たいもの、欲しいもの、作りたいものがあれば、それを時間をかけて作って、発表できればいいなという感覚ですね。ーでは今回のパジャマも長い時間をかけて構想を練る中でようやく形になった物？　そうですね。元々、7〜8年前からずっとしっくり来るパジャマを探していたんですよ。古着屋で探してたりもしたんですけどなかなかピンと来るものに出会えなくて。「いつか作ってみたいなあ」と。そうこうしていたら、以前何かの本で読んだ、地元「寝屋川」の歴史を思い出したんです。　寝屋川という地名の由来は諸説あります。ひとつは、その昔、偉い人が京都から大阪に行く時に宿泊していた建物があり、当時はその宿泊施設を「寝屋」と呼んでいて、その近くに川が流れていたからという説。もうひとつは、山で狩猟をした人が下山して「寝屋」で仮眠をとる場所だったからという説。現代においても、寝屋川はベッドタウンとして知られていて。いずれにしても「寝ることにフォーカスされた街で生まれ育ったんやなあ」と。一人でそんなことを「なるほどなぁ」と考えている時に、なんとなくパジャマを作ってみたいなと思えたんですよね。ーエッセイでもたびたび地元で過ごした幼少期のことを綴られていますよね。　「実家で」「地元で」「中学の友達が」という書き出しは、もうほとんど寝屋川で起こったことですね。どちらかといえば、今回のパジャマは、今までで一番、寝屋川と僕の距離が近い状態で表現されたものなのかな。ー又吉さんは「寝る」をどういったものだと結論づけていますか？　「寝る」は「暮らす」でもある。別の場所で活動していてもそこで寝る。そういう意味では、営みとして重要な行為だと思っています。僕自身も、たまに色々考えすぎてなかなか眠れない日があるんですけど、そういう日のおかげで「ちゃんと眠れることの贅沢さ」が際立つことってありませんか？「スっと寝られたぞ」「良い睡眠ができたぞ」という幸福感たるや。　それに、「眠る」は「起きる」がないと存在し得ないですよね。反対側にちゃんと起きている時間がないと「寝る」は生まれない。寝屋川は、寝ることが地名になって現在もベッドタウンだけど、会社も学校も飲食店もあって、みんな起きて活動もしている。そんな、寝屋川で生まれ育って生活をしていた人間が、パジャマを作ることは「なんとなく全部繋がったぞ」と思えたんですよね。僕にとって、“ファッションをやる”以上は、こういった「寝るってなんだっけ」「寝屋川と僕」といった物語性や必然性が必要不可欠なんですよね。衣類とファッションはやっぱり全く別のものだと思うから。ー衣類とファッションの違いとは具体的に？　衣類は、消費者目線の使いやすさなどの側面や手に取りやすい価格設定が求められるもの。一方でファッションは、人によっては無くてもいいディテールでも、作り手側にとっては“それ“がなくてはならない必然性があるものだと思うんです。　今回も「パジャマを作ろう」となった初期の段階は、まだ衣類寄りの寝具だったんです。まずは寝やすい日常の中での衣類のイメージで、ファッションまで辿り着いていなかった。ただ、僕が今まで色々試してきても「これだ！」というパジャマが無くて、むしろ外着として使っていたイージーパンツに対して「結局、これが一番ずっと眠れるな」という経験や思い出をパジャマパンツに落とし込んだりすると、段々と形やシルエットを考える時に衣類からファッションに移行していくんですよね。身幅も自然とゆったりとしたものになったし、なんとなく外でも着られるようなパジャマが出来上がった。ほかにも、「寝屋川のことを考えてこのパジャマを作ったな。せせらぎの音とかあるし、なんとなく『睡眠と川』って相性が良さそうやな。川といえば水か。水の神様は龍で、龍がいたら安眠祈願ができそうや。じゃあ龍はどこに入れよう。やっぱりベトジャンやスカジャンが僕は好きやから、刺繍で龍を胸にドンと入れたいな」とデザインやディテールが詰まっていきました。……でもまあ色々言いましたけど、パジャマに刺繍で龍を入れたら「もうこりゃファッションやな」と思います。思いませんか（笑）？edit&text：Asuka Furukataphotographer：Yuzuka Ota

又吉直樹の“ファッションをやる”感覚　無類の服好きがブランドデビューする日の覚書

「未来派」の彫刻家のシルエット　会場には古代ローマの「走る人」のブロンズ像（紀元前1年）、そしてボッチョーニ（Umberto Boccioni）による未来派の作品「空間における連続性の唯一の形態」（1913年）が置かれており、まるで美術館の中のような雰囲気。“ボッチョーニ”シルエットを生み出すカッティングはブレイジーのデビューコレクション（2022年ウィンター）から継続し、今回さらに発展させたもの。変幻自在に動き回り、日常から非日常へと旅する、変身中の登場人物の原型を表しているという。 日常から非日常のパレードへ転換　「着替える、変身する」というアイデアを探求した今回のコレクション。ショーは、朝の支度をイメージさせるシュミーズとベッドソックスを組み合わせたルックでスタート。ピンストライプのナイトシャツをまとった女性や、グレーフランネルに見せかけたナッパレザー製のパジャマをまとった「おしゃれにこだわる実業家」も登場し、現代の日常風景を思わせる。　後半はより幻想的に、絵画の登場人物やクリーチャーたちがランウェイを闊歩。司祭やプレイボーイ、夢遊病者、街角の娼婦、銀幕の美女、古代の海のセイレーンなどが行き来し、ドレスアップの楽しさをアピールする。ボッティチェリ（Sandro Botticelli）の名画「プリマヴェーラ」（1482年）に描かれた春の女神フローラと大地の女神クロリスのルックなども登場し、イタリアの芸術文化とクラフトマンシップを称えた。個性あふれるキャラクターたちが集う　ブレイジーは「誰に出会うだろう？ 角を曲がったところには何がある？ あなたを驚かせるのは誰だろう？ その出会いの驚きこそが重要」と語り、「イタリアのパレードというアイデアがとても気に入った。行列や摩訶不思議なカーニバル。どこからともなくたくさんの人たちがやって来て、どういうわけか皆その場に収まり、同じ方向へと向かっていく。階級に関係なく、誰もが参加できる場所に人々が集まるのはなぜなのか、見つめたいと思った」とその意図を説明する。巧みなレザーワークと新作バッグ　また、ボッテガ・ヴェネタならではのラグジュアリーなレザーグッズも存在感を放つ。彫刻的なハンドルを持つ「サーディン バッグ」は、半透明のムラーノガラスを採用した新作がラインナップに加わった。また、造形的なフォルムのバッグや、鮮やかな色合いのサイハイブーツも装いにモダンなアクセントをプラスする。「イタリア」三部作を完結させ、新たなチャプターの始まりをも予感させるコレクションとなった。  　会場にはBTSのRM、女優のサルマ・ハエック（Salma Hayek）など、豪華な顔ぶれが来場。セレブリティを一目見ようと、会場周辺には多くのファンたちが集まった。

BOTTEGA VENETA

「イタリア」三部作のラストを飾る「ボッテガ・ヴェネタ」2023年ウィンター

てんせい：愛猫と共に暮らす家でトップス：ソルベオーバーシャツ（1万3970円）、ベイビーズブレスワンポイントロンＴ（7150円）、ボトムス：ソルベハーフパンツ（1万450円／すべて税込）※いずれもジェラート ピケ オムmodel：てんせい（ファッションデザイナー）Instagram @ten__seiQ. あなたの部屋のこだわり教えてください！　猫を2匹飼っているので、快適に安全に暮らせる"猫ちゃん"ファーストの家にしています。間違って食べてしまわないように観葉植物やお香は置かないようにしたり、猫が座りやすいように平らな面が広いソファを配置したり。インテリアは全体的にはグレーやグリーンのカラーリングでまとめることで、なるべく統一感が出るように意識しました。今にも猫ちゃんが飛び乗ろうとしているこの折り畳みチェアは、イタリアの家具メーカー「アノニマカステッリ（ANONIMA CASTELLI）」の名作「プリアチェア」。グリーンとクリアの2色を購入していて、グリーンのチェアは友人が遊びに来た時に座ったり、物撮りをする際に使っています。Q. ルームウェアの着心地は？　これまで部屋ではクルーネックのスウェットを着ることが多かったので、襟付きのニットアイテムをルームウェアとして着るのは何だか新鮮でした。上品さが感じられるデザインなのに、ハーフパンツでカジュアルダウンできるバランス感も絶妙で良い。さらっとしたドライタッチなニット素材なのでストレスを感じない着心地ですし、ちょっとした買い出しの時などワンマイルウェアとしても重宝しそう。ジェラート ピケといえば可愛らしいウィメンズアイテムのイメージを持っていたんですが、ジェラート ピケ オムはウィメンズラインとはまた違った雰囲気ですね。ユニセックスで着られるアイテムや、メンズ・ウィメンズでペアで着られるアイテムも充実しているのでパートナーと一緒に着たいです。高島涼：ミッドセンチュリーの家具に囲まれてトップス：ストライプパイルシャツ（8140円）、ボトムス：ストライプパイルロングパンツ（7920円）、ストライプパイルルームシューズ（3960円／すべて税込）※いずれもジェラート ピケ オムmodel：高島涼（ディレクター、インフルエンサー）Instagram：@ryo__takashimaQ. あなたの部屋のこだわり教えてください！　オンとオフの切り替えはしっかりしたく、オフィスと自宅とでは全く別のテイストの空間にしています。ブラックやホワイトを基調とした仕事に集中しやすい空間を意識したオフィスに対して、自宅はヴィンテージ家具が並ぶミッドセンチュリーな空間。お気に入りは、中目黒の「ハイク（HIKE）」というインテリアショップで最近購入したソファ。YouTubeを見たり、インスタグラムで服をチェックしたり、ソファでのんびりと過ごすのが至福の時間です。Q. ルームウェアの着心地は？　柔らかなパイル地がリラックス感があって心地良いです。まだ少し肌寒さが残る春先にラフに着るのにも丁度良いアイテムですね。トップス、ボトムス、ルームシューズとトータルコーデが楽しめるのも嬉しいポイント。自宅の落ち着いた雰囲気の空間にもマッチしているので気に入っています。上下ストライプのセットアップは普段外で中々着ることが少ないので、ルームウェアとして着てみたいという気持ちがありました。「非日常的な服を楽しむ」「ルームウェアで遊んでみる」という面白さに出会えたアイテムですね。tai：無駄を削ぎ落とした究極のミニマルトップス：ベーシック'スムーズィー'カーディガン（9900円）、マルチボーダーワンポイントロンＴ（6820円）、ボトムス：ベーシック'スムーズィー'ロングパンツ（8250円）、ボアルームシューズ（5280円／すべて税込）※いずれもジェラート ピケ オムmodel：tai（インフルエンサー）Instagram @tai_wearQ. あなたの部屋のこだわり教えてください！　基本的に、モノを置きたくない性格なんです（笑）。とにかくシンプルな部屋が好き。テーブルやチェアをはじめ、必要最低限のお気に入りの家具だけを置くようにしています。フローリングやドアなど白系の木材が使われていて全体的にホワイトを基調とした空間になっているので、インテリアもなるべくホワイト系のものを選ぶことで統一感のある部屋に仕上げています。ルームウェアも空間との調和を意識していて、ミニマルな空間に合うようなシンプルなデザインのアイテムを選ぶことが多いです。お気に入りのスペースは、ゆったり座れるこの大きなソファ。休みの日にはソファでコーヒーを飲みながら、Netflixで映画を見たりしてくつろいでいます。Q. ルームウェアの着心地は？　ルームウェアってお家時間の気分を上げてくれるアイテムだと思っていて。なので、部屋にいるからといって適当な格好はあまりしないようにしています。ジェラート ピケ オムのアイテムは普段使いしていて、冬は「スヌーピー」とのコラボルームウェア、夏はジェラート ピケ オムのTシャツやハーフパンツを愛用しています。今回着用した'スムーズィー'素材の新作カーディガンとロングパンツはしっとりとしたなめらかな質感。ジェラート ピケらしい柔らかな肌触りがとても心地良いです。薄手のVネックカーディガンはこれからの季節にさっと羽織れますし、シーズンレスに活躍しそうだなと。taku：モノトーンのスタイリッシュ空間トップス：モダールパジャマシャツ（7480円）、ボトムス：モダールパジャマロングパンツ（7260円）、ストライプロゴジャガードルームシューズ（3960円／すべて税込）※いずれもジェラート ピケ オムmodel：taku（ビデオグラファー）instagram @___ta9Q. あなたの部屋のこだわり教えてください！　家で仕事をする時間が長いこともあり、オンオフいつでも快適に過ごせる空間にしたくて。仕事をするスペースは特にこだわっていて、デスクとチェアは以前から欲しかったものをセレクト。デスク周りにはキャンドルやお香など好きな香りを近くに置いていて、眼鏡はその日の気分や服のテイストに合わせて使い分けているので、さっと取り出せるようケースに入れて並べています。実は引っ越したばかりでまだ完成形ではないのですが、最終的にはモダンな家具で揃えた洗練された空間にしていきたいと思っています。Q. ルームウェアの着心地は？　袖を通した瞬間の独特のとろみ感が心地良いですね。家ではなるべく楽な格好でいたいと思いつつ、折角ならルームウェアで普段着とのギャップも楽しみたいと思っていて。このモダールパジャマシャツはシンプルでベーシックなデザインながら、シックな大人の雰囲気があります。部屋の雰囲気に合うデザインのルームウェアを探していたので、モノトーンにまとめた部屋の雰囲気と落ち着いたダークグレーの色味がマッチしていて気に入っています。

クリエイター4人の自宅に突撃　「ジェラート ピケ オム」で作るおうちスタイル

スキムス（SKIMS）　まず最初にご紹介するのは、極上の眠りを叶えるナイトウェア。摩擦が少なく、肌や髪へのストレスも少ないシルク素材のパジャマは、一度体感してしまうともう手放せないほど。キム・カーダシアン・ウェスト（Kim Kardashian West）が手掛ける「スキムス（SKIMS）」のパジャマシャツは、穏やかなグリーンとベーシックなシルエットが魅力的。SSENSE で購入するスキムス（SKIMS）　セットで揃えたいパジャマのトラウザーズは、心地良いシルエットと伸縮性のあるウエストで窮屈さを感じないデザイン。ハイライズで冷えを防ぎ、見た目はもちろんしっかりと寝心地を考えられたアイテムです。「スキムス（SKIMS）」のナイトウェアは、同シリーズでガウンやキャミソール、ショートパンツなどもリリースしているので、一番リラックスできるウェアを見つけてみては？SSENSE で購入するテクラ（TEKLA）　ベッドルームやバスタイムなど、快適なやすらぎの時間を提供するファブリックブランドの「テクラ（TEKLA）」。入浴後、芯から温まった体のクールダウンを兼ね、そのままベッドでくつろぎたい。そんな願いを叶えるドリーミーなライラックのバスローブで、新しいリラックスタイムを実現してみてはいかが？SSENSE で購入するテクラ（TEKLA）　極上の肌触りで快眠が叶いそうな「テクラ（TEKLA）」のブランケット。上質なバージンウールに身を預け、やわらかな温もりをずっと味わっていたくなるような一品です。落ち着いたキャメルカラーは、ファニチャーに溶け込み邪魔をしないので、リビングルームやデスクにもおすすめ。サイズは幅130cm × 長さ180cm。MATCHESFASHION で購入するマックスマーラ（Max Mara）　ふわりとした滑らかな肌触りを、一目見るだけで感じられるような「マックスマーラ（Max Mara）」のクッション。フェイクシアリングにイニシャル・Mのモノグラム刺繍をあしらい、上品なムードを格上げしています。サイドにはファスナーを配置しているので、カバーのクリーニングも可能です。サイズは抱き枕としても活躍しそうな、横45.5cm × 縦28.5cm。MATCHESFASHION で購入するモア ジョイ（MORE JOY）　寒い季節は無意識に体に力が入り、睡眠も浅くなることが多くなりがち。そんなシーズンには、おしゃれなクッションとアイマスク、湯たんぽが一気に揃う「モア ジョイ（MORE JOY）」のセットアイテムがおすすめ。カシミア混のクッションとシルク100%のアイマスクで、肌触りも抜かりなしのおしゃれな快眠グッズです。MATCHESFASHION で購入するアールディーラボ（R+D.LAB）　乾燥するウィンターシーズンにも、うだるような暑さのサマーシーンにも、ベッドサイドにすぐ口にできるドリンクがあると睡眠の妨げにならず水分を補給できます。コンパクトなサイドテーブルに安定して置き、持ち、飲むことができる「アールディーラボ（R+D.LAB）」のグラスで、ベッドタイムのプチストレスを解消させて。SSENSE で購入するアールディーラボ（R+D.LAB）　ベッドルームでリラックスタイムを長く過ごすのであれば、「アールディーラボ（R+D.LAB）」のカラフェで統一感のある空間を演出してみては？リモートワークが増えた今、めりはりをつけるためにも癒しの場は大切にしたいもの。ベッドの上でのんびりと読書や映画鑑賞を、お供にはおしゃれなガラス製品を選び、身も心もリフレッシュしパワーチャージしてみてはいかが？先ほどのグラスも同様、食洗機対応です。SSENSE で購入するシール・トゥルードン（CIRE TRUDON）　癒しの空間に必要不可欠なものは、心がほぐれるようなフレグランス。「シール・トゥルードン（CIRE TRUDON）」のアロマディフューザーは、シックなダークグリーンの手吹きガラスボトルが、インテリアとしても活躍しそうなエレガントなアイテム。バニラをベースにジャスミンの優雅な香りとアクセントになるジンジャーのスパイシーさが奏でる、豊かな香りにも魅了されます。MATCHESFASHION で購入するフラマ（FRAMA）　ユニークかつアーティスティックなデザインに心惹かれる、「フラマ（FRAMA）」のルームディフューザー。ぬくもりを感じる松の木のボックスには、手作業で丸められた土のボールが並べられています。お好みのアロマオイルに自然のパワーをプラスした香りと共に、湿度のバランスを整える効果も発揮。爽やかなフローラルのパフュームオイルが付属しています。SSENSE で購入するバング＆オルフセン（Bang & Olufsen）　最後にご紹介するのは、「バング＆オルフセン（Bang & Olufsen）」のモダンなワイヤレススピーカー。クラシックやラジオ、ヒーリングミュージックなど、お好みの音を楽しめるおしゃれなアイテムはペアリングやAlexaにも対応しています。バッテリー持続18時間と、約13cmのコンパクトなボディとは思えないタフな仕様が頼もしい限り。防水性と防塵性のあるアルミニウムを採用しているので、ベッドルームにはもちろんバスタイムにも楽しめます。SSENSE で購入する

DIFFUSER

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お買いモノ

最高のベッドタイムを叶える、コージーリュクスなアイテム特集

年中使える、万能なシルク　シルク素材のいいところは、なめらかな触り心地だけではありません。吸湿性・保湿性・放湿性に優れているため、夏は涼しく・冬は暖かくと、年中活躍してくれます。人生の三分の一を過ごす睡眠アイテムこそ、ちょっとイイものにアップグレードしてみませんか。定番の無地でホテルライクに　着る人を選ばないシンプルな「ラ ペルラ（La Perla）」のパジャマ。極上の着心地と伸縮性のあるウエストで、1日中家で過ごすリラックスデイにも。MATCHESFASHIONで購入する　同ブランドのローブなら、マスキュリンなルックで急な来客時にもサラッと羽織れます。MATCHESFASHIONで購入する　ピンクのパイピングがアクセントの「フルール オブ イングランド（Fleur of England）」のパジャマ。オーソドックスな形だからこそ、素材のよさが際立ちます。MATCHESFASHIONで購入する　キャミソールがお好みの方は「ルーニャ（Lunya）」のパジャマを。バックが開いたひねりのきいたデザインで、後ろ姿も抜かりなし。 柔らかな薄手のシルクで、洗濯機洗いも可能です。MATCHESFASHIONで購入する　黒のラインとリボンが印象的な「フルール デュ マル（Fleur du Mal）」のパジャマ。着物のようなカシュクールスタイルで、一日の終わりを優雅に過ごしてみては。Farfetchで購入する　パンツは別売りなのでご注意を。Farfetchで購入する　同ブランドのローブもチェック。肌寒い夜もシルクを重ねれば万全です。Farfetchで購入する　エフォートレスなスタイルを追求する「アッセーノ（Asceno）」のローブ。柔らかなブラッシュピンクが春の心地よい眠りに誘います。Farfetchで購入する華やかな柄で気分を上げる　大ぶりなローズが目を引く「リチャード クイン（Richard Quinn）」のパジャマ。人目につかないルームウェアだからこそ、大胆な柄にトライしてみては。エフォートレスな外着として上下バラバラにも使えそう。MATCHESFASHIONで購入する　もちろんガウンもフローラルプリントのオンパレード。ブラックエッジとパイピングがフェミニンな柄を引き締めます。MATCHESFASHIONで購入する　ピンク×ブルーのストライプが新鮮に映る「モーガン レーン（Morgan Lane）」のパジャマ。ワンピースのようなロングシャツタイプで、着るのも脱ぐのも楽チンです。Farfetchで購入する　躍動感のあるプリントで気分が上がる「オリビアボンヘール（Olivia von Halle）」のパジャマ。個性的なデザインながら、シルクの高級感で大人っぽくみえます。Farfetchで購入する　個性的な柄はローブでも活躍。和テイストを感じさせる鶴のプリントとショート丈のキモノテイストで海外ドラマのヒロイン気分に浸って。Farfetchで購入する

夢見るように眠る春 うっとりシルクのパジャマ＆ローブ12選

【コラム連載｜あがりの服と、あがる服】ルームウェア編：アマンも認めるプローのバスローブ ／ 外着にもしたいスリーピー・ジョーンズのパジャマ

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【ホームスナップ】家で何着てる？みんなから届いた #家スナ VOL.4

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