インサイド

Scene 1. 都会のフラワーガーデン一枚の絵画のようなフラワードレス　ブランドのDNAである花柄をあしらったバルーンドレスは、古い植物標本や詩集にあるイラストをコラージュしたデザイン。「一枚の絵画をまとうような高揚感がありますね。マルニはどのアイテムも遊び心があるので、童心をくすぐられてキュンとします」。ふわりと広がるフレアとバレエシューズが甘さをプラスし、彼女のイノセンスと呼応し合う。新作の「TRUNKOISE」バッグはピンクとターコイズの2色持ち。「こうやって色違いで持つのもポップでかわいい。おそろいで友達にプレゼントするのもいいな」。ノクターナル ストラップドレス 36万9600円、「LITTLE BOW」バレエシューズ 12万8700円、「TRUNKOISE」ミディアムバッグ（ピンク／ターコイズ）各29万4800円、メタルフラワーイヤリング 6万4900円、メタルフラワーネックレス 10万2300円Scene 2. プレイフルなチェックスーツマニッシュ×フェミニンに着こなすチェック　チェックといえば、マルニを代表する柄の一つ。この日はチェックジャケットに、ボンデッドスカートとパンツをレイヤードしたスタイリングに挑戦。「バレエのチュチュみたいな、ハリ感のある素材が素敵。ジャケットの袖口にはフラワーモチーフのハンドステッチがさりげなく入っていて、そんなディテールもマルニの魅力ですね」。足元に合わせたのはダークバーガンディのダービーシューズ。マキシフリンジが揺れるユニークなデザインで、ラバーのチャンキーソールがマニッシュ×フェミニンな装いを完成させる。マイクロチェック ジャケット 38万9400円、マイクロチェック ボンデッドスカート 53万4600円、マイクロチェック パンツ 16万8300円、マキシフリンジ ダービーシューズ 14万4100円（全て税込）美術館のようなポップアップストア　フラワーガーデンがテーマのポップアップ「MARNI FLOWER GARDEN POPUP 」が、伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージで5月14日まで開催中。限定のカーディガンを含む豊富なラインナップをそろえ、ポップアップで15万円以上の購入者を対象に手刺しゅうのカスタマイズサービスを提供する（※1日当たりの上限あり）。「色鮮やかで、まるで美術館のような空間でした」（上白石萌歌）。◾️MARNI FLOWER GARDEN POPUP会期：2024年5月8日（水）〜5月14日（火）会場：伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージ住所：東京都新宿区新宿3-14-1営業時間：10:00～20:00

Fashion

2024 Spring Summer

上白石萌歌と「マルニ」の幸福なケミストリー　フラワー&チェックと戯れる午後

　「ディオール（DIOR）」や「グッチ」など、2023年秋冬のメンズコレクションではスカートを取り入れたルックが多数登場。ウィメンズのトレンドを汲んでか、冬のストリートではスカートをパンツをレイヤードしたスカウザースタイルが台頭した。デニムにレザーといった異素材のミックスや、マイクロ丈とのレイヤードなど、独自の個性を打ち出すスタイリングが新鮮に映る。ストリートを席巻！？タータンチェックのスカートマイクロ丈のスカートや、異素材をミックスした個性派スタイルたち セレブリティの着こなし：スカート風のショーツに注目！2024年秋冬パリメンズ スナップ特集・スカートとパンツを重ねて魅せる「スカウザー」・メンズの最旬カラーはヴィヴィッドピンクか、じわり台頭・今を生きるネオ貴公子、パリの街からピックアップ・KPOPの衣装も影響か　2024年のネクタイ最前線・メンズの肌見せ、どこまでならOK？・存在感抜群のモンスター級ショルダー・VRゴーグルを思わせる、近未来型のサングラスに夢中

GUCCI

DIOR

スカートとパンツを重ねて魅せる「スカウザー」＜パリのストリートスナップ＞

LU'U DAN　ロンドンを拠点に活動するデザイナー、フン・ラーによって設立されたブランド「ルー ダン（LU'U DAN）」。コットン混フランネルの、あたたかみのある風合いが特徴のトラウザーズです。ゆったりとしたシルエットながら、2本のタックが程よく印象を引き締めてくれます。SSENSE で購入するMSGM　顔まわりがパッと華やぐ「エムエスジーエム（MSGM）」のバケットハット。フロントに入ったブランドのロゴ刺繍がさり気ないアクセントにひと役。例えばシックなモノトーンスタイルのはずしとして取り入れたら、モードなスタイルが完成します。SSENSE で購入するGANNI　「ガニー（GANNI）」からは、華やかなイエローのタータンチェックが目を引くワンピースをピックアップ。胸元のシャーリングや、ティアードした裾などメリハリのあるシルエットで大人っぽく着られます。SSENSE で購入するBURBERRY　チェックといえば真っ先に思い出すブランド「バーバリー（BURBERRY）」。こちらはアッパーにチェックのプリントが施された、トラッドムード漂うローファーです。あえて足元で、さり気なく柄を効かせるのもおすすめ。SSENSE で購入するY'S　シアーなナイロンニットのソックスは「ワイズ（Y’S）」のもの。メタリックな糸をミックスしており、小さな面積で柄を効かせつつも存在感のある足元に。レザーシューズやショートブーツからちらりと覗かせて楽しみたい。SSENSE で購入するA.P.C.　大人っぽい印象で着られる、ガンクラブチェックのコットンツイルジャケット。「アー・ペー・セー（A.P.C.）」らしいミニマルで長く愛用できるデザイン。フロントのボタンを開けてラフに羽織るのもおすすめです。SSENSE で購入するANINE BING　カジュアルにもフォーマルにも活躍するグレンチェックのトラウザーズは「アニーン ビン（ANINE BING）」のもの。ハイウエスト仕様で、タックインスタイルも様になります。ストレッチ性のあるポリエステル×ビスコース混ツイル素材で、履き心地も快適。SSENSE で購入する

お買いモノ

手軽に秋らしいムードが叶う、チェック柄アイテム

　シュガーヒルは2017年にデビュー。2021年に岡本大陸の「ダイリク（DAIRIKU）」、寺田典夫の「ヨーク（YOKE）」らとファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD 2022」に選出され、2022年3月の「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W」で初のランウェイショーを開催した。　2024年春夏コレクションのシーズンテーマは周回軌道を意味する「Orbit」。立派な人間になりたいと願い、情熱と探究心を持って転がる石のように過ごした20代前半から始まり、少しスローダウンした20代後半を経て、また新たに情熱へと向かい始めた自身の現在地を表現した。　ショーは、メッシュのように編み上げたローゲージのカーディガンと、ウェスタン調のデザインをあしらったデニムのルックからスタート。風に揺れる柔らかな素材にヴィンテージ風のチェックをあしらったロングシャツや、網のようなダメージ加工を施したデニムアイテム、ロゴをバックプリントしたバーシティジャケット、ルーズシルエットのスウェットパンツなど、ウェスタン調やグランジテイストを基調にしつつ、軽やかな素材やリラックス感のあるシルエットをバランス良く組み合わせた。　また、拘束具をモチーフにしたようなフェティッシュなアイテムが随所に登場。パンツやシャツの上からスタイリングしたレザーのペニスバンドは、AV監督さもありからオファーを受け製作したコラボレーションアイテムで、このアイテムから派生して、他のルックで登場したハーネスのようなキーホルダーやアクセサリーをインラインで考案したという。林は「デザイナーが勝手にモチーフを使うのではなく、実際に仕事道具として使う人とコラボすることで、アイテムにリアリティが生まれる」とコメントしている。　ショーには業界関係者をはじめ、文化服装学院、ここのがっこう、武蔵野美術大学の学生を含む300人以上が集まった。2度目のショーを終えた林は「前回のようにアワードに向けて企画したものではなく、ショーに向けてゼロから自発的に、コレクションを制作できたことはすごくいい変化だった」とコメント。今後の目標については「まずはこの夜が明けてみないと分からない」としながらも「今はチーム編成含めてブランドに必要なものが全て揃った状態。闇雲に量産するのではなく、プロダクトのクオリティをより引き締めて、密度の高いプロダクトを生み出していきたい」と語った。

Le Denim

SUGARHILL

シュガーヒルが2024年春夏コレクションを発表、AV監督とのコラボも

プレイフルなカラーとタータンチェック　序盤に登場した5体は、パッカブル仕様のポンチョ風アウターを様々なアレンジで着用。レッド、ブルー、イエロー、ブラックと原色のカラー展開で、プレイフルなショーのスタートとなった。　続くルックは、今シーズンのポイントとなるタータンチェックのシリーズ。ロンドンのセントラル・セントマーチン美術大学でファッションを学んだ栗原にとって、スコットランド発祥のタータンチェックは馴染み深いテキスタイルのひとつだという。今回はジャケット、スカート、パンツ、ドレス、そしてモヒカン風のヘッドピースにも様々なタータンチェックをあしらった。　ウォッシュ加工を施したセットアップのインナーにトラックジャケットを合わせるなど、一捻りあるスタイリングにも注目したい。　チェックのツイード素材は、ポケットのフラップやクレイジーパターンのスカートに用いて遊び心をプラス。アーガイルチェックと犬のモチーフをあしらったニットトップスは、どこか懐かしさを感じさせるアイテムだ。　また、コレクション全体を通して豊富なのはレッドカラーのアイテム。印象的なレッドのセットアップは、コム デ ギャルソンの代表的なテキスタイル加工のひとつである縮絨を、テールコート風のジャケットとスカートに仕立てた。レイヤードを楽しむガーリーパンク　ショーの中盤で登場したニット素材のロンググローブは、「テンベア（TEMBEA）」とのコラボレーションアイテム。ショーには出ていないが、同じくテンベアとのコラボレーションでチェック柄のバッグも展開される。　スタイリングで多く採用されていたのはレース柄のメッシュレギンス。レイヤードを自由に楽しめるアイテムをベースに、モヒカン風のニットキャップ、スタッズ付きのシューズといったパンク要素がスパイスとなってガーリーなスタイルを味付けした。

COMME des GARÇONS

TEMBEA

「タオ」2023年秋冬コレクション　ワードローブを彩る赤とチェック

　「フォンダツィオーネ・プラダ（FONDAZIONE PRADA）」のショースペースは、建築模型を巨大化したかのような空間に。白い壁やカーテン、ゲストたちが座る椅子も紙で作られている。ショーの招待状が、紙で作られたシャツや帽子のモックアップだったこともゲストの関心を引いた。　この演出には、一見シンプルなものでも背景には複雑な思考があり、ありふれたファッションも文脈によって生まれ変わるという、デザイナーの信念が反映されている。　コレクションの中心となったのは、テーラードスーツ、コート、セーター、シャツといった典型的なメンズウェア。デニムやレザーなどを取り入れ、シンプルにまとめ上げた。体に寄り添うすっきりとしたプロポーションと、無駄を削ぎ落としたデザインが印象的。パンツはタイトで、足首までのクロップト丈が新鮮だ。 　また、印象的なレザーのショートパンツ×ブーツの組み合わせや、ウォッシュデニムのセットアップなど、フレッシュなスタイリングが光る。ボーダーニットのバリエーションも、シンプルながらポップで力強いルックを完成させた。　さらに、目を引いたのは「プラダ」らしいギンガムチェックのシャツやコート。特に、ジグザグのリックラックリボンでトライアングルをかたどった、バックボタンのシャツが純粋さや子供らしさを演出する。　アクセサリーでは、トライアングル柄のトートバッグや、蛍光色を取り入れたスニーカーも存在感を放つ。いずれも洗練されたシンプルなデザインながら、デザイナー2人の確かな意志と選択が感じられるユニークな仕上がりに。　会場には、ジェイク・ギレンホール（Jake Gyllenhaal）やラミ・マレック（Rami Malek）、ルイス・パートリッジ（Louis Partridge）をはじめ、韓国からはK-POPグループNCTのメンバーであるジェヒョンや ソン・ガンらの姿も。世界中のセレブリティたちが集う、特別な一夜となった。

PRADA

RAF SIMONS

子供らしい純粋さをシンプルに表現　ギンガムチェックで彩る「プラダ」2023年春夏メンズコレクション

　クラフツマンシップ感じる上質な造りは「エルマンノ シェルヴィーノ（Ermanno Scervino）」ならでは。コーデをモードに引き締めるブラック×イエローの大胆チェックがとことんお洒落。余裕を持って羽織りたい大人な一着。Farfetch で購入する　グレーチェックのダブルコートの裾とカラーに差し込まれた鮮やかなブルー。纏うだけでスタイリングをアーバンな表情へと変える「ニナ リッチ（NINA RICCI）」のコンテンポラリーなアウターは持っていて損はなし。Farfetch で購入する　野暮ったくなりがちなパンプキンオレンジとボックスチェックの組み合わせも「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」にかかればこんなにスタイリッシュに。ジーンズ×スニーカーのカジュアルスタイルは勿論、レザーパンツにブーツなどのモードスタイルでもOKな幅広コーデが楽しめます。Farfetch で購入する　思わず触れたくなるブラック×ホワイトのエコファーコートは「スタンドスタジオ（STAND STUDIO）」から。シンプルながらフェミニンさを兼ね揃えたクリーンなイメージ且つスマートな一着です。Farfetch で購入する　マニッシュでありながらエレガント。深いブルーとブラックチェックのバランスが絶妙な「レッド ヴァレンティノ（RED Valentino）」のタイムレスなアウターを羽織れば、寒くて黒い冬もクールに乗り切れそう。Farfetch で購入する　クリーム×ピンクカラーのボックスチェックのオーバーサイズのシングルコートは「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」らしいフェミニンな仕様。だからこそ、カジュアルな格好にラフにあわせるだけでおしゃれ上級者並みの抜け感が。Farfetch で購入する　ちょっと渋めなギンガムチェックコートでグッドガールな印象を。マニッシュにもフェミニンにも着る日の気分によって楽しめる「プランC（PLAN C）」のアウターは、日々のコーディネートを楽しみたい大人の女性の強い味方。Farfetch で購入する　白地に生えるのはグリーンとブルーのギンガムチェックですが、このカラーリングに関しても「イザベル マラン エトワール（ISABEL MARANT ÉTOILE）」らしい絶妙なトーン選びに注目です。シンプルでクリーン、それでいて存在感大な上品で美しい一着です。Farfetch で購入する

今年の本命はモードな「チェックアウター」

　「ザ・リラクス」と言えば、テーラリングと上質な素材を引き立てる、最低限の色柄やシンプルなスタイリングが印象的だが、今季はそのイメージが大きく変化した。フラワープリントやチェック、格子など、バリエーション豊富な色や柄、素材のコントラスト、ゆったりとしたシルエットを組み合わせることで、気負わずに着られるアイテムがそろった。■ストイックさは控えめな、オールブラックのスタイル 　前半は、男女ともにオールブラックのコーディネートが登場するが、ストイックな印象は控えめだ。モヘアのコートとウールのパンツを合わせるなど、同色でも濃淡や素材の質感を変えて、やわらかなイメージへと落とし込んだ。　さらにAラインのコートやドレープを贅沢に用いたドレスは、モデルが歩くたびに美しくなびく。裾にかけてのゆったりとしたディテールとは対極に、首元をスタンドカラーで引き締めることで、リラックス感と緊張感が混在する絶妙なバランスを生み出した。 ■軽やかな素材にのせる花柄、チェック柄、格子柄　中盤には、花柄のロングドレスや、マルチカラーのチェックのスカートなどの柄物が続々と登場し、コレクションに華を添える。アイキャッチな柄は、透け感のある素材にのせることで、秋冬ながらも軽やかな印象だ。ドレスのカフスやベルトだけをウールで切り替えるなど、見た目の「重さ」のバランスにも工夫が光る。  　後半にかけては、ホワイトを基調にコレクションを提案。レースのロングスカートとモッズコートなど、前半にオールブラックで登場したコーディネートが、色味を変えるだけで、異なるイメージに昇華されているのがおもしろい。　また今回新たに、伊藤忠商事とメッツァ・グループのメッツァ・スプリングとの共同出資により開発したセルロースファイバーのテキスタイルブランド「クウラ（Kuura）」の生地を使用。フィンランドの自然の中で育った針葉樹を原材料にし、新特殊溶剤の使用により環境負荷を低減させたクウラのテキスタイルを、コートやシャツ、ボアベストに採用した。　アクセサリーのバリエーションも着々と広がっている。「ミリタリーミニマム」シリーズと名付けた、ボストンバッグやウォレットバッグに加えて、モデルの耳元には、キラキラとゆらめくジュエリーなども見られ、小物使いがコーディネートの幅を一層広げている。 　全体として、ブラックから花柄、白のアイテム群へと移り変わるコレクションは、コロナ禍の混沌とした暗い世界に、一筋の光がさして、周囲までをも照らすというストーリーにも見えた。そんな未来へのポジティブなメッセージを、「ザ・リラクス」流のスマートなコレクションで表現した。（文責：村上杏理）ファッションウィーク特設ページはこちら

THE RERACS

ザ・リラクス、柄や素材の強弱で生みだす、寛ぎすぎない「リラックス」

ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」とは？　「クイーンズ・ギャンビット（The Queen's Gambit）」は、動画配信サービスネットフリックス（Netflix）制作によるオリジナルドラマです。2020年10月の配信スタート以降、チェスセットの驚異的な売上増加やチェスプレイヤーの急増など、社会現象とも言えるブームとなっているのです。　舞台は、冷戦期（1960年代）のアメリカ。孤児院育ちの天涯孤独な少女・ベスが、チェスにおける天才的な才能を発揮して世界チャンピオンに上り詰めていくまでを描いた作品です。いわゆる「スポ根」モノの王道ストーリーですが、迫力ある試合や人間模様だけではなく、ドラッグ依存症などのダークな要素も描かれているのが特徴。男性優位の社会で、女性としてチェスを武器にして戦うベスの姿は現代の女性像にも重なり、思わず惹きつけられてしまいます。　1983年に発行された原作小説は、実は未邦訳。作者は、ポール・ニューマン主演の「ハスラー」やデヴィッド・ボウイ主演の「地球に落ちてきた男」など、映画化も名作ぞろいのウォルター・テヴィス。翻訳が待ちきれない方は原作にチャレンジしてみては？ベスの60年代ルックから目が離せない！　「クイーンズ・ギャンビット」の魅力のひとつが、作品に登場するファッションです。1960年代という、激動の時代を再現したルックは見もので、演じたアニャ・テイラー＝ジョイの唯一無二の雰囲気と相まって、ベスのファッションは目が離せないものばかり。そんなベスになりきれる？！レトロなムードのアイテムをチェックしてみましょう。ポロトップ　ほどよくフィットするコンパクトなポロトップにフレアスカートを合わせるスタイルは、60年代前半にかけての定番スタイル。「ガニー（GANNI）」のポロセーターは、メランジ糸を使用したリブニットで表情豊かな一枚です。スカートMATCHESFASHION で購入する　タイトなトップスに合わせるのは、ミディ丈が上品なAラインのフレアスカートを。モノトーンのハウンドトゥースがシックな「ノーマ カマリ（NORMA KAMALI）」のスカートです。MATCHESFASHION で購入するワンピース　ヴィンテージライクなアウトフィットを提案する「バットシェバ（Batsheva）」のワンピースは、タイウエストでシルエットにメリハリを。パフスリーブやイミテーションパールボタン、フレアなヘムラインなどのガーリーなディテールを引き締めるブラックカラーが効いています。MATCHESFASHION で購入する　大きな丸襟が特徴のピーターパンカラーのワンピースも、60年代を代表する要チェックアイテムです。ミニ丈の「パロッシュ（P.A.R.O.S.H. ）」のワンピースは、まさに「リトルブラックドレス」として様々なオケージョンに対応してくれそう。Farfetch で購入する　モノトーン、ブラウンなどのカラーを多くまとっていたベスですが、ダスティアイスカラーの衣装も度々披露しています。サステナブルなブランドとして知られる「カーサ ラキ（Casa Raki）」のワンピースは、クリーン＆ミニマルな印象。MATCHESFASHION で購入する　作中のベスの衣装には、チェス盤との繋がりを感じさせるチェックパターンが意図的に取り入れられていたそう。「シーバイクロエ （See By Chloé）」のワンピースはスクエアネックとチェックパターンが端正な雰囲気。控えめなパフスリーブとAラインシルエットでグッドガールな魅力の一着に仕上がっています。MATCHESFASHION で購入するコート＆ジャケット　パリでのショッピングのシーンで着用していたピンクのチェックのコートなど、ベスのチェックコート姿に目を奪われた方も多いのでは？「イザベル マラン エトワール（ISABEL MARANT ÉTOILE）」のコートは、ブランケットのような起毛感のある生地と、オフホワイトを基調にしたチェックパターンであたたかみたっぷりです。SSENSE で購入する　モスクワでのチェストーナメントの際にベスが着ていたクリームカラーのチェックのコートは「クレージュ（COURREGES）」のヴィンテージアイテムでした。60年代のミニスカートブームの起爆剤的役割を果たした「クレージュ」は、まさに当時を象徴するブランドです。そんな「クレージュ」の現代版ニットジャケットがこちら。アーチを描くフロントのボタン配列にはスペースエイジのムードが漂います。Farfetch で購入する　もうひとつ「クレージュ」のジャケットをピックアップ。ミニ丈のボクシーなシルエットやラウンドカラー、ステッチラインなどに懐かしい雰囲気が感じられます。ニーハイブーツ＆ミニスカート、クロップドパンツ＆ローファーなど、思い切り60'sライクに着こなしたいウールジャケットです。YOOX で購入するスカーフ　ベスがスカーフをヘッドバンドとして身につけている姿も凛々しくて印象的。「クロエ（Chloé）」のシルクスカーフは、シグネチャーのモノグラムロゴプリントをあしらっておりレトロかつエレガントです。MATCHESFASHION で購入する　「レスカーフ（LeScarf）」によるアイボリーの「No.1」スカーフ。ジオメトリックなストライプの縁が、アールデコ時代のスタイルと建築を彷彿とさせます。 光沢のあるシルクを用い、コーナーに手書き風のロゴが配されたシンプルなデザイン。 ベルトとしてウエストに巻いたり、バッグのストラップハンドルに結んだりして、お好みのアレンジを楽しんで。MATCHESFASHION で購入する初めての方にもおすすめ！インテリアにもなるチェスグッズチェスセット　初めてなら、半分に折り畳めるコンパクトなチェスセットから挑戦してみては？こちらのチェスセットは20cm四方のサイズ感ですが、木製の高級感が感じられます。マグネット入りなので、駒を置く際も快適です。Amazon で購入する　より大きいサイズで折りたたみ性能を実装したチェスセットです。木製風のこだわり仕上げですが、樹脂製なので扱いも容易。Amazon で購入する　超薄型のポケットタイプのチェスなら、どこでもチェスが楽しめますね。駒も薄型のマグネットになっているのが特徴です。Amazon で購入する　チェス盤がロール収納できるマットタイプは、更に大きい盤面でゲームにのめりこめそう。およそ50cm四方のチェスマットは、専用の収納ケース付きです。Amazon で購入する　同じくマットタイプのチェスセットですが、マットのカラーはホワイト＆グリーン。サイズはおよそ42cm四方です。国際チェス連盟（FIDE）の公式戦でも使用される、軽量プラスチック製英国スタントン型のチェス駒とセットになっています。Amazon で購入する　あの「ハリー・ポッターと賢者の石」の名シーン、巨大チェスゲームを再現したハリポタファンには堪らないチェスセットです。映画で大活躍の勇姿を見せてくれたロンの気分に浸れるかも？Amazon で購入するチェスクロック　作中でも緊張感溢れる試合シーンで印象的に登場したチェスクロック。あのボタンを無性に押したくなった人も多いはず。Amazon で購入する書籍　歴代のチェス名人からチェスを学んでみませんか？1970年代前半に世界チェスチャンピオンの王座を獲得した天才プレーヤー、ボビー・フィッシャーからチェスのいろはを学べます。なお、ボビー・フィッシャーは性別など違えど「クイーンズ・ギャンビット」でベスの人物像のベースとなった人物。ドキュメンタリー映画を観れば、「クイーンズ・ギャンビット」の世界をより楽しめるかも。Amazon で購入する　作中でもベスらプレーヤーが熱心に読み込んでいた名局集。こちらはラトビア出身の元世界チャンピオン、ミハイル・タリのもの。1960年に当時世界最年少チェスチャンピオンを獲得したタリの、「リガの魔術師」と呼ばれた伝説の攻撃型プレイをじっくり研究しましょう。Amazon で購入する

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