インサイド

「エンシェント・グリーク・サンダルズ（Ancient Greek Sandals）」って？　ギリシャの建築、神話、陶芸、彫刻やジュエリーなどのカルチャーに魅せられたシューズブランド、「エンシェント・グリーク・サンダルズ（Ancient Greek Sandals）」。クリスティーナ・マルティーニのデザインスキルとニコラス・ミノグロウの経営学のバックグラウンドを融合させ、2012年に誕生。シグネチャーのウィング型バックルは、ギリシャ神話の伝令神エルメースが履いたとされる翼のついた魔法のサンダルに由来し、化学物質を使用せず天然染料でなめしたレザーを用いプロダクトは全てギリシャにて制作。時代を超えて愛されるスタイルに熟練した職人の技巧が光るアイテムは要必見です。クラウチング ヴィーナス　ブランド設立10周年を記念したカプセルコレクションで発表された「クラウチング ヴィーナス」。ギリシャ神話の女神像を彷彿とさせるゴールドトーンの金具をあしらった、ハンドメイドのレザーサンダルです。MATCHESFASHION で購入するArtemis de Gambies　こちらも先程と同様、10周年記念に作られたモデル「Artemis de Gambies」。名前の由来となったルーブル美術館の彫刻作品を着想源に、ラップアラウンドストラップがあしらわれた一足です。MATCHESFASHION で購入するセントー＆ニンフ　ゴールドトーンのファセットディテールと、レザーのラップアラウンドストラップを掛け合わせた「セントー＆ニンフ」。タンカラーのレザー×ゴールドの肌馴染みのいいカラーパレットでまとめたフラットサンダルです。MATCHESFASHION で購入するスパルティ　3本のクロスしたウェーブストラップを配したスリッパタイプの「スパルティ」。甲をしっかりとホールドしてくれるので、楽に履きつつ脱げにくいのが嬉しいポイントです。MATCHESFASHION で購入するスクランチー タイゲーテー　ぽってりとした厚底のソールに、シャーリングを施した伸縮性のあるストラップを備えた「スクランチー タイゲーテー」。同ブランドのスタイリッシュなビジョンを体現するカジュアルなデザインです。MATCHESFASHION で購入するカリス　履き心地が良く、厚みのあるクッション入りのソールに、レザーストラップを配したミニマルなサンダル「カリス」。ビーチだけでなく、タウン仕様でコーディネートしたい、リュクスなムード漂う一足です。MATCHESFASHION で購入するメリ　軽量ラバーを使用し、編み込みストラップとモールドフットベッドを配したカジュアルな印象の「メリ」。耐水性があるので、プールサイドルックに洗練さをプラスしてくれます。MATCHESFASHION で購入する

お買いモノ

夏に履きたい、シンプルかつ構築的なフォルムのサンダル「エンシェント・グリーク・サンダルズ」をチェック！

ディオールとギリシャの関係　ディオールとギリシャの最初の繋がりはムッシュ ディオールによるオートクチュールコレクションをアクロポリスの丘のパルテノン神殿を背景に撮影した、1951年の写真が始まりとされる。ウィメンズ アーティスティック ディレクター マリア・グラツィア・キウリ（Maria Grazia Chiuri）は70年前から連綿と紡ぎ出される歴史をインスピレーション源に、また文明のルーツを新たに見直すというアプローチから、ギリシャ・アテネを今シーズンの発表の地に選んだという。　ギリシャ神話の女神アテーナーに捧げられたアテネを舞台に、マリア・グラツィアはクリエイションを再解釈。現地のアーティストや職人の創造性に光を当て、ギリシャ出身の画家ジョルジョ・デ・キリコ（Giorgio de Chirico）の作品からもインスピレーションを得た。コレクションのインスピレーション源となったコラージュ動画女神のドレープを現代のドレスに　カラーパレットは、大理石や古代の彫像を連想させるオフホワイトからベージュの色調をベースに、陰影のブラック、上品なゴールド、そして透き通るような鮮やかさのギリシャブルーがメイン。　メゾンのコードのひとつでありマリア・グラツィアがこれまでも提案してきたペプロス（長衣）のドレープや、カリアティード（女像柱）を連想させるシルエットのドレスが多く登場したが、今回はより現代的な解釈が取り入れられた。テクニカルな素材で仕立てたり、斬新なカットワークやフードがデザインされていたり、多様な手法でアップデートしている。足元はスニーカー　中盤で目立ったのは、マリア・グラツィアが大切にしている身体性をフォーマルとスポーツの融合によって表現したカラフルでアクティブなスタイル。イタリア人アーティストのピエトロ・ルッフォ（Pietro Ruffo）がアスリートの肉体を再解釈したドローイングが、鮮やかなプリントで施されている。　終盤は、清らかなホワイトをベースとしたイブニングドレス。長いトレーンや白鳥を模したデザインなど詩的で優美なドレススタイルに、足元にスニーカーを合わせているのが今シーズンの特徴だ。スニーカーはホワイトとゴールドの配色で、アクセサリーの一部となっている。 ボストンバッグやイヤホン用アクセサリー　バッグの新作として、スポーティーな印象のボストンバッグを提案。アクセサリーはゴールドやパールが多く、AirPodsに装着するイヤリングといったユニークなピースにも注目したい。歌と花火、圧巻の演出　なお、今回のコレクション映像は事前に撮影されたものではなく、一部観客を招いてフィジカルでショーを開催しライブ配信した。オーケストラの生演奏とギリシャ系アメリカ人のシンガーソングライターIoanna Gikaの歌声が総大理石のスタジアムに響き、フィナーレでは花火が打ち上がる圧巻の演出。聖地アテネとメゾンの歴史をつなぐショーとなった。

特集一覧タグ「ギリシャ」の記事一覧

特集一覧タグ「ギリシャ」の
記事一覧