インサイド

　近年、ファッションビジネスでは“ウリ”として原価率の高さを訴求したり、インフルエンサーが低価格を切り口におすすめの服を紹介するなど、わかりやすく伝わる「数字」や「情報」を並べたアピールが目立つ。着る側の態度も、多くの現代人は変にコミュニティから浮いた存在になることを嫌い、“いい感じにお洒落だけど奇抜じゃない”、“皆と同じような普通の恰好でいい”という画一的でシステマティックなファッション感覚が一般化したように思う。　一方で、プロダクトの背景にある作り手の意図や手間暇、プロダクトを届けてくれる人の存在、そしてプロダクトが自分の手元に届くまで過程──そういったプロダクトの持つぬくもりを形作るストーリーにも目が向けられるようになった。昨今の作家のうつわブームや、製造に手間暇のかかるナチュラルワインブームなんかにも似たような感覚を覚える。元来、人は他者とのコミュニケーションを紡いで生活を送り、コミュニティを形成し進化してきた生き物。情報社会の中でも、人は究極には他者との関係性を形作る「ぬくもり」を求めるものなのかもしれない。先日もそんな話を知人としたばかりだった。　僕も無意識にではあるが、そういった「ぬくもり」的な要素を求めて様々なものを手に取るようになった。最近は特に顕著で、物としての質がどうとか、どこのブランドのいつの時代の物かという「情報」よりも、知人がやっているブランドで買った服や、先輩からのおさがりとか、そういった人とのつながりや作り手の存在が感じられる「ぬくもり」のある物にお熱なのだ。中でも特に惹かれてしまうぬくもりジャンルがある。獣毛や毛皮などの“フワフワ”である。いや、これは結構真面目に言っているつもりだ。という訳で、今回は最近気に入っているぬくもりジャンルであるフワフワのアイテムから、「ボルサリーノ（Borsalino）」のアルパカキャップを紹介したい。＊　＊　＊　ボルサリーノの誕生ははるか昔の1857年にさかのぼる。イタリアのアレッサンドリアに工房を設立したジュゼッペ・ボルサリーノがその後170年続く世界的なブランドをスタートさせる。1900年のジュゼッペの逝去後は息子のテレジオ・ボルサリーノが事業を継ぎ、同年にパリ万国博覧会でグランプリを受賞。ボルサリーノの名は同社の社名の枠を超え、帽子というアイテムの代名詞としてグローバルに認知されるようになった。　ボルサリーノと言えば中折れのフェルトハットこそが同社の代名詞。1900年代から多くのセレブリティを顧客に抱え、ジョニー・デップや麻生太郎などもボルサリーノのハットの愛用者としてよく知られている。一昔前には「ボルサリーノ」という単語がフェルトのつば広帽の一般的な総称として辞書に載ったほどで、まさに帽子の王様、同社の誇る王道と言っていいだろう。　今回紹介するベースボールキャップも、「最高の材料と、最高の技術で仕上げた優れた品を、最高の状態で売る」というボルサリーノの理念を体現した逸品と言える。帽子に用いられる生地では珍しい、毛足の長く贅沢で希少なアルパカ素材が全体にあしらわれている。裏地には王道のハットでも使われるアセテート×レーヨンの光沢感がある素材が用いられ、一般的なキャップとは一線を画す高級感がある。ディテールも見どころで、ハット同様に硬い芯地を用いたつばは絶妙な長さに設定されており、カジュアルにもシックにも振れるデザインだ。　個人的に最も感心したのは、天ボタンが省略されている点。これがあるのとないのとでは相当に見た目のスマートさが変わってくるのだが、アルパカ素材のほっこり感と少々短めに設定されたつばのカジュアル感を計算し、天ボタンを省略することで全体の印象を引き締め、ほっこりとシックの共存を実現する。一時は帽子着用者の激減の煽りを受け経営破綻した同社だが、経営を立て直し、新規顧客の開拓に成功した現代のボルサリーノが体現する、作り手の強い意図やぬくもりが感じられるB面的名作だと思う。　フワフワはシンプルに暖かくてほっこりするという物理的なぬくもりももちろんあるのだが、獣毛や毛皮といった、いわゆるフワフワは希少で採取できる数が少なかったり、体の大きくない動物の毛皮や毛となると何枚もの生地を継ぎ接ぎしたり、毛並みの向きを調整したり、柄を合わせたりと作り手の手間が非常に多く、扱いも難しいため、高度な加工の技術を要する。そういった作り手の手間暇が見える逸品がフワフワアイテムには多いし、職人が手作りしているという温かみがあり、人件費を考えれば値段以上に価値があるものも多い。素材の特性だけではない、作り手のぬくもりが特に感じられる素材でもあるのだ。　様々な部分で作り手や素材、ストーリー性などから感じ取るぬくもりがどんどん乏しくなる現代で、自らそういったものを求めて手に取るものを意識するという事は、とても人間らしく、意味のある営みだと僕は思う。夏もそろそろ終わり、人肌が恋しい季節もすぐにやってくる。この冬は皆様も自分の体のみならず、心も温めてくれるぬくもりを求めて、フワフワを手にしてみるのはいかがだろうか。＊　＊　＊　ちなみにこのボルサリーノのキャップは定期的に通う古着屋の入荷で手に入れたもの。ヴィンテージにハマりだしたころから店員さんにも良くしてもらっている店でもあり、まとまった入荷があれば名古屋からでも可能な限り足を運ぶようにしているお世話になっている店だ。開店の2時間前くらいから並びだし、入店と同時に「インスタに上がっていたフワフワの帽子ってまだありますか？」と尋ねる。はいはい、と店員さんが店内から探し出してくれた帽子を見ると、かなり作りもよさそうな質感。入荷情報ではブランドや詳細などは全く不明だった帽子だが、ふとタグを見ると“Borsalino Made in Italy”の文字。前情報なしに直観でボルサリーノ製の帽子を手に取るようになったとは。しかも王道を大きく外したキャップ。自分も隠れたB面的な名品を見極める選球眼が育ってきたことを勝手に実感していると「sushiさんは多分これ目当てだろうなーと思ってました。前からこういうの好きですもんね」と店員さん。別に成長とかはなく、単に見た目が好みなだけだったようだが、自分の好みを把握してくれているお店との関係性にぬくもりを感じつつ、フワフワの帽子を決済するのであった。ちなみにこの日は35℃の猛暑日、ぬくもりなどと言っている場合ではない天気であった。＞＞次回は10月31日（火）に公開予定

Fashion

“フワフワ”に惹かれた「ボルサリーノ」のアルパカキャップ【連載：sushiのB面コラム】

ステューシー（STÜSSY）　ビッグなロゴを採用した、変わらない人気を誇る「ステューシー（STÜSSY）」のキャップ。ストリートなムードながらデイリーで使いやすい、一軍として活躍しそうなアイテムです。色違いにはクリーンなオフホワイトを展開。Farfetch で購入するワイスリー（Y-3）　ワークアウトやレジャーなど、幅広いシーンにハマる「ワイスリー（Y-3）」のスポーティなキャップ。サステナブルなリサイクルポリアミドを採用した、軽く耐久性がある生地質も選ばれるポイントです。Farfetch で購入するボス（BOSS）　ミニマムなロゴをパッチした、「ボス（BOSS）」の艶感があるキャップ。コーディネートの邪魔をしないプレーンなデザインと落ち着きのあるカラーで、季節を問わず着用できます。お手頃なプライスでゲットできるのも嬉しい限り。Farfetch で購入するジャックムス（JACQUEMUS）　爽やかなライトブルーが、これからのシーズンにぴったりマッチする「ジャックムス（JACQUEMUS）」のキャップ。サイドに刺繍された小さなロゴが、優雅な印象を放ちます。オレンジやカーキなど、カラーラインナップも全7色と豊富。Farfetch で購入するアイスクリーム（ICECREAM）　ストリートな気分を盛り上げる、「アイスクリーム（ICECREAM）」のキャップ。ユーモラスな笑みを浮かべるキャラクターが、アウトドアの遊びを更に賑わせてくれそう。フォトジェニックなアイテムを装備し、視線を集中させてみては？Farfetch で購入するバロー（Barrow）　マスコットキャラクターが覗く、「バロー（Barrow）」のバケットハット。ふんわりと肌に触れるパイル生地は、汗や熱を逃がしてくれる頼もしい存在。キュートなピンクの他にも、ヴィヴィッドなアクアブルーやオレンジも要チェック。Farfetch で購入するモンクレール（MONCLER）　アーティスティックなフローラル柄をまとう、「モンクレール（MONCLER）」のハット。ロゴと同色のカラーパターンで揃えた、鮮やかながら派手な印象に寄りすぎないアイテムです。ドローストリングでサイズ感の調節も可能。Farfetch で購入するヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）　スタイリングがシックに決まる、「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」と「ニューエラ（New Era®）」のモノトーンでまとめたコラボハット。ブリムに描かれた、ぼんやりと浮かぶダリアはアート作品のような美しさ。Farfetch で購入するFrescobol Carioca（フレスコボール カリオカ）　かぶるだけでハンサムな表情に仕上がる、「フレスコボール カリオカ（Frescobol Carioca）」のラフィアハット。ホワイトのボディに映えるブルーのリボンが、小粋で清々しい夏のルックを完成させます。Farfetch で購入するボルサリーノ（Borsalino）　最後にご紹介するのは、自分にフィットするサイズを手にできる「ボルサリーノ（Borsalino）」のパナマハット。1cm刻みで選べるハットは、オーダーメイドさながらの着用感を満喫できます。ジェントルなリボンは3つのカラーを用意。Farfetch で購入する

Yohji Yamamoto

MONCLER

JACQUEMUS

STÜSSY

お買いモノ

オンシーズンの今ゲットしたい、キャップ＆ハット10選＜メンズ＞

クレージュ（Courrèges）　爽やかなミントブルーに心惹かれる、「クレージュ（Courrèges）」のキャップ。サイドにシグネチャーモチーフをパッチしたシンプルなアイテムは、カジュアルにもゴルフにも似合う万能選手。ライトブルーやネイビーなど、色違いも展開しています。Farfetch で購入するイザベル マラン（ISABEL MARANT）　ブランドロゴをフロントに刺繍した、「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のキャップ。ベーシックなフォルムに映えるオレンジは、コーディネートのアクセントになりそう。10色以上の豊富なラインナップから、自分にフィットするカラーを見つけてみて。Farfetch で購入するエムエスジーエム（MSGM）　ネオンイエローが眩しい「エムエスジーエム（MSGM）」のキャップは、レディなムードを忘れないレース素材を採用。透けるフローラルデザインで、デニムはもちろんワンピースとも好相性。フロントにはコンパクトなロゴをオン。Farfetch で購入するヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）　シックなブラックのパネルに咲く、アーティスティックなダリアが鮮やかな「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」のキャップ。「ニューエラ（New Era®）」とのコラボアイテムで、ベースは芯を抜き取りやわらかく仕上げた9THIRTY。Farfetch で購入するマルニ（MARNI）　秋冬シーズンとは異なる魅力を発見できる、「マルニ（MARNI）」のもこもこハット。ライムグリーンのネオンカラーが、夏のイベントや夜のお出かけにもマッチします。ふんわりと肌にやさしく触れる、フリースの質感に病みつきになりそう。Farfetch で購入するモンクレール（MONCLER）　キャンプやビーチでも活躍しそうな、「モンクレール（MONCLER）」のサンハット。全面にレイアウトしたグラフィカルなロゴの中に、アイコンモチーフが隠された遊び心溢れるアイテムです。色違いにはピンクとオレンジを展開。Farfetch で購入するバロー（Barrow）　ポップなカラーパネルとキャラクターに胸キュンな、「バロー（Barrow）」のバケットハット。ストリートスタイルのはずしにも、とびきりの時間を楽しみたいレジャーやトラベルシーンにもぴったり。ハッピーな可愛さに視線が集まりそう。Farfetch で購入するマディソンメゾン（Madison.Maison）　洗練された大人の印象を放つ、「マディソンメゾン（Madison.Maison）」のマルチカラーハット。草木や花など、自然の美しさを描いたパネルを組み合わせたアイテムは、清々しい春夏シーズンのコーディネートを可憐に彩ります。Farfetch で購入するヴァレンティノ（VALENTINO）　シティでもビーチでもおしゃれに決まる麦わら帽子を、「ヴァレンティノ（VALENTINO）」からピックアップ。ラフなロゴが入ったヴィヴィッドピンクのリボンを留める、ゴールドのローマンスタッズがラグジュアリーに輝きます。Farfetch で購入するポール・スミス（Paul Smith）　最後にご紹介するのは、ブランドのポリシーを感じるカラーを巻いた「ポール・スミス（Paul Smith）」のストローハット。陽気な雰囲気をまとうアイテムは、この夏の相棒になりそうな予感。がらっとイメージが変わる、色違いのミディアムグレーも必見です。Farfetch で購入する

kolor

Paul Smith

MARNI

MSGM

Courrèges

ISABEL MARANT

VALENTINO

ハッピーオーラ溢れる、カラフルキャップ＆ハット10選＜ウィメンズ＞

バケットハットマリーン・セル（MARINE SERRE）　シグネチャーの三日月が散りばめられた、「マリーン・セル（MARINE SERRE）」のバケットハット。落ち着きのあるブラックデニムのボディがカジュアルなスタイリングにハマる、どこか品が漂うアイテムです。洗濯機洗いが可能なのも嬉しい限り。Farfetch で購入するスタンドスタジオ（STAND STUDIO）　ブラックのキルティングデザインが、リュクスなオーラを纏う「スタンドスタジオ（STAND STUDIO）」のバケットハット。マットな艶感に惹かれるアニマルフリーレザーでつくられた帽子は、ミニマムで洗練されたルックを完成させるキーポイントになりそう。Farfetch で購入するビーニージャックムス（JACQUEMUS）　折り返されたフロント部分に、大きなラベルが縫い付けられた「ジャックムス（JACQUEMUS）」のリブニット帽。モノトーンのコントラストとシンプルなロゴが、シティにも雪景色のアウトドアにも◎。定番のビーニーは、やわらかく頭を包み込んでくれる冬の相棒的存在です。Farfetch で購入するカナダグース（CANADA GOOSE）　お馴染みのカラーリングではなく、シックな黒ワッペンをパッチした「カナダグース（CANADA GOOSE）」のビーニー。アーバンスタイルに似合うデザインと機能性をコンセプトにした“ブラックレーベル（BLACK LABEL）”のニット帽で、おしゃれに差をつけて。Farfetch で購入するジェニファー ベア（Jennifer Behr）　可憐なクリスタルが眩い、「ジェニファー ベア（Jennifer Behr）」のニット帽。エレガントなムード漂うメッシュディテールとアルパカの風合いは、ストリート＆カジュアルなイメージのビーニーとは一線を画す上品さ。ドラマティックな輝きに目を奪われそう。Farfetch で購入するキャップイザベル マラン（ISABEL MARANT）　目を刺すような陽射しに抗うキャップは、オールシーズン手放せない存在。そんなアイテムだからこそ、サマーシーズンとは異なる質感やデザインを取り入れたいところ。「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のチェック×起毛素材のキャップなら、冬のルックにぴったりマッチ。Farfetch で購入するバルマン（BALMAIN）　かっちりとしたハードな質感と、パネルデザインのモノグラムに視線が集中しそうな「バルマン（BALMAIN）」のキャップ。あえて主張させたシルバーのバックルが、グラマラスなアクセントになっています。色違いには、控えめなトーンのネイビーもラインナップ。Farfetch で購入するクレージュ（Courrèges）　Y2Kブームもあり人気が再熱している「クレージュ（Courrèges）」からは、ダークトーンになりがちな冬のコーディネートに挿したい、真っ白なキャップをチョイス。白銀の世界に溶け込むようなクラウンのサイド部分には、アイコンマークがふわりと寄り添います。Farfetch で購入するベレー帽グッチ（GUCCI）　トレンチコートやジャケットとの相性が良い、優雅で知的なおしゃれを実現するベレー帽。クラシカルに引き締まるブラックと、鮮やかなブルー＆レッドから選べる「グッチ（GUCCI）」のベレー帽は、ゴールドのGGハードウェアが煌めくタイムレスなアイテムです。Farfetch で購入するリサ・ヤン（LISA YANG）　上質なカシミヤを採用した、「リサ・ヤン（LISA YANG）」のベレー帽。プレーンなデザインと人を選ばないシルエットで、年齢を重ねても愛用できそうな予感。他にも、カシミヤ100％のビーニーやカーディガンなどもリリースしているので、あわせてチェックを。Farfetch で購入するガニー（GANNI）　最後にご紹介するのは、全6色の豊富なカラーバリエーションから選べる「ガニー（GANNI）」のベレー帽。ざっくりと編まれた肩ひじ張らないムードと、ラフにパッチされたカジュアルなロゴラベルが、エフォートレスな冬のスタイリングを暖かく彩ります。Farfetch で購入する

GUCCI

BALMAIN

GANNI

STELLA McCARTNEY

MARINE SERRE

ハットスタイル別に見つける、冬に似合う帽子11選

タオル地の上品な風合いが心地良い、シングファブリックスのショートパイルキャップ　特に深い理由はないのですが実は人生で一度も「キャップ」を買ったことが無いまま、ここまで来てしまいました。夏の装いといえば黒T、黒シャツ、黒ワンピ…とにかくブラックばかり着ていてコーディネートがマンネリ化。そんな悩ましい現状を打破すべく見つけたのが「シングファブリックス（THING FABRICS）」のショートパイルキャップです。タオルの産地・今治で仕上げられたプロダクトで、パイル地特有の柔らかさと上品な色味に心惹かれるものがあります。スポーティー過ぎず、カジュアル過ぎずな絶妙な塩梅。キャップ初心者の私でも気軽にスタイリングに取り入れることが出来そうです。自宅での洗濯がOKで、お手入れが楽なのも嬉しいポイント。1万円以下と手頃な価格帯でカラーラインナップも豊富なので、色違いで購入して楽しみたいです。（編集部 SN）＜商品情報＞Short Pile Capカラー：オフ、サイズ：ONE SIZE、価格：7480円アイテムの詳細・購入はこちら独特な質感が癖になる、ポステレガントのポロシャツ　欧州サッカーのシーズンオフ期間ですが、選手のSNSを追いながら新シーズンへの期待を膨らませています。SNSに投稿される写真や動画では、普段のユニフォーム姿ではなく私服で登場することが多く、好きな選手がポロシャツを着こなしている姿に憧れて、最近はポロシャツ集めにハマりました。「ポステレガント（POSTELEGANT）」のポロシャツは、和紙とコットンの糸で経編したニットポロ。表のホワイトが和紙で、裏のブラウンがコットンの色と、独特の風合いが特徴です。襟とパイピングはラムレザーで作られていて上品さがあるため、少しフォーマルなシーンなどで重宝しそうです。（編集部 JT）＜商品情報＞Washi Paper Cotton Light Poloカラー：ブラウン×ブラック、サイズ：M・L、価格：6万3800円→4万4660円アイテムの詳細・購入はこちらTHING FABRICS / POSTELEGANTの人気アイテム

POSTELEGANT

vol.35 シングファブリックスのパイルキャップ＆ポステレガントのポロシャツ

サルヴァトーレフェラガモ（Salvatore Ferragamo）　まず最初にご紹介するのは、シグネチャーのガンチーニがグラフィカルに並んだ「サルヴァトーレフェラガモ（Salvatore Ferragamo）」のキャップ。カジュアルなアイテムながら落ち着きのある優雅なカラーデザインで、大人のキャップスタイルを堪能できます。Farfetch で購入するヴァレンティノ（VALENTINO）　大胆でポップな「ヴァレンティノ（VALENTINO）」のモノトーンキャップは、イニシャルVが幾何学模様のようにデザインされたアイテム。ロゴトップスにもすんなりと馴染む、使い勝手の良さも嬉しいポイント。Farfetch で購入するリック・オウエンス（Rick Owens）　シックに決まる、ミニマムなキャップをお探しなら「リック・オウエンス（Rick Owens）」と「チャンピオン（Champion）」のコラボモデルがおすすめ。パネルのステッチが静かに動きを見せる、装飾を削ぎ落としたデザインです。Farfetch で購入する1017 アリクス 9SM （1017 ALYX 9SM）　「1017 アリクス 9SM （1017 ALYX 9SM）」のキャップは、フラットバイザーをシルバーのクリップで挟んだプレーンなデザイン。ロゴやプリントとは違う、ワンポイントディテールが魅力的。Farfetch で購入するアミ パリス（AMI Paris）　アイコンの赤いハートが目印の「アミ パリス（AMI Paris）」からは、ナチュラルなカジュアルスタイルに良く似合うキャップをチョイス。小さくもポジティブなロゴモチーフで、少しの可愛らしさをコーディネートに加えてみては？Farfetch で購入するシュプリーム（SUPREME）　シンプルなロゴをパッチした、「シュプリーム（SUPREME）」のキャップ。やわらかな素材感とバックストラップのレザーがアクセントになった、エフォートレスなスタイリングに合わせたいアイテムです。Farfetch で購入するディースクエアード（DSQUARED2）　レタリングロゴが多い「ディースクエアード（DSQUARED2）」からは、コンパクトにロゴを凝縮したキャップをチョイス。視線が集中しそうなインパクトのあるビッグロゴを楽しむことも、春夏コーディネートの醍醐味。Farfetch で購入するカナダグース（CANADA GOOSE）　ストリートなムードを気軽に取り入れることができる、「カナダグース（CANADA GOOSE）」と「ニューエラ（New Era®）」のコラボモデル。クラシックで使いやすい９FIFTYシルエットでデザインされた、ブラックレーベルのディスクロゴが特別感のあるキャップです。Farfetch で購入するアレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）　淡いピンクがコーディネートに取り入れやすい、「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」のキャップ。爽やかな春夏スタイルに、優雅なレタリングロゴがすっきりと馴染みます。色違いで展開されているカーキも要チェック。Farfetch で購入するヌメロ・ヴェントゥーノ(N°21）　最後にご紹介するのは、オールホワイトが眩しい「ヌメロ・ヴェントゥーノ(N°21）」のキャップ。立体的に刺繍でデザインされたロゴがシンプルながらピュアな存在感を放つ、身に着けるだけで明るく洗練されたスタイリングを叶えるアイテムです。Farfetch で購入する

Alexander McQueen

DSQUARED2

N°21

Salvatore Ferragamo

1017 ALYX 9SM

Rick Owens

AMI PARIS

Champion

今季欲しいスタイリッシュなメンズキャップ10選

読売ジャイアンツNEW ERA SS TEE GIANTS SAKAMOTO TO6E ブラック　読売ジャイアンツから最初に紹介するのは、主将を務める坂本勇人選手が「通算2000本安打達成」「遊撃手通算最多出場記録更新」などの記録を打ち立てたことを記念して「ニューエラ（New Era®）」とコラボレートして製作した「TO 6E CONT’D」Tシャツ。「TO 6E CONT’D」というフレーズは、現在も第一線でプレーを続ける坂本選手の記録が未来に続いていくという意味を込めて「TO BE CONTINUED」に坂本選手の背番号「6」を掛け合わせたものになっています。ブラックを基調としたシンプルなデザインなので、ジャケットのインナーにしたり、夏はカラーパンツと合わせても良さそうです。■NEW ERA SS TEE GIANTS SAKAMOTO TO6E価格：税込4950円販売ページGIANTS×atmos ロゴパーカー　次に紹介するのは、「アトモス（atmos）」とコラボして製作したロゴパーカー。「TOKYO giants」のフレーズを、アトモスのロゴと同じく「a」の文字を青文字にしてあしらいました。首元には控えめにアトモスロゴ。こちらは逆に「a」の文字を読売ジャイアンツのチームカラーであるオレンジに変更し、コラボであることが分かるデザインになっています。洗練されたロゴデザインで、スポーツスタイルとの相性が良さそうです。■GIANTS×atmos ロゴパーカー価格：税込8800円販売ページ阪神タイガース阪神タイガースモデルウォーキングスニーカー 　阪神タイガースからは、チームカラーのイエローをベースに、タンの部分に丸虎ロゴをあしらったスニーカーをピックアップ。イエローメインのボディにタンのレッドが映える配色です。シューレース横にジップを片側だけ配したデザインも特徴的。ブラックもしくはイエローのワイドパンツと合わせたいです。ウィメンズモデルですが、色違いでブラックをベースにしたメンズモデルもあります。■阪神タイガースモデルウォーキングスニーカー価格：税込2万7500円販売ページLES TOILES DU SOLEIL×Tigers Tシャツ　ブラックのボディにイエローのストライプが映えるのは、南フランス発のテキスタイルブランド「レ・トワール・デュ・ソレイユ（LES TOILES DU SOLEIL）」とのコラボTシャツ。ブランドの代名詞とも言えるカラフルなストライプをタイガースイエローメインに再構築しました。裾部分にはさりげなく球団ロゴをあしらっています。■LES TOILES DU SOLEIL×Tigers Tシャツ価格：税込4400円販売ページ中日ドラゴンズ950 Dragons LIGHT WEIGHT OLIVE　中日ドラゴンズがニューエラとコラボして製作したキャップは、オリーブ×ブラックの落ち着いた雰囲気。「9FIFTY™」をベースに採用しており、サイズ調節が可能です。球団カラーのブルーではないので、タウンユースやアウトドアでも。ブラックやオリーブのアイテムだけでなく、レッドやグリーンなどのカラーアイテムとも合わせやすそうです。■950 Dragons LIGHT WEIGHT OLIVE価格：税込5500円販売ページDragons ロゴフーディー　次に紹介するのは、ドラゴンズブルーのボディにチームロゴを配したフーディー。綺麗なカラーリングでコーディネートの差し色として使えます。ロゴを正面にあしらっただけのシンプルなデザインですが、ヴィンテージ感のある佇まいが古着系、ストリート系など様々なスタイルにマッチしそうです。くたくたになるまで着用すると更に味が出て良いかもしれません。■Dragons ロゴフーディー価格：税込8800円販売ページ横浜DeNAベイスターズNEW ERA プルオーバーフーディー　横浜DeNAベイスターズから紹介するのは、ニューエラとコラボしたプルオーバーフーディー。背面に「YOKOHAMA DeNA BAYSTARS BASEBALL CLUB」の文字をサークル状にレイアウトしています。中心にはベイスターズを表す「B」の文字を配置。チームロゴとして適度に主張しながらもデザインとして昇華している印象です。正面は控えめにチーム名をデザインしただけのシンプルなデザインなので、インナーとしても使いやすそうです。■NEW ERA プルオーバーフーディー価格：税込8500円販売ページ　次に紹介するのは、こちらもニューエラコラボのロングスリーブTシャツ。バイザーステッカーをサンプリングしたデザインが特徴です。首元にはさりげなくベイスターズの「B」をあしらっています。フロントのデザインが目を引くのでコーディネートの主役として一枚で着用するのが良さそうです。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、SからXXLまでの5サイズをラインナップしています。■NEW ERAロングスリーブTシャツ価格：税込6000円販売ページ広島東洋カープ「鯉紋」Tシャツ　広島東洋カープからまず紹介するのは、飛び跳ねる鯉を和柄のタッチであしらった「鯉紋」Tシャツ。色味はブラック×イエロー×レッドで、上を向いている鯉には、「今年はこの鯉のように上の順位を目指す」という意味が込められているそうです。サイズはSからO（XL）までの4サイズ展開。スニーカーなどカジュアルなアイテムと相性が良さそうです。■「鯉紋」Tシャツ価格：税込2700円販売ページカープロゴTシャツ　広島東洋カープのロゴTシャツは、ブラックのボディにチームロゴをあしらったシンプルなデザイン。ロゴの大きさはやや小さめでスタイリングに組み込みやすく、メジャーリーグのアイテムを着るような感覚でヘビロテできそうです。ロゴがコンパクトなのでジャケットのインナーなど、シックな雰囲気のコーディネートの外しとしても活躍しそうなアイテムです。■カープロゴTシャツ価格：税込2600円販売ページ東京ヤクルトスワローズつば九郎スカジャン　昨年のセ・リーグ優勝チーム東京ヤクルトスワローズからは、球団のマスコットキャラクターつば九郎を刺繍したスカジャンを紹介。ネイビーをベースにしたシンプルな面と、日本の国旗と「Tsubakurou」の文字を大胆に刺繍した面の両方で着用できるリバーシブル仕様です。コーディネートに合わせて裏表を使い分けられるので、色々な組み合わせが楽しめそう。ワイドパンツと合わせてAラインのシルエットで着用したいアイテムです。■つば九郎スカジャン価格：税込2万9800円販売ページネオントーンつば九郎Tシャツ　最後に紹介するのは、ビールの瓶に乗ったシュールなつば九郎を描いたTシャツ。オリエンタルな雰囲気のタッチとネオンカラーの配色が目を引きます。つば九郎は「さけをもってこ〜い！」と書かれたカンペを持っており、キュートなルックスと裏腹に歯に衣着せない言動でファンから「畜生ペンギン」と呼ばれ愛されるつば九郎の魅力を感じられるアイテムです。ジャケットのインナーにしてネオンカラーを見せたり、カラーパンツと色を合わせたりして着用したいです。■ネオントーンつば九郎Tシャツ価格：税込3300円販売ページ

New Era®

プロ野球セ・リーグ各球団の街着でもおしゃれに着用できる公式グッズは？全12アイテムをピックアップ

モンクレール（MONCLER）　まず最初にフォーカスするファッション小物は、「モンクレール（MONCLER）」のメタリックロゴが輝くマフラー。シンプルで使い勝手の良いグレー無地のデザインは、オンオフ兼用で寒い冬に大活躍する予感。ウール100％の柔らかい質感で、快適さと温もりを感じてみませんか？Farfetch で購入するジル サンダー（JIL SANDER）　「ジル サンダー（JIL SANDER）」のダウンスカーフは、毎シーズン注目されているモダンでファッショナブルなアイテムです。ボリュームを抑えたデザインなら、メンズも取り入れやすくドレススタイルにもマッチ。首からラフにかけても、くるりと巻いてもサマになるので秋冬の万能選手になる予感。Farfetch で購入するワイスリー（Y-3）　カジュアルスタイルの中に、スポーティなテイストやストリートスタイルを取り入れるのがお好みならば、「ワイスリー（Y-3）」のビッグなロゴが大胆に覗くマフラーはいかが？長く贅沢に編まれた一本は寒さをしっかりとしのぎ、巻き方の自由度もアップ。たっぷりとした存在感でアレンジの幅が広がりそう。Farfetch で購入するメゾン マルジェラ（Maison Margiela）　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のシグネチャーを感じるミニマムなビーニーは、ファンにとっては嬉しい限りのステッチと、装飾をそぎ落としたシンプルなフォルムが魅力的なポイント。今大注目されているブランドのアイテムを一点投入し、おしゃれに差をつけてみては？Farfetch で購入するメゾン キツネ（MAISON KITSUNÉ）　派手なロゴやカラーは苦手だけど、少しの遊び心は加えたい......そんなメンズには「メゾン キツネ（MAISON KITSUNÉ）」のキュートなアイコンがパッチされたビーニーがおすすめ。キャラクターチックなキツネのフェイスも捨てがたいのですが、やっぱり取り入れやすいカラーデザインは安心感もひとしお。お手頃なプライスも心強いアイテムです。Farfetch で購入するカナダグース（CANADA GOOSE）　「カナダグース（CANADA GOOSE）」のセカンドラインとして、今人気を集めているのが黒ワッペンを採用した「ブラックレーベル（BLACK LABEL）」都会向けの洗練されたデザインと機能性を取り入れたアイテムの数々は、紳士的な印象を放ちます。馴染み深くも新しいロゴマークで、クールな着こなしを叶えてみてはいかが？Farfetch で購入するアミ パリス（AMI Paris）　オールシーズン楽しめるキャップも、素材感で差をつけウィンターシーズンを楽しみたいところ。「アミ パリス（AMI Paris）」のメランジウールキャップは、重厚化のある質感と"Ami de Coeurモチーフ"がアクセントになった、秋冬のカジュアルスタイルに溶け込むおしゃれなアイコンアイテムです。Farfetch で購入するバーバリー（BURBERRY）　ダークカラーのクラシカルなチェックに心惹かれる「バーバリー（BURBERRY）」のキャップ。色味を抑えることでシックなムードをより際立たせ、バック部分にはブランドロゴが静かに施されています。カシミア混のリッチな表情と落ち着いたオーラが魅力的な、この冬狙い目のアイテムです。Farfetch で購入するプラダ（PRADA）　「プラダ（PRADA）」からは、今シーズンのアイコンとなっているトライアングルポーチがアクセントになった、実用性とファッション性が両立したグローブをチョイス。再生ナイロンの"Re-Nylon"とレザーを表地に採用し、裏地には上質な肌触りを実現するカシミアを採用。高貴なムードを満喫できるジェントルな逸品です。Farfetch で購入するオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）　最後にご紹介するのは、肩ひじ張らないリラックスしたスタイリングを楽しめる「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™（OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™）」のグローブ。シンプルなボディの中に、程よいスパイスとなるロゴがパッチされたデザインは、デイリーユースにぴったりなアイテムです。洗濯機で洗えるタフな仕様も、頼もしい限り。Farfetch で購入する

PRADA

MAISON KITSUNÉ

OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™

JIL SANDER

Maison Margiela

BURBERRY

冬のウィッシュリスト、メンズファッション小物10選

バレンシアガ（BALENCIAGA）　落ち着きがちな秋の装いにパンチを効かせる「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のキャップ。ブラックのダメージデニムにリングピアスを通したような、斬新なデザインが魅力的なパンクなアイテムです。フロント部分の刺繍やロゴ、バイザー裏のデザインなど、目に見える部分によって異なる表情を見せることもポイント。ベルクロストラップでサイズ調節が可能です。SSENSE で購入するモンクレール（MONCLER）　ペイントスタンプが押されたような、スポーティーでシンプルな「モンクレール（MONCLER）」のキャップ。アイコンロゴのレディなピンクパープルと、きめの細かいアーミーグリーンのテキスタイルがリュクスな印象を放ちます。どんなルックにも映える、秋めいたカラーアイテムを装備してスタイリングをアップデートしてみませんか？Farfetch で購入するアディダス バイ ステラマッカートニー（adidas by STELLA McCARTNEY）　日常にエレガントなアクティブスタイルを提案する、注目のコラボレーション「アディダス バイ ステラマッカートニー（adidas by STELLA McCARTNEY）」のキャップ。ブラックのボディに、エネルギーを秘めた赤いスペシャルなロゴがパッチされた、何気なく手に取ってもサマになるミニマムなムードが魅力的。毎日のコーディネートをセンスよくまとめてくれます。SSENSE で購入するイヴ サロモン（Yves Salomon）　ブラウンのラムレザーでつくられた、一味ちがう質感の魅力を楽しめる「イヴ サロモン（Yves Salomon）」のキャップ。毛皮メーカーからスタートし、有名ブランドとパートナーシップを結ぶほどの品質の良さで地位を築いたイヴ サロモン。現在は、シンプルかつ贅沢なファー＆レザーアイテムをリリースしています。なかなか見かけることのないグラマラスなレザーキャップで、秋冬のカジュアルスタイルをワンランクアップ。SSENSE で購入するメゾン・ミッシェル（Maison Michel）　憧れの帽子メーカーからは、年齢を重ねるほどに馴染む高貴なアイテムをチョイス。グラムなフォルムがおしゃれな「メゾン・ミッシェル（Maison Michel）」のベイカーボーイキャップは、ウールフェルトの素材感が秋冬ムードを上品に演出し、ダークに光るスパンコールバンドがシルエットに動きを与えます。毎シーズン着用することが楽しみになるような逸品です。MATCHESFASHION で購入するラスランバジンスキー（RUSLAN BAGINSKIY）　ベイカーボーイキャップと言えば、ベラ・ハディッド（Bella Hadid）のインスタグラムに登場し、一夜にしてその名を世界に轟かせた「ラスランバジンスキー（RUSLAN BAGINSKIY）」も忘れてはいけない存在。シンプルなカラー使いが多い中、ひと際目立っていたのがバッファローチェックのキャップ。秋冬のハットスタイルを温かくおしゃれに演出してくれる、主役級のアイテムです。MATCHESFASHION で購入するヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）　クールなキャップスタイルを堪能したいのなら、モノトーンの世界を操る「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」のスペシャルなキャップも要チェック。No Futureのメッセージと直筆のサインをデザインしたこちらのモチーフは、2020年春夏シーズンのパリコレの会場でデザイナー山本耀司氏が着用していたジャケットから採用したもの。誰もが知るベースボールキャップの老舗「ニューエラ（New Era®）」とのコラボアイテムです。SSENSE で購入するヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）　「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」と「ニューエラ（New Era®）」のコラボレーションからもうひとつ、山本耀司氏の自画像を刺繍でフロントにデザインした、渋く粋なキャップをピックアップ。この絵画を描いたのは、2016年の春夏コレクションでタッグを組んだ朝倉優佳氏。ハンドペイントが施されたドレスやスーツをリリースし、アートの面白さを伝えました。Farfetch で購入するロロ・ピアーナ（Loro Piana）　紳士の勝負服、スーツの高級生地メーカー「ロロ・ピアーナ（Loro Piana）」からもキャップがリリース。ジャケットがそのまま形を変えたような、カシミア混のクラシックなテキスタイルがジェントルなカジュアルスタイルを完成させます。ブラウンの千鳥格子にチェックが映える、秋冬シーズンにぴったりなアイテムです。SSENSE で購入するサカイ（sacai）　現代アーティスト「カウズ（KAWS）」とのコラボレーションを先月発表したばかりの「サカイ（sacai）」。そのコレクションの中から、カウズのカラーパレットを再現したアイコニックなキャップをチョイス。今季話題のコラボラインナップからは、取り入れやすいカモフラージュカラーのキャップを新調してみてはいかが？カラフルでハッピーなマルチカラーとの2色展開です。SSENSE で購入するフェンディ（FENDI）　最後にご紹介するのは、ブランドを代表するFFロゴを身近に楽しめる「フェンディ（FENDI）」のキャップ。グリーンとブラックで落ち着いたオーラを放ちつつ、一本通ったイエローのラインで軽やかなセンスを投入。スポーティにもエレガントにもマッチする、一軍入りの予感がするアイテムです。SSENSE で購入する

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サマースタイルを一新、秋に似合うキャップで旬顔にシフト

　クリエイティブ ディレクターのマーク・ウェストン（Mark Weston）は今回のコレクションで、英国らしさ、マスキュリニティ、ユニフォームといった「アイデンティティ」に着目。「英国とダンヒルにおける、個人のスタイルとアイデンティティの特異な組み合わせ。それらを再定義することで、性格と衣服がどのように調和するか」ということを試み、そのプロセスにおける「スタイルとアイデンティティ」や「実用性と贅沢さ」といった異なる二極の概念の衝突を表現したという。ユニフォーム×テーラードジャケットの思いがけない出会い　冒頭に登場するのは、作業員の視認性を高めるために設計されたワーキングジャケットの一種であるハイビスジャケットを彷彿とさせるベスト。ダンヒルを象徴するナイロンの代替素材であるシルクファイユにイエローのテーピングが施されたオーバーサイズのベストは、肩をすっぽり覆う独特なシルエットを生み出している。 　職業と強く結びつき、作業に伴う機能性に特化したユニフォームは、「個性」という概念とは対極にある。しかしフォーマルなテーラードジャケットにハイビスジャケットを重ねるなど、自由な組み合わせによって個が立つ「スタイル」に昇華する。腕をまくって崩して着たり、キャップと合わせたりと、リラックスした遊び心も見て取れた。　マルチなコンペンディウムが進化　2021年秋冬シーズンに登場したマルチウェイで着られるアウター「コンペンディウム」は今シーズンも登場。ウェストンが、ダンヒルのアーカイブにある男性用コンパクトからインスピレーションを得てデザインされたアウターが進化し、新作を加えて発表された。コートはジッパーで分離するとジャケット丈になり、ライニングは取り外せば単体でも着ることが可能。初のトレンチはベンタイルコットンや超軽量ナイロンといった複数の素材を用いるなど、先シーズンと比べてバリエーションが拡大した。色彩を与えるグラフィックワーク　コレクションの中でも一際目を引くグラフィックプリントは、フォトグラフィックアーティストのエレン・キャリー（Ellen Carey）とのコラボレーションによるもの。これまでもウェストンは、日本人アーティストKenta Cobayashiとのコラボレーションをはじめ、先シーズンもジャカード織りの生地を裏返したフローラルデザインをプリントしたピースを取り入れるなど、グラフィックモチーフでコレクションに彩りを添えてきた。フォトグラムの強度や色彩などの視覚的ボリュームを上げることによって偶発的に生まれたキャリーの抽象的な作品は、ダブルボンデッドの光沢のあるダッチェスサテンにプリントされ、カヌートップスやハット、バッグに採用されている。  ロックバッグやリボン...多様なキャラクターが際立つスタイル　スタイリングは先シーズンに続き、プレイフルで多彩。ボディバッグやベルトバッグとして取り入れられた「ロックバッグ」、カマーバンドからインスピレーションを得た「カマーバンドバッグ」、カラーバリエーションが増えたブランドのロゴキャップの小物はスタイリングにシティ感をプラスする。ウェストンのデビューコレクションから続くサイドスリット入りフルレングスのテーラードパンツに合わせることで、現在のダンヒルらしい、モダンでリラックスしたクラシックスタイルを印象付ける。 　また、ボタンダウンや透かし編み、パステルカラーのカーディガン使いや、タイを結んだリボンのディテールは、マスキュリニティのシルエットやアイテムの中にフェミニンなムードを放つ。今シーズンのテーマである（複数形の）「IDENTITIES」にならって、多様なキャラクターを浮かび上がらせた。

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英国らしさ、マスキュリニティ、ユニフォーム......「ダンヒル」が示す現代のアイデンティティ

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