インサイド

ブランドの哲学が凝縮された、タークのシャツ　「イッセイ ミヤケ（ISSEY MIYAKE）」で経験を積んだ森川拓野が手掛ける「ターク（TAAKK）」。TOKYO FASHION AWARDをはじめとした数ある著名なプライズを獲得するなど、国内外のみならず着実に知名度を伸ばす、ファッションシーンをけん引する注目ブランドです。「ターク」を象徴するのはなんと言っても、圧倒的に作り込まれた独自性の高いテキスタイル。デザイナー自身が工場や機屋に通いつめ、常に新しいものを探すという飽くなき探求心により作られたファブリックは、圧倒的な存在感を備えた唯一無二の仕上がりを誇ります。数多くある象徴的なテキスタイルの中でも、独創的かつアーティスティックに作り込まれたグラデーション生地を使用したアイテムは、ブランドの世界観を堪能できる逸品ばかりです。　24SSシーズンの新作として登場したMA-1シャツは、その名の通りMA-1とシャツをドッキングしたユニークなアイテム。徐々に変容する様子を表現した一着は、一見するとデザインフルなアイテムに見えますが、あくまでも奇を衒ったものではなく、作り込まれたテキスタイルを活かすように設計された自然なものであるとデザイナーは解説します。ナイロンならMA-1、コットンならシャツのように、素材に結びついたアイテムに代入することで一枚の洋服としての解を導き出す。象徴的なファブリックを活かすためにデザインが存在し、それはあくまでもシンプルに構成されているので、日常使いしやすいアイテムへと昇華しているのもポイントです。　作り込まれた生地に負けないほど、細部にまでこだわり抜かれたディテールも必見。シャツに由来する剣ボロや袖口のタック、強度を担保する裾のガゼット、突如として現れるボタンホールに加え、MA-1に由来する大きめのジップやサイドからアクセスできる胸ポケット、立体的なシルエットを演出する背面のシームなど、両アイテムのディテールが盛りだくさん。これらのディテールはそれぞれのアイテムの境界線を守り、そのうえコントラストをより際立たせるアクセントとして機能します。　アウター然とした見た目ながら着用感はシャツに近いので、これからの季節に最適です。ルックに倣い袖をラフに捲り、裾をボトムスにタックインすれば、どこか違和感を感じさせる着こなしに。シャツのような軽やかさがありながらMA-1のような存在感を発揮する、両アイテムのいいとこ取りをしたまさにハイブリッドな一着です。「ターク」のシャツに合わせたいアイテムはこちら 🛍️   ◾️「マイスタンダード」バックナンバー・日常に寄り添うアーティザナル、ミスターイットの刺繍シャツ・ワードローブの新たな定番に、オーバーコートのフードシャツ・ブランドの世界観が編み込まれた、オダカのクレイジーニット・機能的なディテールが詰め込まれた、NTNのベータジャケット＞＞バックナンバーを見たい方はこちらから

TAAKK

お買いモノ

【マイスタンダード】ブランドの哲学が凝縮された、タークのMA-1シャツ

日常に寄り添うアーティザナル、ミスターイットの刺繍シャツ　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」で経験を積んだデザイナーが手掛ける「ミスターイット（mister it.）」。“身近なオートクチュール”をコンセプトに掲げ、前職時代に培った独創的なテクニックやエッセンスを日常使いできるアイテムへと落とし込んだコレクションで人気を博すブランドです。2020年春夏にはシャツにフォーカスしたラインナップを展開するなど、デザイナー自身のこだわりも強く、ブランドを表現する上で欠かすことができないアイテムであるシャツは、世界観を堪能でき、最初の一枚としておすすめしたい定番的な存在です。　2024年春夏の新作として登場した刺繍シャツは、ボーリングシャツをデザインソースにした一着。動きやすさを担保する背面のアクションプリーツや少し大きめにデザインされた襟など、モチーフ通りに設計されたディテールを取り入れながら、全体で見た時にはブランドらしいモダンなテイストにまとまっています。キュプラとレーヨンを混紡したとろみのある生地を活かすオーバーサイズのシルエットは、性別や体型問わず着る人の身体に馴染み、綺麗なドレープを描きます。一際目を惹くのは、フロントに入った繊細な刺繍。細かな運針で描かれた線は騙し絵のように、見る人の感性によって表情を変えます。抽象画のようにも、横たわる女性のようにも見える刺繍は、着こなしにさりげないアクセントを効かせる秀逸なデザインです。　不特定多数ではなく特定の個人に向けてアイテムを制作しているのも同ブランドの特徴の一つ。このシャツは「いつもセクシーでエレガンスな空気を放っている Sandie」のために作られたそう。アーティスティックなデザインアプローチを施しながらも“デザイナー自身の身近な人物に向けて作る”という前提が存在していることにより、どこか親近感を抱かせるリアルクローズへと昇華しています。特定の個人のために作るという点ではオートクチュールとも言えますが、気負わず日常使いでき、誰のワードローブにも馴染むのは、あくまでもリアルな人物像であり、誰一人として置き去りしないというデザイナーの姿勢が反映されているからこそ。日常に寄り添うアーティザナルの息遣いを感じさせる一枚は、ワードローブのスタンダードとして迎えたいアイテムです。ミスターイットのシャツに合わせたいアイテムはこちら 🛍️   ◾️「マイスタンダード」バックナンバー・オーバーコートのフードシャツ・オダカのクレイジーニット・NTNのベータジャケット・タナカのワークジャケット・ボーディーのヘビーウェイトカシミヤフーディ・ポステレガントのウールリバートップ・エイトンのシャツジャケット・シーオールのマンチェスターパンツ・アンスクリアのフレアデニム・ビューティフルピープルのライダースジャケット

mister it.

【マイスタンダード】日常に寄り添うアーティザナル、ミスターイットの刺繍シャツ

ワードローブの新たな定番に、オーバーコートのフードシャツ　美しく整えられたものに新たな要素をプラスする。新たなものを追求する飽くなき探究心により完成した「オーバーコート」のフードシャツは、NY発祥のブランドらしい、既成概念に縛られない自由な発想に基づくユニークなデザインアプローチが光る一着です。　テーラリングの技術を感じさせる端正なウールシャツをベースに、スポーティなムードを醸すフードをドッキング。相反する二つの要素を掛け合わせ構成された一着は、ブランドのロゴがなくともそれと判る、圧倒的な存在感を放ちます。一見するとハードルが高いように見えるフード付きのシャツは、意外と手持ちのアイテムとも馴染み、またスタイリングをフレッシュに変えてくれる優れもの。ラフにボタンを開ければセーラーカラーのように、あご下のボタンまで留めれば変形のハイネックのように見せることができるなど着こなしの幅が広く、それぞれのスタイルやテイストにフィットする懐の深さを備えています。また、肌馴染みの良い艶のある生地を使用しているのもポイント。風に揺れるしなやかなウール地を使用し、これからの季節には一枚で、秋冬にはニットやジャケットのインナーとしても重宝するなど、シーズン問わず着用できます。立体感と快適な着用感を実現する背面や袖口に配されたタックや、こなれた印象を演出する緩くラウンドした裾のカッティングなど、仕立ての良さを感じさせる、細部にまで抜かりない仕様も魅力的です。　着こなしにアクセントと加える“単なる変化球”としてではなく、ブランドのコンセプトに基づいてきちんとデザインされた一着は、定番として残りうる力強さを持ち合わせています。シャツに変わるニュースタンダードになりうるアイテムを、ワードローブに迎えてみてはいかがでしょう。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「オーバーコート」の商品一覧はこちらから◾️「マイスタンダード」バックナンバー・オダカのクレイジーニット・NTNのベータジャケット・タナカのワークジャケット・ボーディーのヘビーウェイトカシミヤフーディ・ポステレガントのウールリバートップ・エイトンのシャツジャケット・シーオールのマンチェスターパンツ・アンスクリアのフレアデニム・ビューティフルピープルのライダースジャケット

OVERCOAT

【マイスタンダード】ワードローブの新たな定番に、オーバーコートのフードシャツ

ブランドの世界観が編み込まれた、「オダカ」のクレイジーニット　「オダカ（ODAKHA）」は、「強さと柔らかさを併せもつ現代女性のためのデイリーウェア」をコンセプトに掲げ、ニットアイテムを主軸に国内の職人と生み出す緻密なコレクションが人気を博すブランド。ニットに特化した同ブランドの中でも、一際複雑に、かつ繊細に表現された編地が目を惹く“クレイジーレースニットシリーズ”が、ブランドを象徴するアイコニックなアイテムです。　クレイジーレースニットシリーズは、編み方と素材が異なる編地をランダムに配置したデザインが特徴のシリーズ。色や柄、ハイゲージとローゲージ、リブとメッシュなど、表情の異なる複数の生地を地層のように重ね合わせて構成されています。編地毎の作り込みの高さはもちろん、それぞれを繋ぎ合わせ完成した高い意匠性を誇る一着は、ニットを主軸としているブランドのアイデンティティを物語ります。ざっくり編み込まれた編地部分の透け感を活かし、一枚で着ればヘルシーでフェミニンなテイストの着こなしが叶い、インナーにシャツを合わせれば知的でモードなスタイルに振ることもできるなど、着こなしの幅が広いのも魅力的。コットンとリネンを混紡した糸を使用し、シャリ感のある生地で肌離れよく、これからの季節にも最適。同シリーズのカーディガンタイプもあり、ルックのようにレイヤードさせた、贅沢な着こなしもおすすめです。　ガーリッシュなムードを編み込みながら甘い印象に寄りすぎないのは、ブランドらしい緻密なものづくりに対する息遣いを感じさせる、細部にわたるディテールに起因するもの。まさにブランドのコンセプトを体現した一着は、マイスタンダードとして相応しいアイテムです。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「オダカ」の商品一覧はこちらからチェック「マイスタンダード」バックナンバー・NTNのベータジャケット・タナカのワークジャケット・ボーディーのヘビーウェイトカシミヤフーディ・ポステレガントのウールリバートップ・エイトンのシャツジャケット・シーオールのマンチェスターパンツ・アンスクリアのフレアデニム・ビューティフルピープルのライダースジャケット

ODAKHA

【マイスタンダード】ブランドの世界観が編み込まれた、「オダカ」のクレイジーニット

機能的なディテールが詰め込まれた、「NTN」のベータジャケット　「サカイ（sacai）」のメンズ部門でチーフパタンナー兼ブランドマネージャーとして経験を積んだ髙橋伸明が2023年に立ち上げた「NTN」。デザイナーのイニシャルであるNTに再びNを付け加えることで、プロダクトの永続性を表現したというブランド名からも読み解けるように、時代やトレンドに左右されない普遍さと力強さを内包したコレクションで業界内外から注目を集め、ネクストブレイクとして名高いブランドの一つです。そんな同ブランドの中でもファーストシーズンから継続し続けているベータジャケットは、その完成度の高さによりブランドの世界観を堪能できる一着として、シグネチャーになっているアイテムです。　一見するとミニマルに構成されソリッドなムードの漂うアイテムの中には、ブランドらしい機能的なディテールがこれでもかと詰め込まれています。着用感の調整ができる袖のスナップボタンや裾のドローコード、顔に当たらないように右側にズレるように走るジップライン、開閉しやすいように長めに設計されたジップコード、体温調整ができる脇下の菊穴、マチがあり収納力抜群なフロントのスリットポケット、ジップを閉めずともワンタッチで着用できるフロントのスナップボタンなど、テクニカルで実用性に富んだ仕様が満載。これだけ多彩なディテールを詰め込みながら、テックな印象に寄りすぎないのは高級感のある生地や付属でバランスを取っているからこそ。生地には各国のメゾンブランドも使用している「オルメテックス（Olmetex）」社の撥水生地を、ジップにはスイスの高級メーカーである「リリ（riri）」を採用するなど細部にまで抜かりなく、選りすぐられたものを集めることでディテールを際立たせながら、コンテンポラリーな雰囲気にまとめあげています。　本格的かつ機能的なディテールに、上品な生地や高級感のある付属というエレガンスさを感じさせる要素が掛け合わされたベータジャケットは、都会から自然あふれる場所、世代やトレンドなどあらゆる境界線を軽やかに越え、シームレスに繋いでくれる懐の深さを持ち合わせた一着です。この機会に、これからの相棒として長い付き合いになることが約束されたアイテムを迎えてみては。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「NTN」の商品一覧はこちらからチェック「マイスタンダード」バックナンバー・タナカのワークジャケット・ボーディーのヘビーウェイトカシミヤフーディ・ポステレガントのウールリバートップ・エイトンのシャツジャケット・シーオールのマンチェスターパンツ・アンスクリアのフレアデニム・ビューティフルピープルのライダースジャケット

【マイスタンダード】機能的なディテールが詰め込まれた、「NTN」のベータジャケット

これからの100年にも残りうる、「タナカ」のワークジャケット　"今までの100年とこれからの100年を紡ぐ服"をコンセプトに掲げる「タナカ（TANAKA）」。同ブランドのシグネチャーとして継続的な人気を誇るワークジーンズジャケットは、先人たちが作り上げた衣服に対する敬意と先を見据えた素材選びやものづくりに対する配慮が垣間見える、フィロソフィーを体現した一着です。　国内の工場で洗いから加工まで手作業で施され、精密かつ緻密に表現された色落ちや加工をあしらった一着は、ヴィンテージにも引けを取らない本格的な仕上がりを誇ります。着古したようなリアルな加工が施されながらも、どことなくモダンな雰囲気を醸すのは、些細なディテールでエッセンスを加えているからこそ。ユーロヴィンテージのワークジャケットを想起させるポケットワークやブラックに統一されたボタンやリベットなど、細かな仕様でブラッシュアップ。ただのヴィンテージの模範にとどまらないところが「タナカ」の魅力であり、それが巷に溢れる"ヴィンテージライク"とは一線を画す仕上がりに起因しています。生地には、デニム生地のトップブランドとして知られるカイハラ社製のプレミアムセルビッジを採用しており、着込むほどに肌に馴染み、経年変化していく様子を楽しめます。エコウォッシュという加工手法を用いた、環境負荷が少ない背景で作られているというのもこの生地のポイント。決して着心地やデザインという重要な要素を欠くことなく、サステナブルという無視できない問題にも果敢に立ち向かう姿勢に、ブランドとしての意思を感じさせる位着です。　決してトレンド偏重のデザインではなく、定番として永く愛用できる普遍的な価値と持続可能な背景や素材を使用したサステナブルな側面を持ち合わせたワークジャケットは、ヴィンテージとモダンという相反する二つの要素を両立させ、抜群の安定感と高い汎用性でワードローブに馴染み、次の世代へ脈々と受け継がれ、これからの100年にも残りうる一着ではないでしょうか。定番として色褪せることがない価値を持ち合わせた一枚は、"マイスタンダード"として迎えるにふさわしい逸品です。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「タナカ（TANAKA）」の商品一覧はこちらからチェック「マイスタンダード」バックナンバー・ボーディーのヘビーウェイトカシミヤフーディ・ポステレガントのウールリバートップ・エイトンのシャツジャケット・シーオールのマンチェスターパンツ・アンスクリアのフレアデニム・ビューティフルピープルのライダースジャケット

TANAKA

【マイスタンダード】これからの100年にも残りうる、「タナカ」のワークジャケット

一生モノとして愛用したい、ボーディのヘビーウェイトカシミヤフーディ　こだわり抜いた素材とベーシックなデザインを駆使し、ワードローブに馴染む"究極の日常着"を追求し続けている「ボーディ（BODHI）」。同ブランドを代表するシグネチャーアイテムは、デザイナー自身が愛用しているヴィンテージスウェットをベースにしたヘビーウェイトカシミヤフーディです。　カシミヤはグレー・ブラウン・ホワイトと3種類存在しており、「ボーディ」のアイテムには最も上質とされるホワイトカシミヤを使用しています。その中でも最高クオリティの超極細毛を用いることで、極上の触り心地と袖通しを実現しており、他の素材では味わうことができない柔らかさの虜になっている愛用者も多いそう。このヘビーウェイトカシミヤフーディも例に漏れずホワイトカシミヤを使用しながら、度詰めというループを細かく編みあげる手法を用いることで、通常のニットと比較すると約3倍ほどの厚みがある肉厚な生地へと仕上げ、圧倒的な耐久性としなやかさ、そして温かみを兼ね備えた一着へと昇華しています。細かく肉厚に編みあげるということは、他のアイテムと比較すると糸を多く使用することを意味し、ブランドの中でも最高級ラインとして位置付けられるアイテムですが、肌に馴染むしっとりした触り心地とずっしりした肉感を味わえば、その値段も頷けるはずです。　　立ち上がりの良い立体的なフードのシルエットやクラシカルな印象のカンガルーポケット、少し長めにデザインされたフードのドローストリングなど、上質なカシミヤの素材感を際立たせるようにデザインは至ってシンプルかつオーセンティック。今のトレンドにフィットする程よいゆるさを残したボックスシルエットながら、袖や裾などの要所にはヴィンテージスウェットを彷彿とさせるテンションの強いリブが配されているので、ルーズになりすぎずバランスよく着こなせます。カシミヤを用いることのメリットとして、デザイナーは「コットンのフーディーと違い褪色もほぼ無く、逆に着るほどに風合いが良くなる。穴が空いたらそのままでも格好良いし、直すこともできます」と語るほど、永く愛用することを目的して作られた一着であり、まさにマイスタンダードとして迎えるに相応しいアイテムではないでしょうか。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「ボーディ（BODHI）」の商品一覧はこちらからチェック

BODHI

【マイスタンダード】一生モノとして愛用したい、「ボーディ」のヘビーウェイトカシミヤフーディ

着る人を豊かに見せてくれる、ポステレガントのカシミヤウールリバートップ　「ポステレガント（POSTELEGANT）」のカシミヤウールリバートップは、2019AWに登場したウールリバートップをベースに、20年以上前のデットストックの生地を用いてモダンにアップデートした、F/STORE別注のエクスクルーシブアイテム。その商品名の通りカシミヤとウールの混紡した生地をブランドの十八番である"リバー縫製"で仕立てた一着は、余計なディテールを排除した究極にミニマルなデザインながらも、他とは異なる上品な存在感を放ち、完成度の高さを窺わせます。　前述の通り、生地は20年以上前に作られたデットストックのものを使用。ラギットなオールブラックながらモードに寄りすぎず、どことなく落ち着きがありアンニュイな表情を見せるのは、上質な素材感に起因しています。ブランドがこだわりを持つ上質なウールによりしっとりとした触り心地を、カシミヤが混紡されていることにより鈍い艶感を表現しており、両素材が持つ利点を存分に活かした風合い豊かな仕上がりで、光の当たり方と見る角度によって異なる表情を見せる、他ではなかなか味わうことが出来ないリュクスな質感が特徴です。この生地をリバー縫製という、二重織の1枚の生地を部分的に剥がして縫いたてる手法を用いて仕立て軽やかな着心地を実現。「ポステレガント」でも多用されている象徴的な手法ですが、ブランドではこの作業を全て国内の職人により完結させているため、圧倒的な繊細さと美しさを叶え、そのうえ手仕事ならではの温もりを感じさせる有機的な仕上がりを誇ります。　袖口や襟元もボタンレスで、左裾にパッチポケットが配されているのみという至極シンプルなデザインですが、前見頃はボックス、後見頃はゆったりした弧を描くラウンドでカッティングを施すことで、着用すると裾に向かって広がるようなシルエットを描き、スタイリングのポイントとして機能します。ゆとりある大きめのサイズ感なので、着こなしの幅が広いのも魅力的。デザイナー自身も「アウターとジャケットとニットの間」と語るほど、いい意味で曖昧に定義づけされているため、着こなしの自由度も高く、自分好みの着方でワードローブに取り入れられます。上質な生地と高度な縫製、タイムレスなデザインの三拍子によって完成され、多くは語らずとも力強く、スタイリングの基礎を支える礎のような役割を果たしてくれる一着です。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「ポステレガント（POSTELEGANT）」の商品一覧はこちらからチェック

POSTELEGANT

【マイスタンダード】着る人を豊かに見せてくれる、「ポステレガント」のウールリバートップ

こだわりの生地に見惚れる、「エイトン」のシャツジャケット　「エイトン（ATON）」のシャツジャケットは、国内で生地作りから染色まで完結させたブランドのこだわりが詰まった一着。メゾンや世界的なアウトドアブランドにも採用されるほどクオリティの高い化繊の産地として知られる北陸地方で織られたナイロン地を使用しており、しっとりと鈍い艶を備えた高級感のある仕上がりが特徴です。このブランドオリジナルの生地を鳴海染めという伝統的な絞り染めの手法を用いて染色。職人の手で何度も染め工程を繰り返すことで奥ゆかしく、画一的ではない独特な表情を持った色味を作り出し、明るいところだとブラウンに見えますが、暗いところだと褪せたブラックやグレーのように見えることもある、形容し難いニュアンス感のある色合いに仕上げています。　デザインは、その名の通りシャツとジャケットの合いの子、簡単に表現するといいとこ取り。総裏仕立てで、サイドにはスリットポケット、裾にはドローコードがあり、一見するとアウター然とした仕上がりですが、着用感としてはシャツに近い感覚です。軽さと薄さを兼ね備えているので、アウターの中に着込むことも可能。今の季節にはインナーとして、春先にはカットソーの上からライトアウター感覚で、長いシーズン付き合えるのも嬉しいポイント。ドローコードを使って自分好みのサイズ感に調整できるので、着こなしやアレンジの幅は広く、どんなジャンルのスタイリングにも馴染んでくれるはずです。　作り込まれた素材を最大限に活かすミニマルかつ端正なデザインで作り上げられた洋服は、日常にすんなり馴染みながらも、袖を通せば特別な高揚感を与えてくれます。いつものスタイリングにプラスするだけで、着る人を豊かに見せつつも、どこか奥ゆかしさを感じるスタイルへと昇華してくれる、ワードローブに欠かせないアイテムになること間違いなしの一着です。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「エイトン（ATON）」の商品一覧はこちらからチェック

ATON

【マイスタンダード】こだわりの生地に見惚れる、「エイトン」のシャツジャケット

素材違いで手に入れたい、「シーオール」のマンチェスターパンツ　「シーオール（SEEALL）」のマンチェスターパンツは、美しいシルエットと端正なデザインで人気を博し、発足以来脈々とリリースを続ける"ブランドの顔"と称されるアイテムです。着想源は、1980年代後半から1990年代前半にかけてイギリス北西部のマンチェスターで流行した音楽のムーブメント"マッドチェスター"に熱狂する若者が大きなワークパンツをベルトで絞って穿いていたスタイルにあり、この着こなしを手本にした共布のベルトが、マンチェスターパンツを象徴するアイコニックなデザイン。単にウエスト調節のためだけではなく、タックインスタイルのアクセントとして、また絞ることで独創的なドレープを生み出しシルエットに変化を加えてくれる秀逸なディテールです。　　色違いではなく、素材を変えて展開するのも「シーオール」ならではのクリエイション。同じデザインであるにも関わらず、生地を変えることでガラッと印象が変わるため、ブランドの愛用者には素材違いのマンチェスターパンツを複数本持っている人も多くいるのだとか。基本的にはシーズンを跨いで同じ素材を展開することはなく、このシーズンだけでしか手に入らないというのも惹かれてしまうポイントです。生地を変えてもアイテムとして成立し、多くの服好きを魅了し続けるのは、どんなスタイルにも合う完成されたシルエットとデザインであるからこそ。定番アイテムとしてスタイリングの土台を築いてくれる、エッセンシャルな一本を迎えてみてはいかがでしょう。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「シーオール（SEEALL）」の商品一覧はこちらからチェック

SEEALL

【マイスタンダード】素材違いで手に入れたい、「シーオール」のマンチェスターパンツ

クラシカルを現代的にアップデート、「アンスクリア」のフレアデニムパンツ　ミリタリーやワーク、ヴィンテージといったメンズスタイルから生まれたアイテムをエレガントかつマニッシュに、上質なカジュアルスタイルへとアップデートし人気を博す「アンスクリア（INSCRIRE）」。ブランドのワードローブに欠かせないアイテムとしてデザイナー自身も太鼓判を押すフレアデニムは、シーズンごとにマイナーチェンジを行いながらリリースを繰り返す、ブランドを代表するアイテムの一つです。そのデザインソースはヒッピーカルチャーを元に生まれた1970年代の「リーバイス（Levi's®）」の517というモデルであり、縦に伸びる色落ちやバックポケットのシングルステッチ、ヴィンテージジップを再現した「ウォルデス（WALDES）」の棒ジップを使用するなど、モチーフを忠実に範を取った本格的なディテールが光るこだわりの一本。古き良きクラシックなデザインですが、その一方でシルエットは現代的にアップデート。センタープレスを施したセミフレアのシルエットで膝下から緩やかに広がり美脚効果を演出してくれ、程よく細身のシルエットなのでどんなトップスとも相性よく合わせられます。ウォッシュ加工が施された生地とあえてラフにカットオフされた裾のデザインがこなれ感と抜け感を醸し出し、カジュアルなスタイルはもちろん、綺麗めなジャケットと合わせたスタイルもおすすめです。ヴィンテージに対するリスペクトが込められながら、トレンドを押さえたシルエットでタイムレスな価値を備えた一本です。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「アンスクリア（INSCRIRE）」の商品一覧はこちらからチェック

INSCRIRE

【マイスタンダード】クラシカルを現代的にアップデート、「アンスクリア」のフレアデニム

歳を重ねても着続けたい、「ビューティフルピープル」のライダースジャケット　「ビューティフルピープル（beautiful people）」のライダースジャケットは、ブランドのシグネチャーアイテムとして継続的な人気を誇る一着。120〜200cmという幅広いサイズ展開で、性別や年齢、体型問わず、どんな人にもフィットする懐の深さを備えたアイテムです。ハリとツヤを併せ持つヴィンテージレザーを使用し、着込むほどに自分の身体に馴染んでいく経年変化を味わえ、エレガントかつ上品なスタイリングを演出してくれます。ブラックのレザーに映えるシルバーのジップや鋲、肩周りの動きを損なわないアクションプリーツ、立体的な前振りの腕のパターンなど、着る人をモチベートしてくれる細部のディテールから、存分に詰め込まれたこだわりを感じさせる一着。上質な素材とタイムレスなデザインで、歳を重ねても着続けたい、色褪せることのない定番です。＞＞F/STOREではこのほかのアイテムも販売中！「ビューティフルピープル（beautiful people）」の商品一覧はこちらからチェック