新春の福袋が年々進化しています。2017年は"モノよりコト"で福を呼ぶ体験型をはじめ、ピコ太郎の「PPAP」といった流行語をもじったり、小池百合子東京都知事など女性の活躍が目立った今年ならではの福袋も登場。百貨店や商業施設の各社がアイデアを絞ったユニークな福袋を傾向別に紹介します。

【モノよりコト！体験型福袋が豊作】

■六本木ヒルズ「上空成層圏から地球鑑賞」

　元日午前11時から福袋の販売を開始する六本木ヒルズは、MIG29戦闘機に搭乗し地上約1万8,000メートル、上空成層圏からの地球鑑賞を楽しめる体験型福袋「宇宙の入り口の特等席で、青い地球を鑑賞！成層圏体験プログラムin RUSSIA 3泊4日」（限定1組、税込258万8,300円）を販売。正規価格279万円のところ、2017年を記念して20万1,700円引きした価格での提供です。

■三越日本橋本店 「SAMがダンスで演出」

　1月2日から営業する三越日本橋本店は、TRFのダンサーSAMが、選曲から振付までトータルで手掛け、フラッシュモブで演出する福袋（1名限定、税込162万円）を販売。指定日にSAMが会場に登場し、結婚披露宴や誕生日、会社の記念パーティーなど大切な人との思い出に残る瞬間を盛り上げます。

■阪急うめだ本店「芸舞妓・懐石料理撮影会付き ライカカメラ福袋」

　阪急うめだ本店では、日本の文化体験をテーマに、日本のモノ作りや伝統行事、祝いごとなどを体験できる福袋を多数展開。中でも「芸舞妓・懐石料理撮影会付き ライカカメラ福袋」（5個限定、60万4,800円）は、35mmフルサイズの高性能なレンズを搭載したデジタルカメラ「ライカQ」本体と、プロカメラマンによる撮影講座や、老舗料亭「鳥居本」での京懐石料理、芸舞妓撮影会、そして実際に撮影した写真の寸評がセットで販売されます。

※WEB抽選販売 応募受付・展示 12月26日～2017年1月4日

■"プランタン銀座城" 夢のウォーキングクローゼット福袋

　12月31日に営業を終了し、来年3月15日に「マロニエゲート銀座」としてオープンする「プランタン銀座」では、営業終了直前の12月30日と31日に「最後の福袋」を販売します。中でも、12月30日に販売・抽選が行われる「夢のウォーキングクローゼット福袋」（税込1万800円、女性5名限定）は、プランタン銀座を"城"と設定し、本館地下1階～本館5階の売りつくしコーナーのほとんどが「MY クローゼット」になる目玉企画。当日18時から1時間半、購入者はマントとティアラを身に付け、プランタン銀座社員のコンシェルジュ同伴でアイテム計7点を自由に選ぶことができます。

■松屋銀座「和のソロウエディング福袋」

　未婚のアラフォー女性の間で密かな話題になっているという「ソロウエディング」。2017年1月2日9時30分に開店する松屋銀座では、衣装選びから着付け、ヘアメイク、撮影まで、古式ゆかしいアンティークの和装の花嫁姿を体験できる福袋「和のソロウエディング福袋」（1個限定、10万8,000円）を販売します。

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