カジュアルなデニムジャケットを使ったスタイリングも、色味やサイズ、アイテムの選び方にこだわるだけで、品の良さを感じさせる着こなしへと仕上がります。ワードローブの定番として活躍するデニムジャケットを、型にハマったありきたりなものではなく、上品さを感じさせるスタイルで着こなしてこそおしゃれ上級者への第一歩。今回の記事では、デニムジャケットを主役に品よく着こなす4人のスタイリングにフォーカスし、それぞれの着こなしのポイントを紐解きます。個性あふれるスタイリングをチェックしてみて。
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スラックスとニットで合わせた、モダンなデニムスタイル



海軍の兵士が船の甲板で着用していた防寒着を起源とするデッキジャケットをデニムで仕上げた「OUAT」。着古したかのようなリアルなダメージとモチーフを再現した本格的な仕様が目を惹く一着は、凪になった海面を思わせる鮮やかなブルーのハイゲージニットと、端正な表情のスラックスを合わせることで、ラギットな雰囲気をモダンに昇華。ブルーベースで色味をまとめながら上品さを感じさせるアイテムで構成することで、無骨な印象を程よく中和し、都会的に着こなせます。
model : @takenoshitashibutsu
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モノトーンで構成する、エレガントなデニムスタイル



モノトーンでスタイリングを構成するのも上品に仕上げるポイントの一つ。身体に沿う端正なシルエットが特徴的なブラックのワンピースにホワイトのデニムジャケットをレイヤードすれば、こなれた印象のモノトーンコーデの完成。「パラトレイト(paratrait)」のジャケットは、デニム特有の土臭さを払拭したクリーンかつミニマルな佇まいで、洗練されたスタイルにベストマッチ。髪をまとめ、耳元にはアクセサリーをプラスして、細部にまでこだわってみて。
model : @gosakicchi
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品よく着こなす、トーナルのデニムスタイル



今季注目したいのは淡い色味でまとめたコーディネート。シャツにチルデンニット、チノパンを合わせたスクールライクな組み合わせも色味に注意すれば、子供っぽいイメージを払拭した洗練された着こなしに仕上がります。ベージュやオフホワイトなどアンニュイな色味で構成したスタイリングをベースにすれば、ヴィンテージライクなデニムジャケットもモダンな印象に様変わり。経年変化した様子が特徴的な「イレニサ(IRENISA)」の一着は、軽やかな着心地と爽やかな色味で、これからのスタイリングの主役になること間違いなし。
model : @shinichi.nabata
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素材のコントラストを堪能するデニムスタイル



ウエスタンの要素を引用し、ヴィンテージライクなデニム地で仕上げた無骨な「タナカ(TANAKA)」のデニムシャツには、オーガンジーとレースの繊細な透け感がセンシュアルなスカートを合わせてみて。相反する表情を持つ素材のコントラストが、ベーシックなスタイルをアップグレードしてくれます。
model : @____rann
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