ファッションの代表的な定番カラーの1つであり、また春夏シーズンの象徴的な色味でもある「ホワイト」。着る人のスタイルや性別、年齢問わず、誰しもが似合う色合いであり、どんなファッションブランドでも展開されているカラーと言っても過言ではありません。ただこのホワイトが稀有なカラーとして扱われるブランドがあります。ブランド発足以来、クリエイターのあらゆるTPOに適応するプロダクトを生み出し続けているブランド「テアトラ(TEATORA)」です。どんなシーンでも着る人の"品格"を担保するべく、毎シーズンのコレクションはブラックを基調とし、グレーやネイビーといったダークトーンのカラーで構成されます。そんな「テアトラ」の中でも、根強い人気を誇るアウターの1つ「スーベニアハンター(SOUVENIR HUNTER)、以下SOUVENIR HUNTER」に今シーズンはF/STOREのエクスクルーシブカラーとしてホワイトが登場。「"カラーアイテム"をテアトラ流に解釈した」と語られる特別なホワイトで作られたアウター2型の魅力を、スタイリングとともにご紹介します。
目次
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「SOUVENIR HUNTER」とは?
クリエイターのビジネスシーンを支えるワークウェアを提案する「テアトラ」の中では珍しいオフシーン用のアウター。ビジネスでの出張とはいっても、最後の日には息抜きがてらちょっとした観光もするような時に、バッグを持つ替わりにさっと羽織って、財布やスマートフォン、海外であればパスポートなどの必携品を入れて都市移動することを目的に開発されました。スーツケースの中などに丸めて収納してもシワになりにくいイージーケア性や、内外に複数設けられたポケットによる抜群の収納力など、目的どおりの機能性は申し分なし。
機能性だけでなく、ホワイトカラーにも並々ならぬこだわりが込められています。生地は白糸で織りあげているのではなく、定番のパッカブルシリーズの生地をブリーチして仕上げたもの。そうすることでブランドのアイコンとも言える、まるでコットンのようなシワ感や風合いが生まれ、クリーン過ぎない"退廃的なホワイト"に仕上がるんだとか。また、ドローコードの先端やフロントボタンの留め具、フード裏のハンガーフックには、あえてホワイトではなくクリア素材を使用しているのもさりげないポイント。アウトドアブランドのプロダクトのようなスポーティな印象は与えず、個性が強すぎないソリッドかつモダンなデザインのため、カジュアルからフォーマルなシーンまで幅広く活躍してくれます。
STYLE1 -SOUVENIR HUNTER L/L P-
ロング丈仕様の「SOUVENIR HUNTER L/L P」は、がばっと羽織れるほど身幅が広く取られているにも関わらず、緻密なパターンワークにより年齢や性別、体型を問わずスタイリッシュに見えるため、男性だけでなく夫婦やパートナーとシェアしながらの着用も多いんだそう。ミリタリーパーカの金字塔であるM51を彷彿とさせる面持ちの一着は、インナーにシアーな素材のアイテムをあわせたり足元をサンダルにすることで、抜け感を作るスタイリングがおすすめ。
生地との質感の違いがさりげないアクセントを生む、ドローコードの先端のパーツやボタンの留め具、フード裏のハンガーフック。特にボタンの形状は唯一無二で、一目で「テアトラ」のウェアと分かるアイコニックなディティールです。
STYLE2 -SOUVENIR HUNTER S/L P-
軽快な印象のショート丈に仕上げられた「SOUVENIR HUNTER S/L P」は、今の季節はブルゾンとして、暖かくなる春先には白シャツ感覚でも着られる汎用性の高さが魅力。身幅に対してややコンパクトな丈感のボックスシルエットで、いつものスタイリングに羽織れば今っぽい雰囲気を演出してくれます。ルックのようにワンピースやマキシ丈のスカート、ワイドパンツなど、ボリュームがあるボトムスをあわせてAラインを意識すると◎。
余計な装飾はおろか、ボタンやボタンホールさえもないプレーンな袖口のため、これからの季節は大胆にロールアップをして、インナーや素肌を見せるアレンジもおすすめ。シワ感のある生地なので、ラフに捲り上げても違和感なく馴染みます。
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