F/STOREの取り扱いブランドの中でも注目の3ブランドの新作にフォーカスし、バイヤーHとディレクターAがおすすめアイテムを最新ルックとともに解説する短期連載企画。
第2回目は、ブランド設立から10年という節目でブランド名を変更し、世界を見据え躍進するニットブランド「オダカ(ODAKHA)」。”メイド・イン・ジャパン”の魅力を世界に伝える為に、確かな技術を継承するニッターと手を取り、ひとつひとつ丁寧にニットアイテムを作り上げています。そんな「オダカ」の新作の中でも、2人が気になったアイテムとは?
ODAKHAってどんなブランド?
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ディレクター A
23AWシーズンに「マラミュート(malamute)」から名前を変え、世界を見据えた新しいフェーズに入りました。日本の高い技術をニットというプロダクトを通して世界に発信していく、熱い想いを持ったブランドですね。
バイヤー H
確かに、このタイミングで自分の名を冠にするというのは、相当な意気込みを感じます。ものづくりを通じて自分の何を表現したいかの軸が確立していて、どんどん進化していますね。技術を継承するために、貴重な編み機も自分たちで買い取り、職人さんとの距離も近く、編地のデザインと仕上がりが息を呑むほど美しい。フランスの女性像の彫刻からインスピレーションを受けたという24SSシーズンでは、フェミニンさと躍動感が表現されています。
ディレクター A
実は僕も20AWのアイテムを持っているんですが、メンズブランドのニットにはない繊細な編み地の表現と甘めなディティールが、レザーアウターやヴィンテージのデニムなど、粗野な雰囲気のアイテムと合わせやすくて重宝しています。性別を超えて良いなと思えるデザインはさすがだなと。
2人が選んだ今シーズン注目のアイテムとは?
ディレクター A
個人的に目を惹かれたのは、シックな色使いのカーディガン。ネイビー×ホワイトの組み合わせがとてもクリーンな印象です。職人の技や複雑な編地のパターンなど、布帛では出せない質感と緻密さで、ニットならではの魅力が満載だと思います。
バイヤー H
編地によるボーダー柄の表現で個性的に遊んでいるカーディガンですね!「オダカ」の表現は本当にとても素敵。ブランドの代表作でもあるクレイジーニットは意匠性が高いうえに、着心地も良くおすすめです。程よく華やかなアクセントになり、見た目とは裏腹に着るとスタイリングにすっと馴染んでくれます。
ディレクター A
このクレイジーニットは、ずっと同じニッターさんに編んでもらってるらしいですよ。素材や色が変わるとその度に複雑になり、編み立てにとても高度な技術を駆使しているので、まさに日本の職人技術の高さが感じられるアイテムですね。
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バイヤー H
同じ羽織りでも、リラックス感が出るカーディガンとは違って凛としたムードのMA-1も必見です。袖と身頃で質感に変化を出し、ボディ部分の編地は細かく滑らか。さらりと薄い、軽やかな着心地の一着です。ふわりと広がる裾のフレアシルエットもブランドならではのディティールで、スカートにもパンツにもドレスにもマッチします。
ディレクター A
MA-1と言えばミリタリーやストリートテイストに落とし込まれがちなアイテムですが、ここまでエレガントに仕上げたのはさすがの一言!
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バイヤー H
先ほどのMA-1には、このグリーンのドレスを合わせたいですね。ウエスト部分にカットディテールが入っているのですが、きゅっとくびれて見えるのでウエストラインが細く見えるんです!鮮やかなグリーンも魅力的。今季も遊び心のあるレース編みなど、大胆なデザインの中に高度なテクニックが詰め込まれています。
ディレクター A
ドレスと同じグリーンのスカートも展開しているのですが、編地で描いたフローラル模様も繊細で、MA-1との甘辛MIXなスタイリングも魅力的です!
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■「ODAKHA」最新コレクションその他のアイテムも「F/STORE」で販売中。
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