F/STOREで新たに取り扱いが始まったパリ発のアイウェアブランド「ウェイティングフォーザサン(WAITING FOR THE SUN)」。サステナブルをコンセプトに立ち上がった世界初のサングラスブランドとして知られていますが、それだけでは語り尽くせないほど数多くの魅力が詰まったブランドで、すべてを理解している方は多くないはず。そこで今回は日本各地の眼鏡屋で販売員をしながら、自身のYouTubeチャンネルやSNSを通じてアイウェアの魅力を発信しているアイウェアスタイリストのMikuさんを迎え、ブランドの魅力について伺いました。
1989年熊本県生まれ。有名眼鏡セレクトショップのオープニングスタッフとして2013年にキャリアをスタート。東京眼鏡専門学校を卒業し、2022年にアイウェアスタイリストとして独立。現在はOJTや眼鏡スタイリング、ブランドセールスなど幅広く活動中。
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アイウェアスタイリストの考えるサングラスの魅力とは?
自分の印象や気分を変えてくれるアイテム
―まずはじめに、Mikuさんがアイウェアを好きになったきっかけを教えてください。
初めてお洒落な眼鏡を掛けてパーティーに参加したときに、周りの方に褒められて嬉しかったのがきっかけです。この業界に入ってからデザイン性のある眼鏡を手に取るようになりましたが、こんなにも気分を上げてくれるものだったんだと気付かされました。気後れしそうな華やかな場所でも眼鏡が自信をくれて、自分らしく居られたことがすごく嬉しくて、それがきっかけでアイウェアの世界にのめり込んでいきました。
―変身したような感覚ですか?
簡単に言うとそうかもしれませんね。眼鏡もサングラスも、弱気な気持ちを強くしてくれたり、自信をつけてくれたりと、スタイル全体で見ると小さい要素かもしれませんが、気分にまで作用してくれるアイテムなんだと思います。
―F/STOREでは「ウェイティングフォーザサン」のラインナップの中からサングラスに絞って販売していますが、Mikuさんが思うサングラスの魅力について教えてください。
眩しさを抑えるという実用的な部分もありながら、自分の印象を大きく変えてくれる点が魅力でしょうか。大きく派手なサングラスだとクールでシャープな印象になったり、小さくて丸いサングラスだとクラシックでお洒落な雰囲気になったり。服と違って付け外しの手間がないので、その場でさっとイメージチェンジが出来るのも魅力だと思います。
F/STORE 販売モデル
有名人も、サングラス自体がその方のイメージになっている事も多いですよね。それくらい印象を変えるパワーを持ったアイテムなんだと思います。たった一つで相手に与える印象も、自分の気持ちも大きく変えてくれるところがサングラスの魅力であり、凄みですね。
ファッション性を兼ね備えた、高い実用性
―サングラスの機能性についても改めて教えてください。
サングラスは眩しさの軽減というだけでなく、太陽光に含まれる紫外線から守ったり、風や塵、埃といった外的要因から眼を守り、視界を見やすくしてくれるものです。過剰な情報や他人からの視線を遮るためにサングラスを手に取る人もいるくらい。他にもUVカット付きのサングラスだと目元や肌のケアもできたり...とサングラスの機能性は様々あり、実用性とファッション性を兼ね備えた稀有なプロダクトなんです。
―日本のサングラス浸透率は5割弱。世界と比較しても低い数値に留まっていますがどのように感じますか?
そもそも顔立ちや目の色が異なることから手に取りにくいという前提もあるとは思いますが、日本人にとってはまだ気恥ずかしいと感じるところもあるんだと思います。ファッションの文脈で語られることが多かったアイテムなので、“カッコつけ”として捉える人もいて、それがまだこの数値に留まってしまっている理由の一つに挙げられるのではないでしょうか。おしゃれでかっこいいのはもちろんですが、それ以上に機能面も優れている部分があるということも伝えていかなければと思っています。
人にも環境にも優しいアイウェアを展開する「ウェイティングフォーザサン」の魅力
―「ウェイティングフォーザサン」のことについて改めて教えてください。
2010年にサステナブルをコンセプトに立ち上がった世界初のアイウェアブランドで、トレンド感のあるデザインを取り入れながらも、性別や年齢、スタイルを問わない汎用性の高さから人気を博すブランドです。最近では大手セレクトショップでも取り扱いが始まり、ファッション好きの間で徐々に知名度を伸ばし、近年盛り上がりを見せているアイウェアブランドの一つです。
―世界初のサステナブルがコンセプトになったブランドとのことですが、今では他にも同様のコンセプトを掲げているブランドはありますか?
世の中の動向と同じようにアイウェア業界の中でもサステナブル意識は高まりをみせていて、今ではいくつか立ち上がっています。コンタクトの洗浄液のパッケージを再利用してアイウェアにするようなブランドもあったりするのですが、それらは全て2020年代になってから生まれているので、業界全体として考えるとまだまだ早熟であるように思います。
ですが「ウェイティングフォーザサン」だけは、2010年という非常に早い段階からサステナブルをコンセプトにしたアイウェアを展開し、意識ある取り組みを行っていました。バイオアセテートという土に還る素材を使用したアイウェアも非常に革新的で、環境にも人にも優しい、唯一のブランドだと思っています。
―人にも優しいとは?
原料を加工する段階で用いられる化学物質が使われていないので、安心して着用できるという意味です。多くのアイウェアにはフタル酸という化学物質が製造段階で使用されているのですが、「ウェイティングフォーザサン」のアイテムは、これらを一切使用せず製造されています。また金属アレルギーの方に配慮したプロダクトの展開もあり、様々な背景を持った人にも寄り添うような配慮がなされているのが特徴だと思います。アイウェアは肌に直接当たるアイテムということもあり安心感を持って着用できるというのもブランドの魅力ではないでしょうか。
ZACK E81 LIGHT-BROWN LENS はF/STOREにて販売中。
―アイテムの魅力についても詳しく教えてください。
「ウェイティングフォーザサン」のアイウェアは、人と違うものが欲しいけど合わせやすさも大事にしたいという方にぴったりなラインナップだと思います。ベーシックな印象ですが、所有欲や満足度は存分に満たしてくれる、クオリティの高い仕上がりが魅力的。性別・スタイル問わず着用できるデザインと試してみようかなという気持ちにさせてくれる価格帯、そして安定感のあるデザインが、他のブランドと比べても秀でている要素だと思います。
そして初めて良いサングラスを買いたいという方にも是非おすすめしたいです。トレンド感を入れ込みながら奇を衒った感じはなく、デイリーに使いやすいデザインなので、サングラス初心者の方でも手に取りやすいのではないでしょうか。馴染みやすいデザインだからこそ、服を引き立たせるアイテムとして取り入れるのも素敵だと思います。日々スタイリングのテイストが変わるようなファッション感度の高い人には、スタイリングによってサングラスを変えるという選択も提案できそう。
―「ウェイティングフォーザサン」のアイテムはどんな人に似合うと思いますか?
正直似合わない人がいないと言っても良いくらい、汎用性の高いアイウェアだと思います。リラックスしたムードで掛けられるデザインとボリューム感なので、特にカジュアルなスタイルとは相性抜群だと思います。ヘルシーで大人な肌見せスタイルや、デニムやスニーカーなどを手に取る方にはピッタリ合うアイテムではないでしょうか。私だったら、デイリー使いはもちろん、遠出したり旅に出たり、レジャーシーンで取り入れたいです。どんなシーンにも、どんな人にも寄り添って、掛けている人に安心感と自信を与えてくれるサングラスだと思います。
■撮影協力
DOWNTOWN
所在地:東京都中央区月島1-20-5
営業時間:11:00~18:00 ※木曜定休
電話番号:03-4361-4988
公式サイト
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