冬の着こなしの楽しみであるアウター選び。トレンドをおさえた一着を選んであげることで、毎年恒例の変わり映えしない着こなしも、今年らしさを感じさせるフレッシュなスタイルへと変えてくれるはず。タイムレスで普遍的もいいですが、今年は"トレンドとチャレンジ"をキーワードに、タイプの異なる6種類のアウターをF/STOREからピックアップしました。スタイリングを締めくくる最後のピースであるからこそ、慎重かつ大胆に、今年の冬の相棒になるアイテムを選んでみてください。
目次
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軽やかな抜け感を演出してくれる、ショート丈
「チノ」のボアコクーンコート
「チノ(CINOH)」のボアコクーンコートは、ブランドの人気アイテムであるボアコートをショート丈にアップデートし、より立体的なシルエットを際立たせたトレンド感溢れる仕上がりが特徴の一着。捻りのないロープ状の糸を使用し表現されたリュクスなボアの質感と、丸みのあるエレガントなシルエットが一際目を惹きます。大ぶりの襟は立たせることで顔周りをすっぽりと覆うことができ、マフラー代わりの防寒にもなる秀逸なディテール。ゴージャスな雰囲気を纏った主役級の存在感で、羽織るだけでスタイリングがキマるアウターです。
「シーオール」のダウンジャケット
カジュアルな印象にまとまりがちなダウンジャケットを、Vネックのカーディガンのようなデザインに落とし込んだ「シーオール(SEEALL)」。ありそうでなかったカーディガンタイプのダウンジャケットは首元をすっきり見せてくれるうえ、タートルネックやマフラーとも相性よく着膨れすることなく着こなせ、流行りのレイヤードスタイルも存分に楽しめます。あえて透け感のある裏地を採用し羽毛が透けて見える仕様は、混じり気のないダウンの純度の高さを裏打ちするかのような意図が感じられるディテール。トレンドをおさえながらも、ブランドらしい高尚なクラフトマンシップに立脚したモノづくりに惹かれる一枚です。
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OTHER ITEMS
ドレス(INSCRIRE)
素材使いやパターン、ディテールで差をつけたロング丈
「イレニサ」のリバーシブルショールカラーコート
トレンドカラーでありながら、タイムレスに活用できるグレーのアウターはマストハブなアイテム。「イレニサ(IRENISA)」のリバーシブルショールカラーコートは、唯一無二の繊細かつ上品な色味に心惹かれる一着です。チャコールミントと称されるその特徴的な色味は合わせるアイテムを問わず、スタイリングに馴染んでくれる優秀なカラーリング。繊細なラインとリネンテープのアクセントが効かせた表面とシンプルな裏面はどちらも両A面の仕上がりで、その日の気分やスタイルによってリバーシブルで楽しめ、着こなしの幅をグッと広げてくれるはずです。パイピングの色味を拾って他のアイテムを選んであげれば、簡単にこなれ感とトレンド感に溢れたスタイリングを実現してくれます。
「アトリエ ベトン」のガウンコート
ストリートでも見かけるようになりファッションアイテムとして市民権を獲得しつつあるガウンをベースに、微起毛感ある上品な風合いのタフタに軽量な機能中綿を抱き合わせ、カジュアルに着こなせるアウターへと昇華した「アトリエ ベトン(ATELIER BÉTON)」。手袋をした状態でも開閉可能なFIDLOCK社のマグネットバックルを搭載し、ポケットには触り心地の良いフリース素材を使用するなど、細部にわたり細やかな配慮がされたディテールに心惹かれる仕上がりです。ガウンというアイテムに相反する機能的かつワークテイストなバックルを合わせることで、コントラストをつけたバランス感が魅力的なアイテムです。
Model:@anne_colo & @josiah.__.toshi
「ジョン メイソン スミス」のミリタリーブルゾン
「ジョン メイソン スミス(JOHN MASON SMITH)」のブルゾンは、ミリタリーにルーツを持ったデザインながらジップや袖のリブに至るまで全てをブラックで統一し、都会的な雰囲気に仕立てたモダンな一着。身幅が広く着丈が短いボックスシルエットを採用し、腕周りにもゆとりを持たせたオーバーなシルエットですが、単色のストイックなデザインとディテールから大人っぽい余裕を感じさせる仕上がりに。羽毛に代わる画期的な素材として開発されたプリマロフトを使用し軽量かつ暖かな着心地ながら、表地には加工を施したナイロンタフタを用いて防汚・撥水を実現。使い勝手に優れた機能性から街着としてはもちろん、冬のレジャーシーンでも重宝しそう。デイリーにラフに、そしてタフに着まわしたい一着です。
「オーバーコート」のヨークスリーブオーバーコート
今季注目のスクールライクなスタイリングを叶えてくれる「オーバーコート(OVERCOAT)」のダッフルコートは、クラシカルなデザインを踏襲しながら、ブランドらしい独創的な素材使いとパターンワークで差別化した一着。ネイビーやキャメルなどのベーシックな色味で作られることが多いダッフルコートを、ダークグリーンをベースに蛍光イエローの糸がアクセントを効かせた生地を用いて、モダンなイメージにアップデート。1800年代に狩猟や漁師の仕事着として使われていた生地と同じものという背景もあり、その防風性や防寒性は折り紙付きです。古き良きクラシックなデザインや生地を採用している一方で、現代的なアプローチに基づいたブランドらしい独自のパターンワークも光ります。一般的なダッフルコートに見られる肩回りの装飾性を排除した独自のドルマンスリーブ構造は立体的なシルエットを演出してくれ、中に厚手のトップスを着込んでも肩周りの動きを損なわない快適な着心地を実現。クラシカルな要素をベースに現代的なテイストを織り交ぜ、モダンに昇華した一着です。
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