クリスマスをテーマにした映画作品は名作揃い!定番の「ホーム・アローン」や「ラブ・アクチュアリー」以外にも、実はあの作品もクリスマス映画だってご存知でしたか?AmazonPrimeビデオからチョイスしたクリスマス映画をオールジャンルでチェックしていきましょう!
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クリスマス映画といえばまずは「ラブ・アクチュアリー」から。ヒュー・グラントやコリン・ファースをはじめ英国人俳優が一挙に集結した、オムニバス構成の「愛」についてのストーリーです。クリスマスのロンドンを舞台に繰り広げられる総勢19人の物語には、実は全員に何かしらの接点が。何度見返しても楽しい発見がありますよね。監督を務めるのは「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」など、担当作品がいずれも名作ぞろいのリチャード・カーティスです。あなたは誰のどのエピソードが好き?
続いてはこちらもクリスマスの定番「ホリデイ」。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット演じる失恋した2人の女性同士が、家や車を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を通じて、新たな恋へと一歩踏み出していきます。彼女たちの恋のお相手を演じるのはジュード・ロウとジャック・ブラックです。
「あなたが寝てる間に…」は、サンドラ・ブロック演じるシカゴの地下鉄に勤める孤独な女性が、家族を手に入れるまでを描いたラブストーリー。クリスマスイブ、毎朝改札で見かけていた憧れのエリート弁護士が線路内に落下。突然の事故に巻き込まれたことで、彼の婚約者として家族に紹介されてしまい…。監督は名作「クール・ランニング」のジョン・タートルトーブ。
ニコラス・ケイジが、真実の愛に目覚めるまでを描いたファンタジーロマンス「天使のくれた時間」。天使である青年との出会いから、かつて別れた恋人との「もしかしたら存在していたかもしれない、もうひとつの人生」を追体験することに。人生の選択について考えさせられる一本です。
ノーラ・エフロン監督「めぐり逢えたら」は、トム・ハンクスとメグ・ライアンのW主演によるロマンチックなラブストーリー。きっかけとなるクリスマスの夜のラジオ放送から、ラストのバレンタインデーの再会まで、悲しみに沈むシングルファーザーと新聞記者の女性との運命のめぐり逢いを描いています。観終わった後はあたたかい気持ちになれる作品です。その後、同じスタッフが集結した「ユー・ガッタ・メール」もラブコメディの金字塔ですよね。
ハッピーなクリスマス気分を盛り上げる名作。スター子役・マコーレー・カルキン主演のドタバタコメディです。クリスマスバケーションに向かう家族に置き去りにされてしまった少年ケビンが、泥棒たちから家を守るべく大活躍!監督は「ハリー・ポッター」シリーズの初期2作を手掛けたクリス・コロンバス 、脚本は「ブレックファスト・クラブ」や「フェリスはある朝突然に」のジョン・ヒューズ。
クリスマスシーズンのニューヨークの景色を満喫できる続編も。ロックフェラー・センターのスケートリンクや、雪深いセントラル・パークを旅行気分で覗いちゃいましょう。プラザホテルのシーンでは、あのトランプ大統領(当時は異なりますが)もカメオ出演しています。
出る映画がいずれも大ヒットを飛ばしていたアーノルド・シュワルツェネッガー。80年代末頃よりマッチョ系アクション俳優から脱皮し、「ツインズ」や「キンダガートン・コップ」などコメディアンとしての魅力も開花させていきました。「ジングル・オール・ザ・ウェイ」は、シュワちゃんファンからも熱い支持を集める快作です。仕事人間のパパが、クリスマスプレゼントとして息子に贈るターボマンのフィギュアを入手するために東奔西走。終盤の無茶苦茶な展開には爆笑必至です。
クリスマスプレゼントを盗むため、NYのおもちゃ屋に侵入した男。気がつけば逃走中に映画のスクリーンテストに乱入し、あれよあれよと俳優になるチャンスを与えられてしまいます。その結果、役作りとして本物の探偵とコンビを組む事に…。「キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件」は、冴えない泥棒役のロバート・ダウニーJr.とゲイの探偵役のヴァル・キルマーの掛け合いが光るサスペンスタッチのコメディ映画です。レイモンド・チャンドラー作品からの引用があったりと、フィルム・ノワールを意識した作風にも注目。こちらが監督デビュー作となった名脚本家のシェーン・ブラックは、その後ダウニーJr.主演の「アイアンマン3」も担当しました。
「アイアンマン」のジョン・ファヴロー監督によるコメディ映画、「エルフ ~サンタの国からやってきた~」。赤ちゃん時代に誤って北極に連れて行かれ、エルフに育てられることになった主人公・バディ。もちろん人間の男性なので身体もすっかり大きくなり、エルフの国では困難の連続。そんな中、本当の父親を探しにニューヨークへと旅立つことになります。身長190cm超のウィル・フェレルが小さな妖精・エルフを演じるという出オチ感満載のネタだけでも笑えますが、アメリカで大ヒットしたのも納得の手堅いファンタジー映画です。
マイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVや映画「ブルース・ブラザーズ」など、当時ヒットを連発していたジョン・ランディス監督作品。会社を経営する富豪兄弟による「人間の成功の要因は血統か、環境か」というつまらない賭けのため、エリートビジネスマンとホームレスの立場が入れ替わってしまうことに。その後、2人は自分たちを散々な目に合わせた大富豪への復讐を計画します。前年に「48時間」で銀幕デビューを果たし、ノリにノッていたエディ・マーフィーとランディス作品おなじみのダン・エイクロイドによるW主演。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アンソニー・マッキーが演じる幼馴染トリオによる、クリスマスの晩のハチャメチャを描いたコメディ。毎年大はしゃぎのクリスマス・イブを過ごしていた悪友3人組も、今やすっかり成長し家庭も持つように。名残惜しいながらも、3人で過ごす最後のクリスマス・イブを盛大に締めくくるべく、ニューヨークへ向かい…。ややこしい邦題ですが、あの「ハングオーバー」シリーズとは無関係なのでご注意を!
みんな大好き、ブルース・ウィリス演じる刑事ジョン・マクレーンが活躍する人気シリーズの第1作。別居中の家族とクリスマスを過ごすため、クリスマス・イブにLAにやってきた刑事。妻を助けるため、高層ビルを占拠したテロリストグループにたった一人で立ち向かいます。ラストに流れる「Let it Snow」もいいですね。
「ダイ・ハード」は「クリスマス」映画か否か。そんな長年の論争を吹き飛ばすような、公式のエディットによる痛快なクリスマス映画風予告編も要チェック。
実はクリスマス映画だって、ご存知でしたか?バディ・ムービーの名作「リーサル・ウェポン」シリーズの1作目をピックアップ。オープニングはLAの夜景の空撮シーンに「Jingle Bell Rock」が流れます。メル・ギブソンとダニー・グローヴァーによる凸凹刑事コンビが、若い女性の飛び降り事件の捜査から始まり、麻薬密売組織へと立ち向かっていく痛快アクション映画です。
前作に引き続きティム・バートンが監督した「バットマン」シリーズの2作目「バットマン リターンズ」です。よりバートン監督らしい、ダークな世界観が炸裂した作品となりました。なんといっても、本作の魅力はヴィランのキャラクター。ミシェル・ファイファー演じる、フェティッシュなスーツに身を包むキャット・ウーマンに、コメディ映画とは異なる迫力を見せてくれるダニー・デヴィートによる異形のペンギン。もちろん悪役ではあるものの、それぞれの持つ悲しいエピソードには胸が痛みます。彼らのキャラクター性の濃さに押され、少し影が薄い主役のバットマンが気になるものの、単なる勧善懲悪に留まらないアメコミ映画の傑作と言えるでしょう。
パトリシア・ハイスミスによる1952年のベストセラーを、半世紀以上の時を経て映画化した「キャロル」。1950年代を舞台に、性別を超えて愛を確かめあったふたりの女性の姿に心を震わせられます。画面を構成する赤の色彩にも注目したい作品です。監督は「ベルベット・ゴールドマイン」でも同性愛を取り扱ったトッド・ヘインズ。
「34丁目の奇跡」は、1947年の同名の名作映画のリメイク版です。時代の変化に合わせ、より現代的なトピックを含めて描かれました。親子の前に現れた老人が「本物のサンタクロースなのか」について、騒動を交えながら進行するストーリーは、夢いっぱいのラストでハッピーな気持ちにさせてくれること間違いなし。サンタクロース役を演じるのは、「ジュラシック・パーク」でのおじいちゃん博士役も思い出される名優・リチャード・アッテンボローです。
クリスマスシーズンを描いた傑作文学といえば、ルイーザ・メイ・オルコットの「若草物語」でしょう。これまで何度も映像化されていますが、ここでは最新の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」をピックアップ。19世紀を生きるマーチ姉妹たちのまぶしい姿は元気を与えてくれます。利発な主人公ジョーを演じるシアーシャ・ローナンは、イメージにピッタリのハマり役です。「フランシス・ハ」や「レディ・バード」など、女子の心の機微を捉える作風で佳作を撮りつづけるグレタ・ガーウィグ監督作品。
クリスマス映画としてだけでなく、映画史上のオールタイム・ベストにも何度もセレクトされる不朽の名作「素晴らしき哉、人生!」。何かとツキに見放されてきた人生に絶望した主人公・ジョージ。彼がクリスマス・イブに自殺を決意するところから物語はスタートします。彼の命を救うためにやってきた天使が、ジョージが存在しなかったアナザーワールドへと誘い…。「或る夜の出来事」のフランク・キャプラ監督、ジェームズ・ステュアート主演。
続いて、クラシックなオールド・ハリウッドの魅力に浸れる「スイング・ホテル」。アーヴィング・バーリンのペンによるタイムレスなメロディーの楽曲群に合わせ、ビング・クロスビーとフレッド・アステアによるミュージカルシーンが楽しめます。クリスマスになると街を彩る名曲「ホワイト・クリスマス」は、こちらの映画が初出のオリジナル曲です。
先述の「バットマン リターンズ」の前年にティム・バートン監督が手掛けた「シザーハンズ」。こちらもクリスマスを舞台にしています。丘の上の屋敷で暮らす天涯孤独な人造人間エドワード。彼は、完成間際に博士が逝去したため両手がハサミのまま。エドワードの恋をめぐって、甘く切ないおとぎ話が綴られています。アイコニックなジョニー・デップのルックにも色褪せない魅力がありますね。
クリスマスに作家魂を燃やすティム・バートン作品といえばこちらも忘れられません。実は当時のバートン監督は「バットマン リターンズ」の制作に忙しかったこともあり、クレジットとしては「原作・原案」に留められているのですが…
文豪チャールズ・ディケンズの名作小説「クリスマス・キャロル」を現代のニューヨークを舞台に翻案したファンタジーが「3人のゴースト」です。視聴率獲得のためにはどんな手段もいとわない、傲慢なTV局の社長を演じるのはビル・マーレイ。嫌われ者の彼の前に現れる3人のゴーストとタイムスリップを繰り返すうちに、自分自身を見つめ直し、本当に大切なものに目覚めていくというストーリーです。
映画「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場する、ニューヨーク5番街に鎮座する高級デパートの「バーグドルフ・グッドマン」を舞台にしたドキュメンタリー「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート」。ファッション好きには嬉しいネタが満載のこちらのドキュメンタリー、終盤ではホリデーシーズンのショーウィンドウのデコレーションに密着しているんです。毎年変わるテーマに基づいた、アーティスティックなウィンドウが完成するまでの職人技を是非チェックしてみて。
夭逝の鬼才、「パーフェクトブルー」や「千年女優」の今敏が描く長編アニメーション「東京ゴッドファーザーズ」。監督作品の中ではこちらは少々異質。家族で楽しめるハートフルストーリーとなっています。新宿の公園で暮らす3人のホームレスが、クリスマスの晩にゴミ捨て場で赤ちゃんを発見。果たして、赤ちゃんの実の親探しはどんな結末を迎えるのでしょうか。家出少女に自称・元競輪選手、元ドラァグ・クイーンと個性豊かな主人公たちから目が離せません。
こちらも「クリスマス・キャロル」のストーリーを下敷きに、「マペット・ショー」などでおなじみのマペット、カーミットやミス・ピギーたちが楽しくにぎやかに物語を彩る「マペットのクリスマス・キャロル」。本作で傲慢な高利貸し・スクルージを演じるのは、マイケル・ケインです。
もちろん映画観賞のお供は...
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