進化するウェアラブルデバイス
ブランドとのコラボと言えば、目立っていたのがSWAROVSKI(スワロフスキー)とMisfit社とのコラボで開発したスマートジュエリーの「SWAROVSKI SHINE」だ。

ウェアラブルには、情報表示ができるものと、潔くそれを切り捨てて、1日の間にどんな活動をしたかや、寝ている間に深い眠りと浅い眠りがどんなサイクルで繰り返していたかを記録するだけに特化した健康系のものも多い(記録した情報は連携したスマートフォンから確認する)。「SWAROVSKI SHINE」も、そうしたヘルスケア系ウェアラブルの1つで、情報表示の機能は一切ない。

デザインは、胸からぶら下げるペンダント型と、腕に巻きつけるリストバンド型、そしてブレスレット型がある。いずれも中心の大きなクリスタルが1日の活動を記録してくれる(情報表示の機能はない)。クリスタル全体が大きなボタンになっていて、押すとクリスタルの縁のあたりにいくつかキラキラと光が灯ってスイッチが入ったことを知らせてくれる。

ペンダント型は中に太陽電池が搭載されていて、バッテリーの充電が不要なのも大きな特徴だ。また、活動を記録するクリスタル部分を外してもアクセサリーとして楽しめる。そしてリストリング/ブレスレット型は、エクササイズ中の記録や寝ている間に睡眠の質の記録ができる。

詳細>>スワロフスキーが世界初のソーラー式ウェアラブル「Shine」発表 ミスフィットと協業
ヘルスケア系ウェアラブルでは古株になるFitBit社は、これまで樹脂やラバーでつくられたモデルが中心だったが、新たにファッションデザイナー「Tory Burch(トリー バーチ)」とコラボ。ゴールドとシルバーのジュエリータイプのモデルと、従来製品にプリント柄を施したモデルが発表された。


なお、こちらは新製品ではないが、ジュエリーデザイナーがデザインした製品としてはフランスのネタトモ社のJUNEも展示されていた。フランスのジュエリーデザイナーCamille Toupetによるデザインで、数種類付属しているレザーストラップを使って、センサーが入ったクリスタル部分をペンダントやブレスレットにできる仕様。こちらは活動量ではなく、自分が浴びている紫外線量を記録して警告を出したり、最適なUVファンデーションのSPF値を教えてくれる。

■メガネ型・時計型が進化
日本からは、アイウェアブランドの「JINS(ジンズ)」が出展していた。情報表示機能は一切持たず、活動量を記録するだけのメガネ型ウェアラブル「JINS MEME」という割り切りのよさはアメリカでも好評のようだ。

詳細>>【動画】ジェイアイエヌ、疲れや眠気を可視化するアイウェア「ジンズ・ミーム」発表
EPSON社は、メガネ型のウェアラブル「MOVERIO」を出展。デザインはさておき、メガネを通してQRコードを見ると、それを認識してプログラムが起動し、視界の中にアニメーション映像などを合成したりと、技術的にはグーグルグラスも超える仕上がりになっていた。

とにかくバリエーションの多さで勝負をするBURG WEARABLE社。機能のバリエーションだけでなく、「fashionista」ラインや「TREND SETTER」「ARISTOCRAT」といった、ファッション性を意識したバリエーションも充実させていた。


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