
Image by: FASHIONSNAP
モノ選びの価値観は、その手に長く寄り添い続け、持ち主に馴染んでいく「レザーグッズ」選びにこそ表れる。
俳優 ともさかりえ、スタイリスト 大草直子。ファッションと縁の深いクリエイターたちは、自分の身のまわりのものをどのように選ぶのか。「ボナベンチュラ(BONAVENTURA)」を手に語り始めた【半径1メートルの流儀】。新しい季節の訪れと共に、今考えるモノとわたしの関係。
ABOUT: BONAVENTURA
ミラノ発ラグジュアリーレザーグッズブランド。時を超えて愛される洗練された美しさと、細部にまで宿る機能性の共存を重視し、素材には世界中のトップブランドが信頼を置くタンナーによる環境に配慮した最高品質レザーを採用している。イタリア語で「幸運」を意味するブランド名には、上質なモノを身近に身につけることで、感じられる幸せを創造する存在でありたいという想いが込められている。色褪せの少ない繊細なニュアンスカラーレザー、ライフタイム保証など、安心して長く愛用できる機能を備えることでデザイン性だけでなく実用面でも「タイムレス」を体現する。
ともさかりえの【半径1メートル】

穏やかな笑顔と凛とした佇まい。ともさかりえの周囲には、経験に基づいて選び抜かれた“マイベーシック”が並ぶ。
「シンプルでミニマルなものが好き」
そう話すともさかは、“自分の本当に好きなもの”をどのように自覚するのか。
「基本的にパンツスタイルが好きで、デニムに合うアイテムが好き。
気がつくと似たようなニットばかり買ってしまったり、
似たようなボーダーカットソーを何枚も持っていたり」
「客観視して自分の生活を振り返った時、
『ああ、こういうものが好きなんだ』って。
自分の中の定番品が少しずつ定まっていることに気がつきました」
身につけていて一番リラックスできる、自分らしいシルエット。
気がつけば揺るがないものになっていたスタイル。
新しい気分は小物から取り入れる。
「スマホケースは毎年節目になると新調しているんです。
日常的に自分の視界に入る、お財布やバッグ、スマホケースといったアイテムは、変えるだけでも新しい気分にさせてくれますよね」

ともさかが手に取るのは、美しく滑らかな質感の希少な一枚革を贅沢に使用した、ボナベンチュラのミーナ バケットバッグ(スモール)。ストラップに添えられるシルバーバックルがアクセントを加える。
「服装はモノトーンが多いので、バッグも黒を選ぶことが多いです。仕事の時は台本や書類を持ち運ぶことが多いので、大きめのスクエア型バッグは重宝しますし、シンプルでミニマムなデザインも好みです」

“自分にとってのベーシック”に軸足を置きながら、身の周りのものを選ぶ感覚が生まれたのは30代半ばごろ。
「20代の頃から今まで、好きなものやファッションの方向性は大きくブレてはいないと思います。でも、当時はまだその時々の流行やムードに左右されることが多くて、長く先を見てものを選ぶことができていなかったかもしれません」
「持っていて気分が上がったり、ときめいたり、鞄から取り出した瞬間に嬉しい気持ちになったり、そういう自分のライフスタイルのそばに寄り添ってくれるようなものたちと長く付き合っていけたらいい。年齢が上がるにつれて、そういった気持ちが強くなってきました」
ボナベンチュラの「ライフタイム保証」
充実したアフターサポートにより、クリーニングやメンテナンスをしながら永く愛用できる。
どんなシーンにも気兼ねなく持ち出せる、新しい挑戦の隣に寄り添う存在。
大草直子の【半径1メートル】

人気スタイリストとして、日々上質なものに触れている大草の周りには、彼女が共感し、信頼を置くものが集まってくる。
繊維製品は基本的に着続けることで“劣化して”いくのに対し、レザーは使い続けることで人の身体に馴染み、傷すらも価値になっていく。
レザーアイテム選びで重視するのは、人生を共に歩み“マイヴィンテージ”に育てていくことができる上質な素材であること。そして同時に、長く使うものこそ「“黒以外”を選ぶ」という。
「このバッグのようなエトープ色やアイボリーといった絶妙なカラーには“ブランドの矜持”が表れると思うんです。どのような美しい色出しをするかに、ブランドの美意識が垣間見えます。だからこそ、黒ではなくブランドのオリジナリティを感じる色を選ぶようにしています。
それに、黒やブラウンといったカラーはインパクトが強いので、今日着ているようなブルーのシャツやインディゴのデニム、例えばベビーピンクとグレーといった淡い色のスタイリングに合わせるのは意外と難しい。
でもこういうなんとも言えない色って、何にでも合うので便利なんです」
春になると「まず最初にバッグを買う」というのが大草のMyルール。
ひとつ相棒バッグを決めたら、そのショルダーラインの長さやボリューム感を基準にワードローブを組み立てていく。
「トップスから買い揃えていくと、最終的にバッグ選びが難しくなっていく。だからまずバッグを決めて、服を選んでいくとワードローブの揃い方に無駄がないんです」
丸みを帯びたソフトスクエアのフォルムに、ワンハンドルが特徴的なミーナ バケットバッグ。大草はバッグのフォルムによって「女性像が変わる」と話す。
「このバッグは、私の好きなハンサムでイタリアンマダムのような、ミラノカジュアルなスタイルに合わせたいなと真っ先に思いました。それに、ストラップを長くすれば重心が下がるから、たっぷりとしたマキシスカートやスニーカー、ブーツにも合いますよね」

ミラーポーチ付きのスマホケースにはミニサイズのミラーが付属。
「自分では鏡を持ち歩かないので、インスタライブの前のメイクチェックに重宝しそうです」

以前よりボナベンチュラのコインケースやメガネケースを愛用している大草。
上質なレザーを名刺代わりに、ロゴはさりげない。
「ブランド名を前面に押し出していないものを持つと、その人のキャラクターや女性像、存在感が前に出てくる気がするんです
それに、何度でも修理ができ、ブランドと長くリレーションシップを育めるのはものすごくサステナブル。バッグ類だけでなく、ホームグッズからペットコレクションまで、幅広く生活を彩るクリエイションをされている姿勢もすごく好きなんです」
ボナベンチュラの「色褪せない色彩」
ボナベンチュラが採用するレザーは、使い込むほどに手に馴染む。
色落ちや退色もしにくく、だからこそ、長く並走できる相棒になる。
※価格は全て3月4日時点。
INFORMATION
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ボナベンチュラ公式LINE
ともさかりえ | Rie Tomosaka
1979年10月12日生まれ。1992年に芸能界デビューし、1995年に出演のドラマ「金田一少年の事件簿」で一躍注目を浴びた。以降ドラマ・映画・舞台など数多くの作品に出演。近年の出演作はドラマ「湯遊ワンダーランド」「作りたい女と食べたい女」「くるり~誰が私と恋をした?~」「新宿野戦病院」など。最新出演舞台「鎌塚氏、震えあがる」が3月30日より世田谷パブリックシアターで上演予定。
Instagram
大草直子 | Naoko Okusa
スタイリスト。1972年生まれ 東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。雑誌『ヴァンテーヌ』の編集に携わった後、独立。現在は、ファッション誌、新聞、カタログを中心にエディトリアルやスタイリングをこなすかたわら、トークイベントの出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年にはメディア『AMARC(アマーク)』を立ち上げ、「私らしい」をもっと楽しく、もっと楽にするために。ファッション、ビューティ、生き方のレシピを毎日お届けしている。2021年には、「AMARC magazine」を発刊。新著『見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる』(マガジンハウス)。
Instagram
Shooting for Rie Tomosaka photography: Kazufumi Shimoyashiki ,styling: Naomi Shimizu, hair&makeup: Madoka Ban/Shooting for Naoko Okusa photography: Keiichi Sakakura, styling: Naoko Okusa, hair&makeup: Tomoko Kawamura| text & edit: Chikako Hashimoto, casting: Soogyong Kim, direction: Hideya Yokoi, project management: Miho Hamasaki (FASHIONSNAP)
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