2020年も様々なファッションブランドが話題を集めたが、実際に売れたブランドはどこだったのか?国内の高感度ショップの各担当者に、ウィメンズで2020年売れたブランドと2021年のファッションシーンで注目を集めそうな一押しブランドを調査。推薦コメントと共に紹介する。
目次
【1ページ】リ・スタイル
【2ページ】リステア
【3ページ】ミッドウエスト
【4ページ】アデライデ
【5ページ】スーパーエーマーケット
【6ページ】エイチ ビューティ&ユース
【7ページ】インターナショナル ギャラリー ビームス
【8ページ】ウォール
伊勢丹新宿店:本館3階=リ・スタイル
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伊勢丹新宿店本館3階にあるウィメンズの自主編集売り場「リ・スタイル」では、ラグジュアリーブランドから新進気鋭のブランドのアイテムまで幅広く展開。ポップアップイベントを多数開催し、高感度なファッショニスタたちから支持を集めている。2020年は約7年ぶりに売り場をリフレッシュオープン。新たなサービスを導入することでさらに顧客の要望に応えている。
■2020年売れたブランド:Mame Kurogouchi
2010年にデビューし、今年で10周年を迎えた「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」。独自の世界観を広げ、刺繍やレースなど繊細なディティールを用いたアイテムがファンを集めており、2018年からはコレクション発表の場をパリに移している。2020年は「トッズ(TOD'S)」とコラボレーションし、ウィメンズウェアやアクセサリーで構成するコレクションを発売した。
<担当者コメント>
通常コレクションはもちろん、別注コレクションも好調でした。2020年秋冬シーズンの目玉であったコード刺繍のシリーズは服、雑貨ともに問い合わせも多く即完売。また、ブランドの世界観を強く発信できるように、エクスクルーシブのヴィジュアルを撮影し、店頭のステージイベントやECサイト上での表現に力を入れました。
■2021年注目ブランド:CFCL
2021年春夏シーズンにデビューするデザイナー高橋悠介の新ブランド「シーエフシーエル(CFCL)」。ニットにフォーカスし、コレクションの6割のアイテムを島精機製作所のホールガーメント技術で製作する。サステナブルなものづくりと共に、ニットの可能性を広げていくという。2021年2月頃から販売予定。
<担当者コメント>
「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」の元デザイナー高橋悠介が手掛ける2021年春夏スタートのブランド。ブランドコンセプトやフィロソフィー、クリエイションはもちろん、サステナブルな商品へのこだわり、お客様へのアプローチ方法は、新たな時代やスタイルの中でとても共感でき、支持されると思います。
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