
ビームス 代表取締役社長 設楽洋
Image by: FASHIONSNAP
「100人いれば100人のBEAMSがある」という多様さがビームスの持ち味。2013年には"モノからコト、コトからヒトへ"というパラダイムシフトを打ち出し、これまで培ってきた"セレクトの目"を生かして楽天や東急ハンズといった異業種と新事業に取り組んだ。代表取締役社長の設楽洋氏は、"ヒト"を起点にコミュニティーやファンを作ることで、企業理念でもある「ハッピー」を追求していくという。ファッションから伝統工芸、マンガや"オタク"まで、あらゆる領域を網羅するビームスは今年、変化する時代に対して何を仕掛けるか。
■変化はチャンス
―景況も踏まえて、2013年はどんな年でしたか?
ビームスにとっても、日本全体の社会にとっても大きく変化の兆しが見えた年でした。後半からアベノミクス効果やオリンピックの招致が成功したりといった明るいニュースが、売上という数字だけではなくて店頭や街の様子からも感じ取れました。若い人たちも含めて元気が出てきたように思います。
―2020年開催に開催されるオリンピックも変化のきっかけになるのでしょうか?
開催が決まってから7年間というのは良い期間ではないでしょうか。ある種の先が見えなかったところに、ひとつの目標が出来ました。これから我々が拠点とする原宿を含めて都内のインフラ整備が進んで、海外からのお客様が増えるなど変わっていくでしょう。変化というのは、これまでの通念や概念が通用しなくなる時でもありますが、逆に我々にとっては「変化はチャンスだ」とプラスに考えています。
―特に昨年は、外部との新事業などあらゆる面で変化が目立ちました。
様々な側面でトライアルをしてきました。楽天さんと取り組んでいるキュレーション型ECの「Rakuten meets BEAMS ハッピー隊」では"セレクトの目"を生かし、また東急ハンズさんとコラボした「WORK HANDS(ワークハンズ)」ではノウハウを外に出す形でセレクトするだけではなくワークスタイルを提案しています。次の時代に向けて新しい種が蒔いたので、これから実を摘むところまで持っていきたいですね。
―業態や取り扱いの幅を広げつつ、一方では「BEAMS Planets(ビームス プラネッツ)」という小型店の展開も。
原点に立ち返って、もう一度小さい形でやろうと始めたのが「BEAMS Planets」です。ビームスが総合店として大きくなって、様々なバイヤーたちがいるなかでそれぞれの世界があります。しかし逆に、様々なものがありすぎて絞れないということもある。そこで「BEAMS Planets」は完全に一人のディレクターが担当し、鋭利で濃いセレクトを打ち出すことにしました。
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