生まれ変わったオートリーはどう履く？星条旗スニーカーで作る4スタイル

　1982年にテキサス州ダラスで誕生したスニーカーブランド「オートリー（AUTRY）」。ブランドロゴにはアメリカの国旗がデザインされており、星条旗の使用が正式に認可されている数少ないブランドとして、当時北米市場で支持を集めた。1990年代以降は長らく休止していたが、2019年にヨーロッパで再始動。2021年には、「グッチ（GUCCI）」や「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」でCEOを歴任したパトリツィオ・ディ・マルコ（Patrizio di Marco）氏がエグゼクティブ・チェアマンに就任し、様々なラグジュアリーブランド出身のスタッフが集結したこともあって、百貨店や感度の高いセレクトショップなどで取り扱われるなど世界中で注目を集めている。

　アイコンモデルは、1985年に登場し2020年にリニューアルした「メダリスト（MEDALIST）」。クラシックなテニスシューズをモチーフにデザインされたレザースニーカーで、上質で柔らかなカーフのスムースレザーを使用し、ライニングの仕様にもこだわり丁寧に仕上げることでラグジュアリーな履き心地を実現した。また、シューレースとアウトソールのライトベージュが程良いヴィンテージ感を演出し、ヴィンテージブームを迎えている市場で高い評価を得ている。今回は、そんなオートリーのメダリストを取り入れた田中シェンや太田晴也など4人のスタイルをチェック。