都内では桜が見頃を迎える季節が到来しました。韓国や中国のコスメも春物が揃い始めています。桜カラーからトレンドメイクにぴったりのカラー、さらに思わず二度見するユニークなアイテムまで、春の新作を紹介します。
桜から唐辛子まで!注目の韓国コスメ新作リップ
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今年のリップはちゅるんとしたツヤ感が流行中。中でも「アミューズ(AMUSE)」のヴィーガンリップ「ジェルフィットティント」はツヤ感と透き通ったカラーの可愛らしさから韓国でも話題になりました。3月に発売した日本限定色「桜ジェリー」は落ち着いた桜の花びらのようなピーチベージュカラーです。
ジェルフィットティント 桜ジェリー
美容クリエイターのイサべ(RISABAE)が2月にローンチしたメイクアップブランド「ツースラッシュフォー(TWO SLASH FOUR)」も今っぽいツヤ感のリップを発売。「グレーズリップチェンジャー」はムードに応じて多様な演出ができるシアーリップで、「NU BLACK」、「NU LAVENDER」は単色で楽しむだけでなく、手持ちのリップと重ねて使うことでより深みのあるカラーに変身します。
新作の中でもひときわ目を引くのが「アンリシア(Unleashia)」と調味料ブランド「へチャンドル」がコラボした「コチュジャンリップ」。唐辛子のようなカラーのリップバームは優しく色づくとともに、プランピング効果でふっくらとした唇を演出してくれます。
韓国コスメの春アイメイクはブルベピンクが豊作
春カラーと言えば思い浮かべるのがピンクですが、今年は華やかなブルーベースのピンクが人気。「デイジーク(Dasique)」は人気の9区アイシャドウパレットから、18色ものブルーベースカラーを詰めた「ベリースムージー」を発売しました。ベリーのように甘いピンクや、大粒グリッターやパール入りのカラーなど、6種の質感も魅力です。
「ホリカ ホリカ(Holika Holika)」からは白い貝殻をイメージした「ライク シェル」コレクションが登場。9色入りのアイシャドウパレットには貝殻のようにソフトなラベンダーピンクや神秘的なパープルラメなど、ブルーベースのさまざまなピンクを散りばめています。
「ウェイクメイク(WAKEMAKE)」は大人気のアイシャドウパレット「ソフトブラーリングアイパレット」をリニューアル。ブランドの新ミューズ、ル セラフィム(LE SSERAFIM)のホ・ユンジン(HUH YUNJIN)が手にするのはサマーカラーの「4号 ラベンダーブラー」。ピンクをベースに柔らかく繊細な色表現ができる16色がセットされています。
中国コスメで流行中のとろとろバターリップ
中国コスメでは固形のグロスリップが流行中。グロスのツヤ感を保ちつつベタつきを抑えたテクスチャーで、溶けたバターのような仕上がりが特徴です。「イントゥユー(INTO YOU)」の新作リップも、唇に乗せるととろけて広がる優れもの。ツヤが唇を立体的に見せてくれます。「フロレット(FLORTTE 花洛莉亚)」の新作リップは唇を明るく見せる透明感カラーのグロススティックで、春らしいカラーが揃います。ハート型のスティックやY2Kムードたっぷりのパッケージデザインもポイント。
「ピンクベア(PinkBear)」の新作はオイルを配合し、唇に溶け込むようななめらかさ。透けるようななじみの良いカラーで、日本でも流行した“純欲メイク”にもぴったりです。
春の空気を表現する中国の新作アイメイク
中国コスメのアイメイク新作はカラフルに春を表現するアイテムが続々登場しています。「カラーキー(COLORKEY)」は桜モチーフのアイシャドウパレットを発売しました。お団子のようなうぐいす色と桜ピンクが合わさり、これ一つで春らしい目元が完成。
「ジューシー(Joocyee)」の春コレクションは花のようなカラーが主役。藤の花をイメージしたパープル基調のアイシャドウパレットや、春の日差しのようにきらめくピンクのリキッドグリッターなど、見ているだけでも春気分になれるアイテムが揃います。
「Joocyee」の小紅書(RED)公式アカウントより
「Joocyee」の小紅書(RED)公式アカウントより
「千妍(Qianyan)」は人気商品の24色アイシャドウパレットに春の新色を追加。ラベンダーパープルやスモーキーピンクなど春のムードを作り出す柔らかいカラー、差し色のライトイエローやラズベリーピンク、落ち着いたブラウンまで幅広いカラーが詰まったパレットは、選ぶ色と組み合わせ次第で多彩に表情を変えられます。
「千妍」の小紅書(RED)公式アカウントより
青山学院大学文学部卒業。産経新聞社サンケイスポーツ編集局記者職を経て、「WWD BEAUTY」記者として中国や欧米などの海外美容市場やビューティテック、スタートアップなどを中心に取材。2020年4月に独立し、現在は美容業界情報を中心に若者トレンドや中国市場に関する記事を執筆。
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