ギャル、ラフォーレ原宿系、エディキッズ...進化するタイムレスファッション <Essential Styles Inspired by AMEX>
Image by: FASHIONSNAP
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ギャル、ラフォーレ原宿系、エディキッズ...進化するタイムレスファッション <Essential Styles Inspired by AMEX>
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世界中で長く愛され続けるアメリカン・エキスプレス。ファッションにもまた、一過性のもので終わらず長く支持され続けるスタイルがあります。今回FASHIONSNAPでは、アメリカン・エキスプレスとファッションに共通する"タイムレス"な魅力にフィーチャー。ギャルやエディキッズなど、1990年代〜2000年代前半を象徴する6スタイルを、令和の時代にふさわしい"ネオ・タイムレスファッション"として提案します。
1985年埼玉県出身。ドレスメーカー学院ファッションビジネス学科卒業。LESEN inc.所属。雑誌や広告、ブランドのコレクションルックなど多岐にわたるスタイリングを手掛ける。アメリカン・エキスプレスのカードの愛用歴は約2年。スタイリングで使用する衣装を購入する機会が多いことから、アメリカン・エキスプレスのカードは主に仕事用のカードとして重宝している。
懐かしくて新しい"ネオ・タイムレスファッション"
洗練された「令和ギャルスタイル」
ジャケット:DIDU、帽子・トップス・パンツ・シューズ:Bershka、イヤーカフ:CAREERING ※イヤーカフのみリステアで購入。
model:MEI(@mei_cherryblossom)
スタイリストによるコーデ解説
当時一世を風靡した渋谷109系のギャルをはじめ、彼女たちは時代の最先端のお洒落を見つけてきて、楽しむことがとても上手い。当時のギャルの肩やウエスト部分など肌の出し方を意識しながら、モードな雰囲気にアップデートしました。トップスには、日本ではまだあまり知られていない中国発のブランド「DIDU」を最先端ファッションの象徴として取り入れました。そのほかのアイテムには「ベルシュカ(Bershka)」など渋谷らしいブランドをセレクト。前髪と全体を軽く外巻きにし、動きをつけたヘアスタイルにすることで、今どきのギャルっぽさを演出しています。
ドレッシーな「ジャージースタイル」
ジャージセットアップ:NEONSIGN、シューズ:MAISON MARGIELA
model:瀬戸かほ(@kahoseto06)
スタイリストによるコーデ解説
ジャージーといえば昔は不良が着ているようなイメージが先行していましたが、今ではストリートブランドだけではなく、ラグジュアリーブランドがジャージーをファッションアイテムとして昇華しています。時代の移り変わりと共に少しずつデザインやシルエットを変えながら、あらゆる層から支持されるジャージーはまさにタイムレス。今回選んだのは、いわゆる運動着のジャージーとは全く異なる進化版ジャージー。カラーはあえてジャージーらしさのない水色をチョイスし、ヒールのあるシューズを合わせることで、ドレスを着ているような上品さをプラスしました。メイクはシンプルに、肌と髪のツヤ感を出す程度に抑えてクリーンな印象にまとめました。
ストリート感を纏う「ラフォーレ原宿系」
MA-1:KAWI JAMELE、ワンピース:yushokobayashi、つけ襟:GANNI、靴下:FACETASM、スニーカー:NIKE
model:おさむ(@i_am_osamu)
スタイリストによるコーデ解説
「ラフォーレ原宿系」とは甘いワンピースにピリッと締まるようなジャケットを組み合わせるなど、テイストの異なるアイテムを取り入れたスタイル。今回は、ガーリーなワンピースをベースにMA-1、つけ襟をプラス。ストリートやモードの要素を掛け合わせて、東京の多様なファッションの価値観を表現しました。ワンピースは、気鋭デザイナーのアイテムを取り揃えたラフォーレ原宿1階のショップ「シープ(SHEEP)」で扱っている「ユウショウコバヤシ(yushokobayashi)」をセレクト。ヘアメイクは当時の人気雑誌「オリーブ」の読者からインスパイア。小さめの三つ編みに仕上げたヘアスタイルに、メイクは日焼け風のナチュラルなチークを入れてヘルシーな印象に。
スタジャンで作る「ストリートスタイル」
スタジャン:MAISON MARGIELA、パーカ・ジーンズ:SOMEIT、シューズ:NIKE
model:蔵人(@claude0417)
スタイリストによるコーデ解説
スタジャンとスニーカーの組み合わせは、ストリートで人気だったスタイルのひとつ。現代のストリートシーンにおいてもベースとなるスタイルは大きく変えずに、その中でエッジを効かせたアイテムを取り入れたりして遊んでいる印象です。今どきのストリートファッションは、モードやラグジュアリーな要素を合わせる流れがあるので、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のカットオフスタジャンをメインにしました。実際、マルジェラを着ているラッパーは最近よく見かけますね。
新旧のクリエイションが融合「シン・エディキッズ」
ジャケット:CELINE、デニムベスト:DIOR HOMME、シャツ:GalaabenD、デニム:CARVEN、スニーカー:ALEXANDER McQUEEN
model:Noah Lee(@noah_bbb)
スタイリストによるコーデ解説
モード界に革命を起こしたエディ・スリマン(Hedi Slimane)のクリエイションを象徴する、細身シルエットのコレクションを着こなすエディキッズたち。当時は、エディがクリエイティブディレクターを務めていた「ディオール オム(DIOR HOMME)」のクラッシュさせたスキニージーンズを穿いている人が多くいました。ディオール オムのジーンズを買えない人の中には、別のブランドで安く購入したスキニーにダメージ加工を加えて穿く人もいたほど。みんなエディが生み出すスタイルに夢中でした。今回は、2007年までクリエイティブディレクターを務めていたディオール オムと、2018年からエディが手掛ける「セリーヌ(CELINE)」のアイテムをミックス。近年のエディのスタイリングはストリート寄りになってきている印象もあり、足元はシンプルなスニーカーでまとめました。
ミステリアスな「漆黒サイバーファッション」
ジャケット・パンツ:NUT EMPEROR、ハット:VENOM、シューズ:DIET BUTCHER SLIM SKIN
model:栗原類(@louis_kurihawra)
スタイリストによるコーデ解説
原宿にルーツのあるサイバーファッションといえば、ネオンカラーや通常ファッションアイテムでは使われないような特殊な素材が多用されたスタイルが特徴。サイバーファッションを再解釈するにあたり、今回は鮮やかなカラーリングを極力排し、あえて艶感のあるブラックをメインに。一見シンプルなジャケットですが、よく見るとハイテクで一癖ある個性的な装飾が施されています。リフレクター素材のハットや、アッパー全体にガムテープが貼られたヴィンテージシューズといったエッジの効いたアイテムを合わせて、現代のスタイルにサイバーファッションのエッセンスを落とし込みました。
アメックスは様々なショップをサポート
今回のスタイリングの一部アイテムは、アメリカン・エキスプレスのカードホルダーであるスタイリストの小山田孝司さんがセレクトショップ「リステア(RESTIR)」で購入。リステアはスタイリングの表現の幅を広げてくれるセレクトショップで、小山田さんにとって馴染み深い港区のお店。アメリカン・エキスプレスは、こういったコミュニティの中で人々を支える街の店舗を対象に、「SHOP SMALL(ショップスモール)」という取り組みによるサポートを展開しています。※MEIさん着用のイヤーカフのみリステアで購入。
SHOP SMALLは、2010年にアメリカン・エキスプレスが米国で始めた加盟店、行政、NPO、企業が連携し、中小ビジネスを支援する取り組み。米国では感謝祭(11月第4木曜日)の翌日ブラックフライデーと、翌月曜日サイバーマンデーの間にあたる土曜日を「スモールビジネスサタデー」と定め、この日に地元の個人店で買い物をすることを呼び掛ける運動として始まりました。日本では2017年に横浜で日本版「SHOP LOCAL(ショップローカル)」としてパイロット展開をスタートし、翌年から全国に拡大。これまでにキャッシュバックキャンペーンやクラウドファンディングを実施したほか、コロナ禍での営業再開を支援するため、店舗内でのソーシャルディスタンス維持を啓発する資材や、除菌用ハンドスプレーなどの衛生用品を無償提供するなど、多角的なサポートを提案しています。今後も、さまざまなジャンルの地域や町のショップに向けた新たな施策を検討しているそうです。
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Styling: Koji Oyamada(LESEN)
Hair & make-up: Yuka Toyama(mod's hair)
Photographer: Takashi Sasai(FASHIONSNAP)
Text: Shiori Nagaoka(FASHIONSNAP)
■リステア
住所:東京都港区赤坂9-6-17
公式オンラインストア
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