
Image by: PARCO
パルコが2025年夏シーズンの広告を公開した。春シーズンから引き続き、クリエイティブディレクターには「シャネル(CHANEL)」などのキャンペーンを手掛けたレスリー・チャン(Leslie Zhang)を起用。2シーズン分の広告を通して、1つの物語が完結するストーリーに仕上がっている。
レスリー・チャンは1992年、中国・揚州生まれの写真家。中国の伝統とジャンルを超えた現代文化を融合させた大胆な作風が特徴で、これまでに「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」、「プラダ(PRADA)」「モンクレール(MONCLER)」「バイレード(BYREDO)」などのキャンペーンを手掛けてきた。現在はプロデューサーのアダム・チェンと共同でクリエイティブスタジオ「FuFu」を設立し、写真、映像、クリエイティブディレクションなど幅広い分野で活動。同氏を日本企業として初めて起用した取り組みとして、パルコは1月に春シーズンの広告を公開した。
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1990年代の上海を舞台に男女が手紙を通じて出会い、恋をする様子を描いた春シーズン「春叙(チュンシュ)」に続く今回は、続く今回のタイトルは「夏遇(シャーユ)」。夏の暑さに包まれる2人の喜びに満ちた出会いを通し、情報が錯綜する現代で忘れてしまったり見落としてしまったりしている日常の中にある美しいもの、幸せなもの、嬉しいことを改めて見出して日常への祝福を表現した。レスリー・チャンは今回のディレクションについて「撮影・編集を終えて、春と夏の2本の映像を音楽とともに、はじめて全編通して見たときに、とても感動しました。それは単に、自分がつくり手であるという感覚を超えていて、まるで自分自身が本当にこの幻想的な瞬間を生きていたかのように感じた瞬間でした」とコメントしている。
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