京都発のよーじやが、「みんなが喜ぶ京都にする」をコーポレートスローガンに掲げリブランディングを実施する。ロゴマークを60年ぶりに刷新し、あぶらとり紙の表紙で知られるキャラクターをリニューアルする。
1904年に國枝商店として京都・三条御幸町下ルで創業したよーじやは、2024年に120周年を迎えた。社名は設立当初の主力商品であった楊枝(現在の歯ブラシ)から「ようじやさん」と地元住民に呼ばれていたことに由来。1990年代からは当時流行したあぶらとり紙が支持を集め、京都土産として定着した。京都の観光客が増えるにつれ、観光ビジネスとしての側面が強くなったことから、創業当初の地元に寄り添うビジネスへ立ち戻るべくリブランディングを実施。“暮らす人も、創る人も、働く人も、訪れる人もすべての人が喜びを感じられる京都”を目指す。
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新たなロゴマークは、曲線を用いることで優しさと凛としたしなやかさを表現し、ブランドのシンボルである手鏡に映る女性の像をシルエット化したデザインを採用した。また、1965年に誕生した手鏡に映る女性「よじこ」がリニューアル。より親しみをもってほしいという思いを込め、「Suicaのペンギン」や「チーバくん」などで知られるイラストレーターの坂崎千春がデザインを担当した。
國枝昂代表取締役は、「育ててもらった京都に貢献する。住む人も訪れる人もみんなが喜ぶ京都にする。それこそが、よーじやの代表としてやるべきことだと考えた。これまで培ったよーじやブランドを、観光のお客さまだけでなく、地域のみなさまにとってもおなじみのブランドにしていくことはもちろん、本業以外でも京都に貢献できる企業でありたい。そのような想いを持って活動する企業であることをみなさまに知っていただきたく、今回のリブランディングを実施した」とコメントした。

Image by: よーじや





ブランドロゴ

コーポレートロゴ


よじこ





國枝昂代表取締役
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