東京都の初台・下北沢・西荻窪で「本の読める店fuzkue」を運営するフヅクエは、読書のSNS＆記録アプリ「Reads」iOS版を3月5日(水)にリリースした。現在、フヅクエ店舗連携キャンペーンを開催中だ。

幸せな読書の時間の総量を増やす

「本の読める店fuzkue」は、「幸せな読書の時間の総量を増やす」をモットーに運営されている、本を読んで過ごすことに特化した店。「何かを好きだと思う(たとえば読書)、その自分をより屈託なく肯定できる社会、互いに異なる『好き』により敬意を払いあえる社会、より安心して何かを好きでいられる社会をつくる」をビジョンに、コーヒー1杯でも気兼ねなく何時間でもいられるような仕組みなどによって、心地のいい読書の時間を提供している。

読書を自由に自分らしく楽しむアプリ

フヅクエが手がける「Reads」は、好きなスタイルで読書を記録し、思わぬ本と出会い、本が好きな人たち同士でつながることができるアプリ。読了や感想にとらわれることなく、読書をもっと自由に、もっと自分らしく楽しむための機能を提供する。

読書は、「自分が読書好きとは言いづらい」「読み終えないと読んだとは言えない気がする」「ちゃんと理解して自分なりの感想を書かないと」など、他の趣味と比べて「こうあらねば」という規範意識を持ちやすく、不全感が発生しがちで、ハードルを感じる人が多いように見受けられる。

読むことや読んでなにか書くことを仕事にしている人ではなく、ただ好きで読書をしている人は、こんな苦しみ方をしなくていいのではないか。本来趣味は、その時間が楽しければ、その時間に救いがあれば、それで優勝のはず。寝る前に5分読んで気持ちがほぐれたらOK。そんな風に素直に思えるような場所をつくりたいという考えから、「Reads」が誕生した。

本の話しかしない、気兼ねなく楽しめるSNS

「Reads」は、読了しなくても記録に残せる、感想以外もなんでも書ける、写真やタグで表現できるなど、身軽で自由なスタイルの記録を通して、読書をもっと自分らしく楽しめるようにするためのSNS＆記録アプリだ。

もともと余暇の時間をゆるっと楽しむための場所だったSNSは、次から次へと流れてくる刺激の強いコンテンツ、気になってしまういいね数やフォロワー数、下手なことを言ったら炎上しそうで怖いなど、様々な脅威や不安を感じるものになってきている。「Reads」は、本の話だけのSNSとして、本が好きな人が心穏やかに過ごせる広場のような場所を目指している。いいねやフォロー/フォロワーは数値化されず、投稿ごとに公開範囲を設定でき、リポストはない。

フヅクエは、本の話しかできないことによる安心感や心地よさを生み出していくことを目指しており、多くの人が自由に本と付き合えるようになることが、より豊かな読書文化をつくっていくことにつながるものと考えている。

本に関することなら自由になんでも記録を残せる

「Reads」のタイムラインに流れてくるのは本の話だけで、投稿ごとにいいねやコメントができる。他の人の記録一覧を見る楽しさや、思わぬ本との出会いもある。

「気になる」「買った」「読んでる」「ちょっと開いた」「ふと思い出した」など、自由にタグをつけて本について記録することも可能。タグごとの自分の記録や、他の人の記録も見ることができる。

読むきっかけや読んでいる途中の新鮮な感動など、感想だけではなく、一行でもたくさんでもなんでも書け、日記のようにも使える。

さらに、Googleマップにあるスポットを記録と紐づけることもでき、買った本屋さん、読んでいたカフェ、作品の舞台の街など、好きにタグ付けできる。写真も添付可能だ。

記録ごとに公開範囲を設定できるのもうれしい。

月別・年別・タグ別で読書の記録を一覧できるので、「今年何読んでたっけ？」を解消できるのもポイント。シェアするのにぴったりの本棚画像も用意されている。

フヅクエ店舗連携キャンペーンを開催中

また、3月〜9月の期間、「Readsの投稿画面提示で100円OFF」キャンペーンを実施している。「本の読める店fuzkue」の初台・下北沢・西荻窪にある各店舗にて、本を読んで、「Reads」に読んだ本の記録をして、その投稿画面を会計時に提示すると100円OFFになるので、利用してみよう。

「Reads」を使って、関心のある本について記録したり、本が好きな人たちと繋がったりして、読書を満喫してみては。

Reads公式サイト：https://www.reads.jp
フヅクエ公式サイト：https://fuzkue.com
フヅクエInstagram：https://www.instagram.com/fuzkue

(山本えり)