ケアを主題にした展覧会「Acts of Care」第1弾 共感とは何かを問う、タコと人間の奥深い共通点

Top Photo:©︎ Maija Tammi, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

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ケアを主題にした展覧会「Acts of Care」第1弾 共感とは何かを問う、タコと人間の奥深い共通点

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KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYとKANA KAWANISHI GALLERYにてケアを主題にした3つの会期にわたる展覧会「Acts of Care」が4月26日(土)まで開催中。
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第1期として、フィンランド出身のアーティスト Maija Tammiの個展「Octomom」が3月29日(土)まで開催されている。

©︎ Maija Tammi courtesy Gwangju Biennale Foundation/KANA KAWANISHI GALLERY photo by Studio Possible Zone

©︎ Maija Tammi courtesy Gwangju Biennale Foundation/KANA KAWANISHI GALLERY photo by Studio Possible Zon
本展は、ヘルシンキ美術館主任学芸員であるKati Kivinenとインディペンデントキュレーター Pirkko Siitariが第15回光州ヴィエンナーレ・フィンランド館のために企画した展覧会が基本になっており、内容を変えて第1期から第3期に分けて実施する。
第1期は、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYにてフィンランド出身のアーティスト Maija Tammiの個展「Octomom」を開催。
7億5千万年前に祖先が分岐したと言われる「ヒト」と「タコ」をめぐる母性についてのインスタレーションを展示している。


©︎ Maija Tammi, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY
Tammiは、科学者たちと積極的にコラボレーションし、写真や映像を用いて死と不死、科学と芸術の境界領域について考察する作品を制作することで知られている。
今回は「Octomom(オクトマム)」と名づけられたタコが、深海1397mの場所で53ヶ月間にもおよぶ長い期間にわたり卵を抱き続けたという研究結果を題材に選択。実際の深海映像を用いながら、まるで海底にいるかのようなインスタレーションを発表する。
第2期はHertta Kiiskiの「Plasticenta」、第3期はSampsa VirkajärviとNayab Noor Ikramによる2人展「Families」が開催予定。
母性の経験を他の生物と共有する試み。
タコ、人間、そして時間の神秘的な交錯に浸って。
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY
www.kanakawanishi.com/gallery
【Acts of Care Exhibition 1: Maija Tammi “Octomom”】
DATE:3月9日(土)まで開催中
※日曜、月曜、火曜、祝日定休
TIME:1:00pm~6:00pm
PLACE:KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY
ADDRESS:東京都港区西麻布2-7-5 5階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.kanakawanishi.com/exhibition-054-acts-of-care
※第2期、第3期の詳細はギャラリーのウェブサイトをご確認ください。
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