花王のスキンケアブランド「ビオレ（Biore）」から、現代人の肌状態に着目した新ボディウォッシュ「ビオレ ザ ボディ ととのい肌」（480mL 1300円、詰替 440mL 880円 ※編集部調べ）が4月12日に登場する。一部のオンラインショップでは先行販売を予定している。

　ビオレは1984年に誕生。固形石けんで身体を洗うことが一般的だった時代に、泡立ちがよく洗い上がりの肌触りも心地よい液体のボディウォッシュ「ビオレu」を発売した。1999年に“素肌と同じ弱酸性”成分へ改良し、2014年には「ビオレu 泡で出てくる！ボディウォッシュ」を発売。2019年には、こすり洗いが肌の乾燥やカサつきの一因となっていることに着目し、「ビオレ ザ ボディ」シリーズを展開。肌への優しさを追求し、生活者の肌と取り巻く環境、洗浄行動の変化に向き合いながら、高潤滑処方の泡によって肌をこすらない“まさつレスな洗い方“を提案してきた。

　今回、花王は「スネは乾燥するのに、背中はベタつく」、「汗をかいている時はベタベタするが、汗がひくと極端にカサつく」など、季節や生活シーンによって部分的にベタベタしたりカサカサしたりする複雑な肌状態に着目。この肌状態を「ベタカサまざり肌」（脂性と乾燥が混在している肌の状態）と名づけ、肌のうるおいに必要な皮脂を残し、肌荒れなどの要因となる不要な皮脂を洗い流す「皮脂選択洗浄技術」を搭載した新ボディウォッシュを発売する。

　ビオレ ザ ボディ ととのい肌は、肌のうるおいを保つ皮脂膜のバリア機能にフォーカスし、花王独自の皮脂選択洗浄成分（オレフィンC16スルホン酸Na）を世界で初めて配合（Mintel社データーベース内2024年9月花王調べ）。ベタカサまざり肌を優しく洗い上げる。また、花王独自の新ポンプフォーマーを採用し、濃密なとろりとした感触の泡が身体を優しく包み込む。泡をすすぐと、水膜の「抱水ヴェール」が形成され、肌一面に“水ツヤ”を広げる。

　香りは、華やかで深みのある「ウッディ＆フローラルの香り」と気分がやすらぐ甘い「フルーティ＆ムスクの香り」の2種類を揃え、香料の一部にオーガニックの原料や環境に配慮したアップサイクルの香料を採用している。

　発売に伴い、俳優の篠原涼子、田中圭、橋本環奈を起用したテレビCM「ととのい肌登場」篇と「肌一面の水ツヤ」篇を、4月9日から全国で順次放映する。ベタカサまざり肌に悩まされる様子をはじめ、濃密な泡で洗いながらととのう肌を体感する様子、肌一面に広がる水ツヤに驚く様子を描いている。

　花王のスキンケア事業部ブランドマネージャーの石井嗣人は「ビオレ ザ ボディ ととのい肌で、ボディウォッシュは“洗う”から“ととのえる”時代へ変わる。家族みんなが使える弱酸性のビオレu、まさつレスな洗い方で老若男女の乾燥悩みに応えるビオレ ザ ボディ、そして現代人のベタカサまざり肌をととのえるビオレ ザ ボディ ととのい肌、と異なる価格帯にアイテムを揃え、ビオレはボディウォッシュ市場No.1ブランドとしての盤石化をねらう。今夏にはまさつレスシリーズの改良、来年以降にはととのい肌からの新提案も控え、2027年までにボディウォッシュ市場のシェア25％超え（2024年は18.2％）を目指す」と意気込んだ。

◾️ビオレ：公式サイト