
Image by: キューフロー
セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)出身のデザイナー 末永るみえが、バッグ&アクセサリーブランド「キューフロー(Q+FLOW)」を立ち上げた。ファーストコレクションは、8月から全国の主要百貨店、専門店、セレクトショップで取り扱う。
末永は、1998年東京生まれ。女子美術大学付属高等学校卒業後、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校ファンデーションコースを経て、同大学カレッジ・オブ・ファッション校ファッションバッグ&アクセサリー科を卒業した。その後日本に帰国し、昨年、東京都主催の「サステナブル・ファッション・デザイン・アワード」のファッショングッズ部門で東京都知事賞・大賞を受賞した。
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キューフローは、ブランドコンセプトに、鴨長明「方丈記」の一節「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」を掲げる。「人生を川の流れに例え、一生の中でどのような事に価値を見出し、何に苦しみ、何を楽しむのか、何を為すべきかを常に自問自答し続け(Self-Questioning)、大きな流れ(Flow)の中で変化し葛藤しながらもそれを糧に成長していく」というデザイナーの信条をアイテムに落とし込むという。同ブランドでは、国産の素材を使用し、日本の職人によって縫製されたオールメイドインジャパンの商品を発信。幅広い年代を対象にした、ジェンダーレスでアクセシブルな商品を展開する。
ファーストコレクションは、「東京の夜」をテーマに採用。「玉響(たまゆら)ハンドバッグ」(5万5000円)や「黄昏(たそがれ)ショルダー/クラッチバッグ」(4万9500円)、「黎明(れいめい)バケットバッグ」(6万6000円)、「終日(ひねもす)トートバッグ」(9万6800円)といったバッグ4型と、「TOKYO キーチェーン」(1万7600円)、ウォレット(3万6300円、いずれも予定価格)のスモールレザーグッズ2型をラインナップする。バッグにはそれぞれ日本古来の名前を付け、国産の牛革を日本の伝統色で染めた。墨色をはじめ、高度経済成長期の活気ある日本を象徴する赤色 唐紅花(からくれない)、北斎ブルーに代表される紺青(こんじょう)などを使用した。

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