デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Companyは、「アゴダ」で1月に検索された宿泊施設データを基に、日本人旅行者の関心が高まっている今年の春に開催される注目イベントと、その開催地の最新情報を発表した。

多くの関心を集める世界各地のユニークなイベント

春には世界各地でユニークなイベントが開催され、多くの観光客の関心を集めている。「アゴダ」が今年1月1日～26日の検索データをもとに分析した情報によると、なかでも関心を集めている都市は、アムステルダム(オランダ)、バレンシア(スペイン)、バンコク(タイ)、そしてニューデリー(インド)だったという。

特にニューデリーは、昨年11月1日～27日の検索データと比較して、日本からの宿泊検索数が35％増と最も大きな伸びを記録しており、続いてアムステルダム(＋30％)、バレンシア(＋29％)が高い増加率を示していた。

春の注目イベントをチェック

「アゴダ」でも注目の各国の春のイベントを見ていこう。

ニューデリー(インド)の「ホーリー祭(Holi)」は、3月14日(金)に開催。インドの春の祭りで、色粉や色水をかけ合うお祝いとして知られており、毎年3月頃、ヒンドゥー教の春の訪れを祝うために行われる。楽しくカラフルな祭りで、友情や愛を表現するイベントだ。

アムステルダム(オランダ)の「チューリップフェスティバル」は、4月1日(火)～30日(水)に開催。毎年4月に開催され、オランダの春の風物詩として広く知られている。このフェスティバルでは、市内の公園や人気の広場、街中にチューリップが飾られ、色とりどりの花々が街を華やかに彩る。特にアムステルダムの運河沿いやフラワーマーケット、有名な博物館広場周辺で美しいチューリップを見ることができるが、最も人気の観賞スポットといえば、キューケンホフ公園だ。アムステルダム近郊にあるこの名所は、多くの花々が咲き、毎年3月下旬から5月上旬の期間限定でオープンしている。

バレンシア(スペイン)の「ラス・ファジャス」は、3月15日(土)～19日(水)に開催。バレンシアで毎年3月に開催される盛大な祭りで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。この祭りは、街中に巨大な彫刻(ニノット)を作り、それを最終日「ラ・クレマ」に火で燃やすことが特徴。期間中、パレードや音楽、花火、伝統的なダンスが行われ、バレンシアの街全体が華やかな雰囲気に包まれる。最終的に、巨大な彫刻が火の中で燃え尽きる「ラ・クレマ」という儀式で祭りはクライマックスを迎え、春の到来を祝う。

バンコク(タイ)の「ソンクラーン」は、4月13日(日)～15日(火)に開催。タイの新年を祝う伝統的な祭りで、最も特徴的な行事は、街中で行われる水掛け合戦だ。参加者たちは水をかけ合いながら、互いの悪運を洗い流すとともに、幸運を祈る。特にバンコクやチェンマイなどの都市で盛大に行われ、タイ文化や伝統を深く体験できる貴重な機会となっている。

「アゴダ」について

「アゴダ」は、世界中450万軒以上のホテルやバケーションレンタルに加え、航空券やアクティビティなどの様々な旅行商品をお得な料金で提供し、世界をおトクに旅する手伝いをしているデジタル旅行プラットフォーム。「アゴダ」のウェブサイトAgoda.comおよびモバイルアプリが39カ国語で利用できるほか、カスタマーサポートは年中無休・24時間体制で対応している。

春の旅行を検討している人は、関心が高まっている各国の春のイベントに参加してみては。

アゴダ：https://www.agoda.com

■使用画像について
ホーリー祭 Photo by Adi Lica on Unsplash
チューリップフェスティバル Photo by Manoranjan on Unsplash
ラス・ファジャス Photo by Hannes Kocholl on Unsplash
ソンクラーンPhoto by John Harrison on Wikimedia Commons