
Image by: オポーズ デュアリティー
日本服飾文化振興財団が、デザイナー助成制度「JFLF AWARD」(以下、JFLF賞)の受賞者を発表した。助成対象者として、「オポーズ デュアリティ(OPPOSE DUALITY)」の髙木洋二郎が、助成制度特別選考対象者として、「フルス(fluss)」の児玉耀と「ハンス(HANS)」の金山恒樹がそれぞれ選出された。
JFLF賞は服飾デザインに係る活動を行う者に対して助成することを目的として制定された助成制度で、若手服飾デザイナーのデザイン活動を奨励するため2015年に開設。今回は、「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」デザイナーの相澤陽介と、ユナイテッドアローズCCOの松本真哉が選考委員を務めた。
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髙木洋二郎は、愛知県名古屋市出身。文化服装学院メンズデザイン科卒業後、英国に渡りセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)の「Design Menswear」を修了。帰国後、2024年春夏シーズンにオポーズ デュアリティを立ち上げた。「相対する二面性」をブランドコンセプトに、繊細さと無骨さ、伝統性とモダニティという異なった二つの要素を一つのデザインに落とし込むことで生まれる新しいワークウェアを表現している。
児玉耀は、立教大学在学中に私塾「ここのがっこう(coconogaco)」に在籍。その後、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)に入学し、在学中に「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のデザインチームでインターンおよびアシスタントデザイナーを経験した。卒業後に帰国し、国内ブランドでデザイナーを経験したのち、2022年春夏シーズンに自身のブランド「フルス」を立ち上げた。「テキスタイルの実験から浮かび上がる現代の男性像を考察する」ニットウェアを中心としたアイテムを展開している。
金山恒樹は、2017年にイタリア・ローマにある「「Accademia Costume e Moda」のアクセサリー科修士を修了。現地の服飾企業で経験を積んだのち2018年に帰国し、2024年秋冬シーズンに自身のブランド ハンスを始動した。「PERSONAL PRODUCTS」をブランドコンセプトに掲げ、一点物と量産品の間に位置するものづくりを行っている。
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