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ケリング(Kering)が2024年通期(2024年1月〜12月)の業績を発表した。売上高は前年比12%減となる171億9400万ユーロ(約2兆7314億円)、純利益は同62%減となる11億3300万ユーロ(約1799億円)と、大きく落ち込んだ。
ブランド別では、先日サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)のクリエイティブディレクター退任が報じられた「グッチ(GUCCI)」が前年比23%減と大きく売り上げを落としており、「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同9%減、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」を含む「その他ブランド」のカテゴリは同7%減といずれも苦戦が続いている。反面、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は北米と西ヨーロッパでの好調により同14.9%増、ビューティ部門 ケリング ボーテを含むケリング アイウェアおよびコーポレート部門は同8%増と増収だった。
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ケリングの会長兼CEO フランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)は、「困難な年でしたが、私たちはいくつかのブランドの変革を加速させ、長期的にブランドの健全性と魅力を高めるために断固たる決意で取り組みました。グループ全体、そして何よりもグッチでは、コミュニケーションの影響力を高め、製品戦略を洗練し、流通の質を高めるという重要な決断を下しました」とコメントしている。
※1ユーロ=158円
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