2026年に60周年を迎える「シーボン(C'BON)」が、新コンセプトおよびヴィジュアルを公開した。段階的に商品のリニューアルやサロンを刷新し、サロンのフェイシャリストの知識や技術、サービスの向上も図る。アニバーサリーに向けた新プロジェクトとして、六本木の本社ビル1階にブランド初となるジェンダーレスサロン「シーボン コンセプトショップ」をオープンした。
シーボンは1966年に創業し、現在は全国98店舗のサロンを中心に、トリートメントと化粧品によるホームケア、アフターサービスを展開。顧客に寄り添ったホームケアとサロンケアの提案で、成長してきた。60周年を見据えた中期経営計画では、商品価値向上、サロン価値向上、新しい価値の創造の3つを柱に推進している。
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新コンセプトは、企業理念である「美を創造し、演出する」はそのままに、これからの100年を見据えた新たな解釈として「Orchestrate the Beauty」を設定。開発コンセプトの「人の肌を想う」「肌と心を科学する」の考えに基づき、化粧品、人、サロンが顧客とのコミュニケーションから、共に美しい作品を奏でるように健やかで美しい肌を育むという思いを込めた。また、新たなタグラインとして「Talk to your Skin」を据えた。
新たにオープンしたサロンは新解釈を反映したショップゾーンとトリートメントゾーンで構成。肌のコンディションのチェック、スキンケアの相談ができる予約制のトリートメントは従来は女性専用だったが、男性も利用できるメニューを用意した。また、ペアで利用できる個室も新設。年間を通じて、美肌セミナーや季節に合わせたイベント、インスタライブなどを開催し、新しい美を発見できる体験を提供していく。
なお、2階で営業していたサロンもリニューアル。従来はオープンスペースでの施術のみだったが、VIP会員向けに半個室のトリートメントスペースを用意するなど、よりていねいなサービス提供を目指す。
そのほか、ブランドの人気アイテムであるクレンジングおよび洗顔から8品種を7月1日にリニューアルして発売する。サロンのトリートメントでも使用するベストセラーのクレンジング&マッサージクリーム「フェイシャリスト トリートメントマセa」(110g 6050円、230g 1万1000円)は、クレンジング、マッサージ、スキンケアの3役を兼ね備える。高純度のスクワランを配合したコクのあるクリームが肌になじみ、メイクや毛穴に詰まった皮脂などの汚れを浮き上がらせて優しくオフする。
崎山一弘社長は、「お客さまの肌に最後まで責任を持つというポリシーで運営してきた。世の中で商習慣や市場が変化する中で、来年60周年を迎えることができ喜ばしく感じると同時に、大切なフェーズと捉えている。スタッフ一人ひとりがお客さまのために何ができるか意識し、実行する組織にしていきたい。長年愛用してくださっている顧客の皆さまが我々の価値を証明してくれており感謝している一方で、開発や商品力、ブランド価値を発信しきれていない部分があった。今後はシーボンらしさ、我々の価値をていねいに伝えていきたい」と意気込んだ。
■シーボン:公式サイト
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