欧州連合（以下、EU）パビリオンが、4月13日から開催される⼤阪・関⻄万博のEUパビリオンの公式ユニフォームデザインコンペティションを実施し、ユニフォームデザイナーにスロヴァキア出身でトマス・バタ大学大学院1年生のトマーシュ・マリニャク（Tomáš Maliňak）氏を選出した。

　同デザイナーコンペティションは、2025年日本国際博覧会に参加する欧州連合EUパビリオンの、日本など世界のパートナーと協力して、現在および将来の世代のためにより良い世界を創る取り組みを紹介する、その一環として実施。欧州各地のファッションに関わる学生やファッションスクール卒業生などからデザインを募集し、審査員および優勝者メンターに、「アンリアレイジ（ANREALAGE）」の創設者でデザイナーの森永邦彦氏を迎えた。優秀者のマリニャク氏は、EU パビリオン公式ユニフォームのデザイン・製作監修に加え、大阪への旅費を全額支給する。

　マリニャク氏はスロヴァキア出身でトマス・バタ大学大学院1年生。デザインは伝統とテクノロジーを融合して、ユニセックス対応で多様性を重視したことや、Dニット製法やビスポーク仕立ての導入により環境配慮と快適性を両立したアプローチが評価された。今後、森永氏がメンターとしてデザインの精度を磨き上げ製品化までをサポートする。

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