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“従来の手法をやめた全く違う服作りを” ギャルソン出身パタンナーによるブランド「べメルクング」がデビュー

2025年秋冬コレクションのルック画像

Image by: bemerkung

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“従来の手法をやめた全く違う服作りを” ギャルソン出身パタンナーによるブランド「べメルクング」がデビュー

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 パタンナーとして長年経験を積んだデザイナー 池田友彦が手掛ける新ブランド「べメルクング(bemerkung)」が、2025年秋冬シーズンにデビューする。

 ベメルクングは、「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」で約8年間パタンナーを務めた池田が、「衣服のパターンの構造、機能性を再解釈して作業的にデザインしていく」をテーマにスタート。培ってきたパタンナー技術と知識を用いた、独自性のあるクリエイションを展開する。 

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2025年秋冬コレクションのルック
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2025年秋冬コレクションのルック
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2025年秋冬コレクションのルック
2025年秋冬コレクションのルック

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 ブランド名の「bemerkung」は、「注釈」を意味するドイツ語。「小説などで注釈を見ればその言葉の意味がわかるように、言葉で説明して理解するのではなく、服を見ればわかるような、それ自体が何かを訴えてくるような服を作りたい」との思いから名付けたという。

 デビューコレクションとなる2025年秋冬コレクションは、近代において最も身近で普遍的な衣服である「Tシャツ」のみを用い、それを解体し再度縫い合わせることで、ジャケットやパンツなど多様なアイテムに再構築。素材には、「ユナイテッドアスレ(United Athle)」の大量生産品の無地Tシャツを採用した。池田はその理由について、「新しく生地を作るという選択肢もあったが、時代的にもそれが正解とは思えない。既に世の中に溢れているものを使いたいという想いがあった」と話す。

壁に展示された服の製作過程がわかるTシャツの数々

服の製作過程がわかる展示

Image by: FASHIONSNAP

 ファーストコレクションを製作するにあたり重視したのは、「従来のコレクション作りの手法でなく、自分の手を使ってものを生み出すこと」だ。テーマを設定し、デザイン画を描き、生地を選び、パターンを引き、シーチングでトワルを製作するといった一般的な手順や手法を採用すると「同じようなものが生まれてしまう」ことから、その手法を捨てることを選択。自身の手を使ってボディとひたすら向き合いながら、製作の過程で偶然生まれたデザインや要素を活かし、それぞれのアイテムを仕上げていったという。池田は「全体として自分の好みのテイストが反映されているが、見え方としては既存の服とは全く違うものになっていると思う」と語る。

2025年秋冬コレクションのルック
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2025年秋冬コレクションのルック
2025年秋冬コレクションのルック
2025年秋冬コレクションのルック
2025年秋冬コレクションのルック

Image by: bemerkung

 コレクションは、ジャケットやブルゾン、コート、シャツ、ベスト、パンツ、オーバーオールなど、黒と白のカラーパレットを用いた計18型のウェアと、シルバー925などを用いたジュエリー計10型で構成。一見ジャケットのように見えるプルオーバーや、半身を回転させた状態で縫い合わせることによってユニークな位置に袖口があるジャケット、半袖と長袖計4本の袖が付いたアウターなど、Tシャツというベースを活かした独創的なデザインのアイテムをラインナップする。

 価格帯は、トップスが3万2000〜7万5000円、パンツが6万7000〜9万6000円、ジャケット・アウターが8万0000〜13万0000円、ジュエリーが2万5000〜10万0000円。ジャケットやアウターはワンサイズ、一部トップスやボトムスはS〜Lの3サイズで展開しており、ユニセックスでの着用を想定している。

ラックにかかった2025年秋冬コレクションのホワイトの服

Image by: FASHIONSNAP

ラックにかかった2025年秋冬コレクションのブラックの服

Image by: FASHIONSNAP

 今後は年に2回、パリ・メンズ・ファッションウィークの開催時期に合わせて新作コレクションの発表を予定。セレクトショップなどでの取り扱いや、ブランド公式サイトでのオンライン販売なども視野に入れているほか、将来的にはショーの開催なども検討しているという。

 池田は、「着て何かを感じてもらえるもの、人をワクワクさせたり高揚させることができるものを作れたら、という思いで作ったところ、結果的にこういうものが生まれた。毎日着るものに、皆さんがもう少し違和感を持ってもらえたらいいし、僕が作ったものに対して『服ってこういうものなんだ』と感じて着てもらえたら嬉しい」とコメントした。

bemerkung 2025年秋冬

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