正月というと、初売りやバーゲンも風物詩の一つだが、この機会に実店舗、ネット通販問わず洋服類を買った人も多いのではないかと思う。
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当方の正月の買い物は、前回ブログで述べたようにHGガンタンクと麒麟丸のプラモデル二つであり、まだ今年に入って衣料品を買っていない。
実店舗の正月バーゲン、ネット通販の正月セールには見向きもせず、今日に至る。
そんな中、思い立って買ったのが、おたふく手袋の5本指出し手袋である。Amazonで黒無地を231円でポチった。
素材組成は詳細には表示されておらず「アクリル・ポリエステル・その他」となっている。恐らく、その他にはポリウレタンが何%か含まれていると考えられる。
いわゆる、ハイゲージニット手袋で、指先が無いタイプである。
なぜ、これを買ったのかというと、昨年の1月末ごろに赤と黄色をそれぞれ200円前後でAmazonでポチったのだが、黒は買わなかった。理由は赤と黄色よりも高くて、記憶では400円台か500円台だったのではないかと思う。
もうすぐ冬も終わるわけなので、着用期間も短いことから、赤と黄色で良いだろうと判断したわけである。結局のところ、そこから2月末まで毎日、赤と黄色をローテーションで着用し続けた。
昨年1月中頃から、急にこの指無し手袋を着用し始めた理由は、年末大掃除で手の甲が荒れて、そこからあかぎれ?なのか霜焼け?なのかわからない症状が人差し指の付け根付近に2、3か所も出てきたのである。
ハンドクリームを毎晩塗っても改善しないので、ハンドクリーム以外の処置も必要ではないかと思い、霜焼け対策として手袋を着用することに思い至った。しかし、普通の手袋では日常生活を送るには不便である。例えば、普通のニット手袋を着用したままで、パソコンを操作することは難しい。
そこで、指無し手袋の存在に思い至った。
昔の特撮ヒーローはレザーっぽい素材の指出しグローブを着用していたが、あんな感じの商品があるのではないかと思って、探すと、ダイソーにあった。ダイソーは110円、少し凝った柄のミトン状の指無し手袋は220円で両方ともに買った。ただ、時期も需要のピークを過ぎていたため、5本指無しはベージュのみ、ミトン状は濃い黄色しか残っていなかった。
赤も黄色も嫌いではないが、やっぱりベーシックな黒無地も欲しかったことを虚無に過ごす正月中にふと思い出して、Amazonでポチった次第である。
自宅に到着後、念のためにヨドバシカメラドットコムで同じ商品を検索してみたところ、Amazonよりもはるかに安い143円で販売されていたから、Amazonでポチったことを激しく後悔した。
近々、ヨドバシカメラドットコムでも黒無地と濃いブルーの2点をポチろうと思っている。2点合計で286円という驚きの安さである。
おたふく手袋は創業が大正15年の大阪拠点の企業で、主に作業着業界に属しており、作業用手袋・靴下、作業用インナーやタイツなどを企画製造販売している。
おたふく手袋株式会社
これまで接触の無い当方としては地味だが堅実なメーカーという認識だが、某作業服販売に携わる人に言わせると、販売に関してはあまり積極的でないという印象があるとのことだ。
この破格に安い指無し手袋にしろ、キチンとアピールすればもっと売れるのではないかと思っている。赤と黄色を1年間使った結果でいうと、毛玉はできやすい。なので、こまめに毛玉を取ることが必要だろう。ただ、この手のアクリル・ポリエステル混のカラー軍手タイプの手袋は、ほとんどが毛玉ができるので、間違っても「毛玉が出来たーキィー」とならないようにしてもらいたい。
SNS上には昔から今に至るまで毛玉ができることに対して過剰反応する人が少なからずおられるので。
それにしても、日々老化を感じる。
というのも、昨年1月の手の甲の霜焼けもさることながら、2020年頃から毎年12月中頃から、耳たぶに霜焼けができるようになってしまった。
2020年頃というと暖冬が続いている時期にもかかわらず、耳に霜焼けができるのだから、相当に当方の血流が悪くなっていることが分かる。
また、昨年1月もピンポイントで冷え込む日は何日かあったが、全体としては暖冬だったにもかかわらず、年末大掃除の各種洗剤や重曹、セスキ水などで皮膚が荒れていたとはいえ、霜焼けのような症状が出てしまった。これもいかに血流が悪くなっているかということになる。
2020年以降の経験を踏まえて、昨年12月から風呂に浸かりながら必ず耳たぶをマッサージし、昨年買った指無し手袋を着用して生活しているが、そのおかげなのか、耳たぶの霜焼けも手の甲の霜焼けもできずに過ごせている。ただし、年末大掃除の結果、手の甲の皮膚が荒れてしまったので、風呂上りには毎晩ハンドクリームを塗りたくってから寝ている次第である。
そういえば、昨年末に「今年買って良かった物」で本来ならばこの安くて使い勝手の良い指無し手袋を書くべきだったのに失念していたので、今回付け加えさせてもらいたい。
それにしても、歳月人を待たず、馬上少年過ぐ、である。
老化した当方の身体は、冬になると指無し手袋が欠かせない物になってしまった。
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