「ディオール（DIOR）」が、スキンケアシリーズ「ディオール カプチュール」のインターナショナル アンバサダーに俳優のシャーリーズ・セロンを起用した。

　先進の肌の幹細胞研究を基に、40年近くディオールのスキンケアを象徴し続けてきたスキンケアシリーズ「カプチュール トータル」が、今年ディオール カプチュールとして刷新。再生医療技術から着想した美容液「ディオール カプチュール ル セラム」を1月10日に発売した。

　シャーリーズ・セロンは、昨年5月にディオールのスキンケア＆ファインジュエリーのアンバサダーに就任。セロンの価値観や揺るがない強さと、カプチュールが示す自信に満ちて凛とした女性像が共鳴することから今回の起用に至った。

　南アフリカ出身のセロンは、複雑な役柄にリアリティを吹き込む演技で多数の作品に出演。2003年公開の映画「モンスター」ではアカデミー賞主演女優賞やゴールデン・グローブ賞主演女優賞などを受賞した。また、製作会社Secret Menuを設立し、映画「オールド・ガード」や「プライベート・ウォー」をはじめとする多くの映画やTVシリーズを世に送り出している。

　セロンは国連ピース・メッセンジャーも務め、「シャーリーズ・セロン・アフリカ・アウトリーチ・プロジェクト（CTAOP）」を設立し、南アフリカの若者に健康・教育・安全を供給できるよう取り組んでいる。CTAOPは地域に根ざした団体とパートナーシップを組み、性と生殖に関する保健教育、HIV予防などの普及に貢献。2020年には国際NGO「CARE」とエンターテイメント・インダストリー財団と共同で、「トゥギャザー・フォー・ハー（Together for Her）」キャンペーンを発足させ、ジェンダーに基づく暴力との闘いをサポートしている。

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