アルビオンの小林英夫 取締役名誉会長が、1月5日に死去した。享年92歳。かねてより病気の療養中だった。故人の意向により、葬儀は近親者のみにて執り行ったという。
小林名誉会長はコーセーの創業者である小林孝三郎氏の次男として、1932年6月18日に生まれた。1956年に早稲田大学第一商学部を卒業し、同年4月にアルビオンに入社。取締役を経て、1964年に代表取締役社長に就任し、同年からコーセーの取締役を兼任した。2006年にアルビオンの代表取締役会長、2016年からアルビオン取締役名誉会長を務めていた。同氏は現アルビオン代表取締役社長の小林章一氏の父親にあたる。
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また、日本化粧品工業連合会および化粧品公正取引協議会の副会長、日本グラススキー協会の名誉会長などさまざまな公職も務め上げた。薬事功労者として、埼玉県知事表彰や厚生大臣表彰を受賞。2001年には藍綬褒章を受章し、2003年には景品取引功労者として公正取引委員会委員長表彰を受賞するなど、日本の化粧品業界および産業に貢献してきた。
なお、お別れの会は別途後日開催を予定。詳細は後日発表となる。
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