メディカルアパレルブランドの「クラシコ（Classico）」が、ファッションラボラトリー「シンフラックス（Synflux）」とのコラボレーションプロジェクトを始動した。

　同プロジェクトでは、ファッション業界における生地廃棄問題に取り組むべく、AIを活用した独自のアルゴリズムを開発したシンフラックスと連携し、医療用ユニフォームの型紙設計を最適化する。シンフラックスの独自技術「Algorithmic Couture」は、衣服の3Dデータを元に、生地を無駄なく使用するための最適な型紙配置をAIで分析・計算することができ、同技術を使用することで従来比約9〜10％の廃棄量低減が見込めるほか、設計や縫製を効率化することができるという。

　プロジェクト第1弾として、Algorithmic Coutureを活用したメンズ白衣（3万2890円）を1月16日に発売。同アイテムは、程よくリラクシングなシルエットのショートコートで、素材の軽さを生かした軽快でミニマルなデザインに機能性を兼ね備えた。また、2月27日には同技術を導入した医療スクラブも発売する予定だ。

関連記事

ビジネスで大事なのは「動機」と「継続力」　クラシコムとfoufouが手を組んだワケ

BUSINESSインタビュー・対談

関連記事

エイポック エイブル イッセイ ミヤケがシンフラックスと新プロジェクト始動、ジャケット2型を展開

FASHION