「ユニクロ（UNIQLO）」が、公益財団法人日本相撲協会とオフィシャルスポンサー契約を締結した。同契約は、2025年12月に財団法人設立100周年を迎える日本相撲協会の記念事業の一環で、ユニクロは親方や協会職員が着用するオフィシャルジャケット（非売品）を提供する。また、ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」では今春、同協会との初のコラボレーションアイテムを発売。詳細は後日発表される。

　オフィシャルジャケットの開発に際し、ユニクロは社内でプロジェクトチームを結成。親方や職員が実際に働いている様子をモニターし、大相撲の伝統と格式を重視しながらデザイン性と実用性を追求。オフィスから巡業まで、シーンや季節を問わず着用できるよう、軽量、伸縮、速乾性を備える同社の「感動ジャケット」の生地を採用した。背面にはベンチレーション（通気口）を施し、袖を捲り上げやすい仕様に設計したという。なお、体格の大きな親方のために、これまで同社では取り扱いがなかった特注サイズを初めて用意する。

　ファーストリテイリングの柳井康治 取締役 グループ上席執行役員は「日本相撲協会様の財団法人設立100周年を記念する事業に、ユニクロのLifeWearを通じて携われることができ、大変光栄に思います。また、UTでの新たな展開において、日本の国技である大相撲の文化や魅力を、世界中のあらゆる人々に伝えられることが今からとても楽しみです」とコメントしている。

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