Image by: 糸編
宮浦晋哉が代表を務める糸編が、テキスタイルのガレージショップ第3弾を同社が展開するキュレーションストア「糸編商店」内にオープンする。期間は2025年1月9日から11日まで。
糸編は、全国の繊維産地で生まれる開発反やデッドストックのテキスタイルを中心に買い集め、不定期にポップアップを開催するプロジェクトを2020年に始動。産地では職人の試行錯誤によって日々新しいテキスタイルが誕生しているものの、実際に世に出るのはごく一部で、プロトタイプを含めた多くのテキスタイルが倉庫に眠っている状況に宮浦が着目したことを機にスタートした。
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2024年6月には、初の実店舗として「糸編商店」を台東区・鳥越に開設。常時は取り引きのあるアパレルメーカーやデザイナーのみに開放しているものの、2024年11月から「ガレージショップ」として不定期での一般開放も行っている。過去2度の開催では想像を大きく上回る反響があったため、買い付けを強化し、予定より早いタイミングでの第3回開催を決定したという。
前回のイベントの様子
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3回目の一般向けイベントとなる今回は、宮浦が12月に各産地を回って買い付けを行った北陸や播州、尾州産地のテキスタイルを中心に、過去最大となる約350種類を用意。北陸のナイロンパラシュートクロスや高機能テキスタイル、先染めアセテート、レース生地をはじめ、播州の先染めコットンの年代物のテキスタイルや開発反、よろけ織の生地、尾州の種類豊富なウールの経編生地などを揃える。
デッドストック生地
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宮浦は「これまでも、ガレージショップには多くの若いデザイナーさんたちも来てくれています。このイベントを通して大量の生地に触れ、産地ごとの特徴を知り、工場さんと出会うことで、ステップアップの場になったら嬉しいです。そして、産地で創意工夫されたテキスタイルが多くの人の目に触れるよう、今後も産地に行くたびにどんどん掘り起こし、買い付けていきたいと思っています」とコメントしている。
なお、最近では現物限りのユニークなデッドストック生地に注目したアパレルメーカーやデザイナーからの相談も増加。2024年10月には、ほぼ日が“見切り生地”の活用をコンセプトとした新ブランド「タオナス」を立ち上げたほか、11月には中川政七商店が、糸編が保有するデッドストック生地を活用した企画展を阪急うめだ本店で開催した。
■糸編商店 ガレージショップ 第3弾
日時:2025年1月9日(木)~1月11日(土)11:00〜17:00
場所:糸編商店
所在地:東京都台東区鳥越2-2-7 2F
■糸編商店:公式インスタグラム
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糸編代表の宮浦氏(左)と仕入れ先社長(右)
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播州のよろけ織
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