「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ（PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE）」六本木店が、12月10日にリニューアルオープンした。

　新たな内装は、ニューヨークを拠点にプロダクトやインスタレーション、空間デザインなど幅広い分野で活動するデザイナーの田村奈穂が手掛けた。同氏が初めてプリーツ工場を訪れた際、「小刻みに動く機械の間を、一枚の布が通り抜け、ゆっくりと立体的なプリーツへと変わっていく」様子に感銘を受けたことから、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケのものづくりのプロセスや新たな造形が生まれる瞬間の驚き、期待感を表現する空間に仕上げたという。

　店内は、新たなアイデアをプレゼンテーションするエリア、そのイメージを具現化したプロダクトが陳列されたエリア、そのコンセプトを発展させた服以外のプロダクトも並ぶエリア、買い物体験を通じてプロダクトを実際に体験することができるエリアの4エリアで構成。各区画は入り口から店内に向かう同一線上に配されている。ものづくりのプロセスからインスピレーションを受けた空間で、ブランドの魅力を表現している。