10月31日の今日、ハロウィンを迎えた渋谷の街では、多くの来街者によって駅前を中心ににぎわいを見せている。
昨年、渋谷区は「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」といったスローガンとともにハロウィン目的での来街を自粛するよう要請。路上飲酒禁止条例を発令したこともあり、来街者数は想定していた6万人を大きく下回り、1.5万人という結果となった。一方で、隣接する新宿区には約3000人もの来街者が押しよせ、歌舞伎町周辺での路上飲酒、ゴミ散乱などの問題が発生した。
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今年度のハロウィンを前に、渋谷区の長谷部健区長は記者会見を実施。午後6時から翌朝5時までの間、渋谷駅周辺の路上や公園など公共の場所における飲酒を禁止したことを発表した。
そのほか民間では、電動キックボードシェアサービス「LUUP」がハロウィン期間中、渋谷駅近辺12ポートの利用を停止。西武渋谷店では、閉店時間を20時から19時まで前倒し、入口前には仮装した客の入店を断る看板を設置した。「IKEA渋谷店」も、通常21時までの営業を16時までに短縮した。
西武渋谷店
Image by FASHIONSNAP
ハロウィン当日の、渋谷駅ハチ公口付近には「渋谷は、ハロウィンをお休みします」といったメッセージが掲げられ、通行規制が敷かれているものの、駅周辺は混雑している。多くの警官が出動し、立ち止まっての撮影などをしないよう促すなど、スクランブル交差点やセンター街周辺の通行整備に従事している。とはいえ19時時点では仮装をしている人はさほど多くなく、仮装をしていてもカチューシャをつけるだけなど軽度のコスプレイヤーが多い。
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駅周辺を離れ、センター街の方に足を運ぶと人だかりはまばらに映る。また、街中の至るところに掲出された「NO DRINKING ON THE STREET」と書かれたポスターの影響もあってか、19時時点で路上飲酒している人はいなかった。現場では、呪術廻戦やハイキュー、ポケットモンスターなど、アニメキャラクターの仮装が見られた。
センター街付近
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