編集部が実食&推薦するご褒美スイーツ:水曜日のスイーツ Vol.52
ADVERTISING
(2024/10/16)
水曜日の午後。一週間もちょうど折り返し、そんな時にちょうど甘いものが欲しくなる。長い歴史を持った名店や、原宿と言えばコレ!といった定番スイーツから、最新のスイーツまで表参道・原宿にはスイーツがあふれているではないか。いわばスイーツの楽園と言えるかも。さて、今週食べたスイーツはこちら!
本日のスイーツ:INITIAL Omotesando (イニシャル)
メニュー:パフェ
食べたもの:シャインマスカットのパフェ 2,500円(税込)
飲食スタイル:イートイン
「締めパフェ」をご存じだろうか。北海道・札幌でここ数年ブームになっている”夜に味わうパフェ”のことだ。飲んだあとの「締めのラーメン」は馴染みがあるけれど、「締めパフェ」とは斬新。数年前に札幌を訪れた際、友人たちと夜な夜なパフェを食べに行列に並んだ記憶がある。照明をおさえた薄暗い店内で、ほろ酔いで食べた豪華なパフェの味。あの独特な雰囲気をオモハラエリアでも追体験したく、日暮れとともに「INITIAL Omotesando」を訪れた。
秋が深まってきたこの頃。日暮れも早くなり、お店に到着した18時には外はすっかり真っ暗に。(のんびり仕事していたから遅くなっただけだけれど、)「締めパフェ(夜パフェ)」を食べるには、ぴったりのシチュエーションだ。
植物のインテリアや外の風景が見渡せるソファ席に座り、テーブルのQRコードから早速パフェを注文する。
待つこと10分弱。夏から秋(冬)にかけてが旬の「シャインマスカットのパフェ」が目の前に運ばれる。大粒のシャインマスカットがパフェ上部に美しく盛り付けられ、グラスの中にもゴロゴロと詰め込まれている。夜の暗さがアクセントになって、一つ一つの層がまるで宝石のように輝いている。
「パイの部分を外して召し上がってくださいね」と、店員さんが青い取り皿を渡してくれた。芸術作品のようなパフェの全体像に見とれていて気付かなかったけれど、たしかにそのままだとスプーンを入れられない。グラスを倒さないように、丁寧にパイを移動させる。
食べる準備は完了!まずは、グラスのふちのシャインマスカットを一粒頂きます。大きな弾力ある粒が口の中でプチっと弾け、秋の味覚を存分に味わうようにおいしい甘さが身体に染み渡る。お次は、「ホワイトチョコレートとドライフルーツ」&「巨峰」の2種のジェラートを一緒にすくって。洋酒がきいたドライフルーツと爽やかな巨峰が混ざり合い、絶妙なおいしさのバランスだ。
さらにクリームの層まで食べ進めると、なんとそこにはカプレーゼ風の「モッツァレラチーズ」が。さらに、一番下の層には「バルサミコソース」が潜んでいて、「締めパフェ」だけれど、なんだかお酒と合わせたくなってしまうようなユニークな組み合わせに驚いた。
グラス部分を味わい尽くしても、まだまだお楽しみは続きます。最初に取り分けたパイ部分、生地の上に載った「ガトーショコラ」は、小麦粉不使用でとろとろ濃厚な食感。
シャインマスカットとの色合いが綺麗な「エディブルフラワー」や、大きめに形取られた「カカオニブのチュイル(ウエハース)」など、視覚からも楽しめる豪華な盛り付けを最後まで味わった。
シャインマスカットがグラスから無くなってしまうのが惜しくてゆっくりと食べた今回の「締めパフェ」。だけれど、想像以上にいたる層にゴロゴロと果実が入っていて、爽やかな甘さを大満喫することができた。
やっぱり、"夜にパフェを食べる"ってなんだか魔法にかかったみたいな不思議な感じ。オモハラエリアでお酒を楽しむ際、どうせ締めを食べるのならば、罪悪感も忘れて「締めパフェ」をチョイスしてみるのはいかがだろう。
■INITIAL Omotesando (イニシャル)
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-7
営業期間:12:00-22:00(土日祝は11:00-)
ラストオーダー:21:45
定休日:なし
※敬称略
Text & Photo:Rumi Hasegawa
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【OMOHARAREAL】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境