フランス俳優 ジャンヌ・モローを特集上映、「リュミエール」や「思春期」などを公開
Top Photo:「思春期」 © 1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS
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フランス俳優 ジャンヌ・モローを特集上映、「リュミエール」や「思春期」などを公開
Top Photo:「思春期」 © 1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS
脚本家や映画監督も務めたフランスを代表する俳優 Jeanne Moreauの特集上映「映画作家 ジャンヌ・モロー」が、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA他全国にて順次公開中。
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Orson Welles、François Roland Truffaut、Louis Malleなどの巨匠による名作の数々に出演し、その映画への情熱と好奇心に満ちた創造力から映画監督としても活躍したJeanne Moreau。
初めて監督を務めた映画「Lumiere(邦題:リュミエール)」について、「私は女たちを称賛している。ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。男たちが示す形ではなく」と語ったように、彼女の作品にはさまざまな年代の女性たちの率直な言葉や飾り気のない姿が映し出されている。
また、Moreauは1971年に哲学者で作家のSimone de Beauvoirと俳優 Catherine Deneuveらと共に、中絶の合法化を求める嘆願書「343人のマニフェスト」に署名し法律成立へと導く。
そうした精力的な活動を通して自身の信念を貫き通し、2017年7月にその生涯を閉じた。
今回の特集では彼女の監督作品から、70sから80sにかけて制作された女性たちをめぐる3作品を上映。
Moreauが主演を務め、4人の女性の欲望や葛藤、連帯を鮮やかに描いた監督第1作「Lumiere」、サイレント映画期から活躍しハリウッドの頂点を極めたLillian Gishとの邂逅に迫ったドキュメンタリー「Lillian Gish(邦題:リリアン・ギッシュの肖像」の日本初公開となる2作と、フランス中部の村を舞台に12歳のMarieが母、祖母と共にバカンスを過ごす物語「The Adolescent(邦題:思春期)」がラインナップする。
女性の新たな領域を導き、たくましく歩んだJeanne Moreau。
それぞれの個性が共存する世界から、人生の豊かさを感じ取って。
ESPACE SAROU
03-6416-0335
【映画作家 ジャンヌ・モロー】
RELEASE DATE:10月11日(金)
※新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAその他全国で順次ロードショー
FILMS:
「リュミエール」(1976)
「思春期」(1979)
「リリアン・ギッシュの肖像」(1983)
WEBSITE:jeannemoreau.espace-sarou.com
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