ロッテ免税店JAPANが、東急プラザ銀座に出店している「ロッテ免税店東京銀座店」をリニューアルオープンした。同社はオープンを記念し、事業戦略発表会およびオープニングセレモニーを開催。イベントにはロッテ免税店のキム・ジュナム代表取締役とロッテホールディングスの玉塚元一代表取締役兼CEOのほか、韓国のボーイズグループ「ライズ(RIIZE)」が登壇した。
ロッテ免税店東京銀座店は、2016年3月31日に東急プラザ銀座の8階と9階にオープン。市中免税店としては都内最大の広さとなる4400平方メートルの売り場面積で、300ブランド以上のアイテムを取り扱っていた。
ADVERTISING
リニューアルでは「ハイブリッド」をキーワードに、日本の顧客との親和性を高めるために2つのフロアの役割を分離。海外出国の手続きを済ませた場合のみ利用できる免税機能のある店舗は9階のみにし、8階は出国に関係なく誰でも利用できる売り場構成に変更した。
8階は「GINZA ROAD」と「GINZA FRIENDS」といった2つのエリアを設け、これまで銀座店で展開のなかったブランドやアイテムを中心に販売。「GINZA ROAD」ではK-POP関連グッズや韓国ファッションを中心に取り扱い、韓国発のファッションプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」の実店舗をオープン。日本でも人気の高いショップ・ブランドを揃えた。
Image by: FASHIONSNAP
「GINZA FRIENDS」では、約509平方メートルの売り場面積に日本、韓国、中国で人気のキャラクターを集約。韓国の若年層から人気を集める「ベリゴム(BELLYGOM)」を国内で初展開するほか、「MUZIK TIGER」や「ジャンマンルピー」など日本でも人気のあるキャラクターを揃える。また、「ONE PIECE」「鬼滅の刃」「NARUTO」などお馴染みのキャラクターもラインナップしている。
9階の免税店は出国の60日前から前日まで利用可能で、トラベルリテールの人気に配慮した日本の酒類、タバコ、化粧品などのラインナップを強化。特に、サントリーをはじめとする日本の酒類を取り扱う「プレミアムスピリッツ」の売り場をリニューアルし、日本ならではのモノづくりを世界に発信する空間として和紙や木目調のデザインを採用した。「山崎スモーキーバッチ」や「白州ジャパニーズフォレスト」など75ブランド、3000種類以上を揃えている。
Image by: FASHIONSNAP
事業戦略説明会に登壇したロッテ免税店のキム・ジュナム代表取締役は、「ロッテ免税店東京銀座店はオープン以来、8年ぶりにリニューアルオープンをさせていただくことになりました。一重に皆さまのご支援、ご指導があってのことと厚く御礼申し上げます」と感謝を述べた。
Image by: FASHIONSNAP
また、ロッテ免税店の公式アンバサダーを務めるライズのメンバーはトークセッションに登場。日本人メンバーのショウタロウは「免税店と言えば出国しないと使えないイメージですが、飛行機に乗らなくてもK-POPやかわいいキャラクターのグッズを買えるのは嬉しいです」とコメント。ウォンビンは「リニューアルした店舗のセレモニーに参加できて光栄です。大きく変わったと聞き、とても楽しみです」と話した。
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境