イタリアのコンテンポラリーファッションブランド「マックス アンド コー(MAX&Co.)」が、イタリアのフレグランスメーカー マヴィヴ(Mavive)とグローバルにおける独占的な販売代理店契約を締結した。同契約に基づき、ブランド初となるフレグランスコレクションを2025年9月にローンチする計画を進めている。なお、現時点で日本での展開は未定。
マックス アンド コーのブランドディレクターであり、「マックスマーラ(Max Mara)」を運営するマックスマーラ・ファッション・グループ(MMFG)のサステナビリティ委員会メンバーのエリア・マラモッティ氏(Elia Maramotti)は、「このパートナーシップにより、マックス アンド コーの新しい歴史の一章を開くことができる。マヴィヴは我々と同じく伝統と技能を大切にしながら、研究とイノベーションに取り組んでいるため、共にマックス アンド コーのポジティブな精神を新しい感覚で世界中に広めたい」とコメントしている。
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また、マヴィヴのCEOであるマルコ・ヴィダル氏(Marco Vidal)は、「マックス アンド コーとの流通契約を締結できたことを嬉しく思っている。同ブランドは現代の女性消費者のニーズを代弁する強い個性を持ち、高品質を体現している。この契約は、当社のポートフォリオ多様化の戦略と提案の拡大の一環であり、5ヶ年事業計画を支える重要な一歩である」と期待を寄せる。また、「2024年はマヴィヴにとって多くの新たな展開があった年だ。新ブランドの立ち上げ、新フレグランスラインの発表、既存ラインの市場強化を行い、今回のライセンス契約はその延長線上に位置するものである。この契約は、マヴィヴの事業計画に基づくバランスの取れた成長を支援するものだ」と続けた。マヴィヴは複数のフレグランスブランドを手掛け、ファッションおよびライフスタイルブランドのライセンス契約によるフレグランスでは、「フルラ(FURLA)」や「ポリス(POLICE)」などを展開している。
マックス アンド コーの初のフレグランスコレクションでは、3種類の香りを展開する予定。フレグランスは一部のブティックや主要な国際香水店、百貨店で販売する計画だという。今後はマックス アンド コーとマヴィヴは共に革新を追求し、新しい香りの世界を消費者に提供することを目指す。
◾️マックス アンド コー:公式サイト
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