Image by: FASHIONSNAP
モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)が、自身が代表を務めていたチャリティ団体「ファッション・フォー・リリーフ(Fashion For Relief)」における寄付金の不正利用が発覚し、英チャリティ委員会から慈善団体の代表資格剥奪処分を受けたことが明らかになった。複数の海外メディアが報じている。
ファッション・フォー・リリーフは、2005年にナオミ・キャンベルが設立した慈善団体。英ガーディアン紙の報道によると、ナオミは、同団体でチャリティを目的に世界各地でセレブリティを招いたファッションイベントを開催し数百万ドルの寄付金を集めていたものの、実際にはわずかな金額しか寄付を行っておらず、その多くを不正利用していたことがチャリティ委員会の調査によって発覚したという。
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同委員会は、ナオミが寄付金を高級ホテルやエステ、タバコ、自身の警備などに使用したほか、ファッション・フォー・リリーフのメンバーの一人に不正に資金を渡していたと指摘。調査団は、ファッション・フォー・リリーフから約35万ポンド(約6667万円)を回収しセーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)とロンドン市長基金(the Mayor’s Fund for London)に支払うとともに、ナオミに対し5年間の資格剥奪処分を下した。なお、ファッション・フォー・リリーフは2024年3月15日付で慈善団体登録を削除されている。
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