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「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」を手掛ける川久保玲が、イギリス・ロンドンのデザインイベント「ロンドン・デザイン・フェスティバル 2024(London Design Festival 2024)」で生涯功労賞を受賞した。
ロンドン・デザイン・フェスティバルは、サー・ジョン・ソレル(Sir John Sorrell)とベン・エヴァンス(Ben Evans)が2003年に設立。毎年、ロンドンやデザイン業界への貢献を称え、ロンドン・デザイン賞、デザイン・イノベーション賞、新進デザイン賞、生涯功労賞といった4つの賞を授与している。
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川久保は、1969年にコム デ ギャルソンを設立。日本人デザイナーとして初めてパリ・ファッション・ウィークのスケジュールに同ブランドを登場させた。2004年、川久保は夫のエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)とともに、ロンドン・メイフェア地区にドーバーストリートマーケット(Dover Street Market)をオープン。後に銀座、ニューヨーク、シンガポール、北京、ロサンゼルス、パリに店舗を拡大した。2017年には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館で「川久保玲/コム デ ギャルソン」をテーマにした大規模な回顧展「#Art of the In-Between」を開催。メトロポリタン美術館での特別展のテーマに現存するデザイナーが選ばれたのは、1983年のイブ・サン・ローラン(Yves Saint-Laurent)以来2人目だった。
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