「セッチュウ」デザイナーの桑田悟史
「セッチュウ(SETCHU)」を手掛ける桑田悟史が、2025年1月14日から17日までの期間で開催される「第107回ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo)」にゲストデザイナーとして参加することが決定した。フィレンツェでブランドとして初のショーを実施する。
桑田は1983年生まれ。ピエール・カルダン(Pierre Cardin)のアシスタントを務めていた叔母や美大出身の祖父、母の影響を受けてファッションに目覚め、高校卒業後に「ビームス(BEAMS)」の販売員を経て21歳で渡英。サヴィルロウの「ハンツマン(HUNTSMAN)」などでテーラリングを学びながら、アートスクールのセントラル・セント・マーチンズに通学し、「ガレス ピュー(Gareth Pugh)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「エデン(EDUN)」、Ye(カニエ・ウェスト)のオフィスなどで経験を積んだ。2021年春夏シーズンに和と洋の融合を表す日本語「和洋折衷」に由来した「セッチュウ」をスタートし、「クラシックなものに一捻りを加える」をキーワードに、折り紙などから着想を得たアイテムを展開している。2022年にイタリア人デザイナー&イタリアを拠点にするデザイナーの発掘コンテスト「Who Is on Next」で最優秀賞を受賞し、2023年6月にはファッションプライズ「LVMH Young Fashion Designers Prize」でグランプリを受賞した。
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桑田はゲストデザイナーに選出されたことについて、「来年1月のピッティ・ウオモで、セッチュウの初のショーを開催できることを光栄に思い、感激しています。私のコレクションを披露し、知識豊富な観客の皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。本当に特別なものを作るために、私にとってとても意味のある、汎用性、時代性、職人技、機能性というコンセプトに取り組むつもりです。このような機会を与えてくれたピッティ・イマージネの皆さんに深く感謝しています」とコメントした。
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