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「アシードンクラウド(ASEEDONCLOUD)」から派生した「職人の服」をコンセプトに掲げるブランド「ハンドベーカー(Handwerker)」が、2025年春夏コレクションで、ブランド10周年の記念アイテムを発表した。2025年1月から順次、ハンドベーカー取り扱い各店で取り扱う。
ハンドベーカーは、毎シーズン1人の職人にフォーカスを当て、左官や木工職人、エディターなど様々な仕事人が求める機能を取り入れた服を発表してきた。10周年を迎えた今シーズンでは、各シーズンでフォーカスし、製作したアイテムをプレゼントした職人たちから、各アイテムを一度回収。実際に着用してみて発見した改善点を吸い出し、ブラッシュアップした10周年記念アイテムのジャケット、パンツ、シャツの計3型をラインナップする。
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3型のアイテムに共通する職人たちからの要望は「手ぶらになれる」こと。ジャケットは、脱いだ後、置き場がないことの対策として、内側に斜めにストラップを配し、背負えるようにした。腕周りの動きやすさを改善し、シワになりにくいリネン素材とコットンナイロン素材の2素材を採用した(計3色展開、4万7300〜4万9500円)。シャツは、前屈みになってもポケットに入れたものが落ちないように、背中にものを逃すためのポケットを施した(2素材、各2色、3万1000円)。パンツは、500mlペットボトルなどが収まる縦長のポケットをボディの外側に独立させることで、大きなものを入れてもシルエットが崩れないように設計した(2素材、計3色展開、3万1000円)。
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このほか、今シーズンはブランド立ち上げ当初に使用していたが現在では生産が終了してしまったツイル生地「備前壱号」を再現して製作したパンツ2型を用意(各2万9700円)。また、数年前に展開していた「ヘルスニット(Healthknit)」とのコラボアイテムを復活させ、当時のパッケージグラフィックをあしらったパックTシャツとして展開する(1〜3枚組、6400〜8500円)。
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